Σリーグ第5節 1-C卓せどなりあん選手
L「5/4(日)Σリーグ第5節。今回は何でも鳴けばいいというものではない所属、せどなりあん選手にインタビューさせて頂くことになりました。」
L「初登板では悔しい4着、2回目の登板はオーラス捲られての2着と悔しい結果が続いていましたが3度目の正直、見事トップを取られました!おめでとうございます!今の率直な感想をお願い致します。」
せどなりあん「ありがとうございます!!横移動で南4局が終わった瞬間は本当にほっとしました。その後徐々に嬉しさが込み上げきました」
L「今回はΣリーグの視聴者も楽しみにしていた初の兄弟対決、皆さん楽しみにしていたと思います、組み合わせ表が発表されていかがでしたでしょうか。」
せどなりあん「発表された瞬間はやっと来たかとワクワクしていましたが、試合が始まる前は3戦目にして初めて緊張してましたね笑 チームメイトに緊張をほぐしたいからVCで話そうとお願いしちゃうくらいには緊張してました」
L「視聴者としても楽しみな組み合わせでしたがせどなりあんさんも緊張されたんですね笑。ではさっそくまずは東3局を伺っていこうと思います。東2局にゆうれいいか選手へ満貫の放銃をして8000点のビハインドで迎えた東3局、赤ドラのチャンス手であるものの、Pacific Dainagon選手の早々の2副露が入りました。」
L「その後笹子選手の副露にPacific Dainagon選手の3副露目が入り5mポン出し後6m手出しとかなり嫌な捨て牌から、しっかり対応し2枚切れカン8s待ちも迷わず立直、見事一発でツモ和了され跳満をツモあがられました。この局の思考をお聞かせください。」
せどなりあん「満貫のビハインドを背負ってしまった以上この局で1番大事なのは和了を逃さないことだと思っていました。なのでダイナゴンさんや笹子さんから仕掛けが入りますがあまり気にせずに手を進めていきました。」
せどなりあん「最後に2枚切れの間8sで聴牌した所ですがこれは和了逃しをしないというのがこの局のテーマなので絶対にリーチすると決めていました。」
せどなりあん「間8sが山に2枚ありそうとかダイナゴンさんの手が高そうとかその他にもプラスの情報マイナスの情報どっちもあるとは思いますが、リーチを打たないで8s出上がり5200~を逃す事に比べたら些細な事だと思います。最高の結果になり嬉しかったです」
L「結果一発ツモ、お見事な選択でした。」
L「その後ダイナゴン選手に一発目一発で放銃に回り、南2局親番、かなり好配牌な中、ゆうれいいいか選手に2副露が入りカン5mの断么九一盃口の聴牌を取られました、かなり苦しい形なこともあり聴牌取らない選択などもあるかなと思いましたが、この時の思考を教えていただけますでしょうか。」
せどなりあん「ゆうれいいかがクソ鳴きを多様するとはいえ既に2副露で一向聴以上はありそうな以上聴牌を外すのはスピードが間に合わないと思い聴牌を取りました。」
せどなりあん「待ちは良くないですが打点は十分というのもあります。それに加えて聴牌を取らないとしたら4sを切ると思うんですが4sを切った後に良系聴牌する牌は3.6s 3.4.5.6.7mなんですがその内3.4.6.7mは聴牌を取っていても良系変化しますし5mは自摸なので聴牌を外しても嬉しい牌の数があまり変わらないというのもありました。」
L「なるほど、打点も速度もみた聴牌取りということですね。続く南2局1本場、こちら123三色が見える配牌から、オリジナルな手順で234三色の手組をされておりまして、こちら萬子を外しそうだなぁとみていたのですがこの時の思考を教えていただけますか。」
せどなりあん「この局は今の自分ではどうやって進めればいいか分からなかったのでこっちの方が良さそうだみたいな感覚で進めていきました。打ってる時の自分に話しを聞きに行きたいですね」
L「なるほど、チーム振り返り配信などで見てみたいところですね笑」
L「続いて南3局、西を槓子して立直をした局、カン8pとカン7mの選択でカン7mを選択されました。これがカンにつながり2度目の跳満かつゆうれいいいか選手の一発ツモを防いだわけですが、この時の思考をお聞かせください。」
せどなりあん「まず1番大きいのは単純に見た目枚数の差ですね。それに加えて萬子の形は変化が多いので色々なツモに柔軟に対応出来るかなと思い間7mの方を残しました。結果は西が暗刻になり萬子の複合系を残したのが生きて雀頭が出来てリーチ!!お兄ちゃんがビビってくれてその後跳満自摸最高の結果でした。」
L「ゆうれいいか選手も押したかったなぁと感想を述べられていましたので一つやってやったぞ!といったような感じでしょうか」
L「さて南4局、こちらも面白い選択がありました、笹子選手が中槓してPacific Dainagon選手が立直をいれている局、7s槓子をカンして笹子選手の海底を消すこともできたのですが、安牌もあるなかあえて槓しませんでした。この時どうしてカンしなかったのでしょうか。」
せどなりあん「槓をして海底を消すと笹子さんに高い手をツモられる可能性が消えてこの局の失点が聴牌料の1500点で済むので一見消した方が良いように思いますがダイナゴンさんが出したリーチ棒が残ったまま流局すると次局ダイナゴンさんとゆうれいいか2人が満貫自摸トップ条件になってしまいます。」
せどなりあん「ですが笹子さんが海底で自摸ってくれると供託のリーチ棒が消え2人は次局も跳満自摸条件のままなんです!さらにラス目との点差もつまり2着確定の和了なども発生しやすくなります。また笹子さんが海底でダイナゴンさんの当たり牌を掴む可能性もありその場合はダイナゴンさんの手が倍満でない限りはトップで終了なので海底を消さない選択を取りました。
L「なるほど、緻密な点数状況も加味した選択ということなのですね。勉強になります。」
L「そしてなんといっても南4局、ゆうれいいいか選手が發をポンして自身は赤5s一枚しかない中暗刻牌の3pのアシスト、ゆうれいいいか選手も赤5pを切って安いアピール、見事2mを鳴かせることに成功し、逆転手をいれたダイナゴン選手を兄弟の力で封殺しました。この時の思考をお聞かせください。」
せどなりあん「ゆうれいいが仕掛けた時点で満貫の可能性はあるとはいえ薄いそれならば取り敢えず鳴かせて最後放銃さえしなければ結構トップかなと思いアシストを始めました。」
せどなりあん「赤5pが出た後は5200直撃や満貫自摸の確率も下がり鳴いてくれそうな牌も限定されていたので2mは打ちやすかったですね。上手くいって良かったです。ただ満貫の可能性がある以上最初のアシストから間違っているかもしれないのでチームメイトに聞いてみたいと思います。」
L「結果見事なコンビプレーと絶賛されていました、ご自身では検討の余地ありかも知れませんが視聴者として素晴らしい幕引きだったと思います。」
L「さて、第5節を終えまして現在+64.1ポイントの5位と好位置につけております。なんでも鳴けばいいというものではないのファン並びにΣリーグ視聴者の方へメッセージをお願いします。」
せどなりあん「ななないは第1節以降は毎回プラスポイントを積み重ねていてチームの雰囲気もとても良いです。ななないは強いです!!この調子でガンガン勝っていきますのでななないファンの方は引き続き、そうでない方も是非ななないのファンになって頂いて応援よろしくお願いします!!皆様の応援が力になります!!(👈言ってみたかった)」
L「ありがとうございました。なんでも鳴けばいいというものではない所属、せどなりあん選手でした。」
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