Σリーグ第12節 1試合目 メカZ選手

L「5/31(水)Σリーグ第12節。今回はチームなんでも鳴けばいいというものではない所属のリーダーメカZ選手にインタビューさせて頂くことになりました。」

L「第12節ではメカZ選手、11節に続き個人2連勝となりました。まずは率直な感想をお聞かせ下さい。」

メカZ「前身のFCリーグから今回のΣリーグにかけてトップの後によくない結果が出ることが多かったので今回いい結果が連続で出せてよかったです。」

L「ありがとうございます、ではまず東3局、のこり3巡ある状況にてカン7s聴牌を入れられました。こちらダマに構えられました。」


L「こちらドラ表示牌とはいえ1枚しか見えていない状況、リーチもあるかなと思いましたが立直せず。この判断でゆうれいいか選手への放銃を回避し聴牌を取り切ることに成功されました。視聴者としてこれは神回避だと興奮したものですが、この時の思考をお聞かせください。」


メカZ「これは索子が場に高くて全く和了れる気がしなかったのでダマにしました。ゆうれいいかさんはそこまでケアしてなかったんですが成田Pが捨牌的に少し早いかなと思っていたのでラス目とこの待ちで戦うのはちょっと損かなと。見た目3枚なのでたまには勝つと思うんですが曲げて勝負しても3900放銃とかになる方が多い印象です。」


L「なるほど、場の状況なども加味した結果ということですね。続きまして満貫のリードを手にした南2局、2着目で第一打からドラ受けもできる7sから切り出し七対子を選択したように見えました。こちら3対子とはいえ面子手を狙うには悪くない孤立牌もあり面子手を狙う方もいるかと思うのですが、この局の思考をお聞かせください。」


メカZ「この局は基本受け気味のスタンスでした。メンツ手だとかなり幸運に恵まれた上で中盤以降にリーチドラ1が打てるかどうかという感じの配牌でそこそこ点棒を持った状態からそれを目指す必要がないかなと。持ち点的に穏やかに局が流れてくれるならそれでいいのでそれなら守備を意識しながらの七対子進行の方がバランスがいいかなと言う感じです。」


L「守備に重きをおいた選択ということでしたか。続いてオーラス和了トップの状況でジョコラー選手が2mのポン。成田プロからでた3mをチーして断么九へと向かわれました。6pがネックになり鳴かない選択をされる選手もいらっしゃるかと思うのですが、この時何故副露という選択となったのでしょうか。」

メカZ「この局で回避すべきはゆうれいいかさんの和了りでジョコラーさんの和了りは別に構わないと思っていました。むしろ自分の和了りがあまり見えない形なのでジョコラーさんに和了ってもらってもう一回配牌を取りたい。そこで僕も仕掛けることによりゆうれいいかさんを牽制してゆうれいいかさんに『二人仕掛けたし放銃はしたくない。ジョコラーさんが和了ってくれるケースにかけて降りよう』と思ってもらいたくて仕掛けました。基本的にはここから少しして降りるつもりだったんですが6p鳴けたのでつい前に出てしまいましたw」

L「惜しくもこの半荘はジョコラー選手の和了となりましたが素晴らしい判断であっだと思います。また最後の局も難しかったと思います。和了トップのほぼ並びの状況で白はドラ。鳴けない可能性もある中2sポンの混一色に向かわれましたが、すぐに白をポンできたおかげで最後に残していた3pが見事にリャンメンとなり和了しました。この時の手牌進行についてお聞かせ下さい。」

最後は2-5pを見事ツモ和了で試合終了


メカZ「ここは完全に混一を見切った手順でもよかったかなと思います。白が鳴けなかったが混一にしたおかげで和了れた、というケースは和了り巡目が相当深くなりそうなので間に合わないことも多そうなので白をポンできる可能性に賭けた方がよかったかなと。ゆうれいいかさんにとってはただの役牌で絞る意味はないしジョコラーさんも和了らないと3着なので成田Pに行かない限りはドラとは言え基本絞られないので6mを残していた方がよかったなと思います。運よく3pにくっついてくれて助かりました。」

L「素晴らしい和了となりましたが反省点の残る選択でもあったのですね。しかし結果としては最高のトップを掴む勝利となりました。」

L「メカZ選手、さらには今節ぐちやま選手の連勝によりなんでも鳴けばいいというものではないは総合3位、まだ8節あるとはいえファイナル進出ラインも狙える好位置につけているかと思います。Σリーグの視聴者の皆様、なんでも鳴けばいいというものではないのファンに向けて、次節への意気込みをお聞かせください。」

メカZ「残り8節はかなりの試合数なのでもう少し様子を見てからですねw残り4節くらいでジャンプアップを狙える位置にいたらその時に改めて作戦を考えたいと思います。それまでいい位置につけていられるようがんばります!」

L「ありがとうございました。なんでも鳴けばいいというものではない所属、メカZ選手のインタビューでした。」


メカZ@mekazettonn


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?