Σリーグ第二期第1節インタビュー記事〜いぬカルビ選手〜

L「11/1(水)Σリーグ第二期第1節。今回はぽんてんLv47所属のいぬカルビ選手にインタビューさせて頂くことになりました。」
 「トップおめでとうございます!見事大きな大きなトップを持ち替えられました。今の率直な感想をお聞かせください。」

いぬカルビ「ありがとうございます!最高の気分です!何よりも開幕戦を任せてくれたチームメイトの期待に応えることができたのが一番嬉しいです!」

L「大きな大きなトップ、喜びもひとしおでしょう。Σリーグ初参戦にして開幕戦を託ましたが、登板前どのようなお気持ちでしたか?」

いぬカルビ「とにかく勝ちたい!という欲望にまみれていました(笑)あとは試合が楽しみで仕方ないという感じでしたね。元々楽観的な性格であまり緊張をしないたちなので初登板に対する緊張とかは全くありませんでした。」

L「勝ちたい気持ちが実ったような見事な大きなトップでした。それでは試合を振り返って頂きましょう」


L「東1局白中の混一色の見える手牌で中のポンから鳴いていき、見事対々和の6000オールという最高のスタートをきれました。こちら初和了が跳満スタートとなりましたが積極的に和了に向かった最高の結果となったと思います。この局の進行、和了出来た時の感想をお聞かせください。」

いぬカルビ「分岐としては打9mとしてトイトイにするか打8sとしてホンイツにするかというのがありました。辺7mが必要なホンイツよりも8sがポンできるトイトイの方があがりやすいかとも思ったのですが、その後の変化による柔軟性があり18000に打点が伸びる可能性も残るホンイツのルートを選びました。結果として思い描いた最高の形であがれたのは幸運でしたね。ただ、和了したあとは気分が少し高揚しているのを感じたので落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせて冷静さを失わないようにしていました。」

L「東場から大きなリードを得てからも気を引き緩めないようにするのは大変そうです。その後も連荘を続けられリードを築きあげておりお見事でした。」

L「続きまして東1局3本場、対面に5sをポンされている状況で1sチーして純正帯么九9m単騎に迷わず仕掛けられておりました。こちら見事に9mを捉え4000オール、一気に突き抜けましたが、この局について思考をお聞かせ願えますでしょうか。」

いぬカルビ「打点も見込める1シャンテンというかなり良い配牌を貰ったので満貫級の手に仕上げようという意識を持って進行しました。最初の分岐はツモ東の場面で、東を残してリーチチャンタドラ1の1シャンテンに受けるルートに行くかの選択がありました。ただしこのルートは形がかなり限定され8mと東というネックが生まれてしまい、且つ鳴くと安いという弱点があったので選びませんでした。」

いぬカルビ「次の分岐はツモ2sで23sのターツが出来た場面ですね。かなり123の三色が狙える形になったので23sはターツとして使うことが濃厚になり、これで必要な4メンツ候補は揃ったので79mをターツとして維持する必要がなくなりました。なので雀頭候補として、純チャンが狙える9mとドラの3mを残す打7mを選択しました。またこのルートの場合はツモ24m等でドラ2を使い切れそうになれば手役にこだわらずにリーチを目指す進行も残せます。普段から序盤はなるべくどんなツモが来ても対応できるよう、手の形が許す範囲で色々な可能性を残すように心掛けています。」

L「なるほど、可能性を追い求めて見事純正帯么九の4000オールを捉えられたのですね、素晴らしい手順でした!」


L「続きまして個人的に気になった場面なのですが、東3局2本場、こちら親と上家が2副露いれた場面でこの5sを引きかなり時間を使って6sを打つ選択をされておりました。こちらの思考をお聞かせください。」

いぬカルビ「ここでは6sを切るか87pを落とすかを比較していました。自己都合では6sを切りたいのですが、親のチー出しが5sで聴牌ならば6sは危険だと思っていました。一旦現物の5sを切って1シャンテンに取るルートもありましたが、聴牌打牌が同じく危険な7sになるため打5sとするならば自己都合で今6sを勝負する方が良いかなと考えていました。」

いぬカルビ「もう一つが先述した6sを切らずに迂回する87pルートです。5pが4枚見えで8pの先切りもあり7pの安全度が高そうだったので、87pを落としつつマンズで雀頭を作りソーズの中膨れから2メンツを作るルートも考えました。選択の決め手になったのは場の平均打点の低さで、ドラの見え方から親の手は安いと判断しそれならばリスクを取って自分の和了を取りに行こうと考えた結果6sで放銃となりました。この放銃自体は想定の範囲なので気にしていませんが、6sの危険度の見積もりがどの程度の確度だったのかは検討し直しておきたい点です。」

L「なるほど、どのルートを取るかしっかりと精査されていたのですね。」

L「さていぬカルビ選手の活躍によりチームは+58.8の3着の好位置についております。Σリーグを視聴いただいている皆様、並びにぽんてんLv47のファンに向けてメッセージをお願いします。」

いぬカルビ「ぽんてんはメンバーそれぞれが別々の特長や個性を持っていて、それぞれの強みでお互いを補い合えるとてもバランスの取れたチームだと思います。また個性は様々でありながらも全体としての波長は合っている、そんな素敵なチームだなと私は感じています。選出メンバーは全員新規なので見ている皆様もまだどんなチームなのか探っている段階だと思いますが、ぽんてんの魅力を余すことなく伝えられるように頑張りますので応援のほど宜しくお願いします!いつか『ぽんてんを応援してきて良かった』と思わせてみせますよ!」

L「ありがとうございました。ぽんてんLv47所属、いぬカルビ選手のインタビューでした。」


いぬカルビ選手X@random_number_a

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