Σリーグ第二期第2節インタビュー記事〜さやの選手〜

L「11/5(日)Σリーグ第二期第2節。今回は縁所属さやの選手にインタビューさせて頂くことになりました。」
 「まずは自身初登板、2着といった結果となりました、今の率直な感想をお願いします。」

さやの「チーム初連対だったので嬉しかったです!ただ、道中の分岐でトップになれた可能性があったかなと思います。60+0秒のルールは久しぶりだったのですが、段位戦よりゆっくり落ち着いて打牌することができました。」

L「ありがとうございます、早速試合の方振り返って参りましょう。
東2局3本場、リードしている場面でこの手牌、こちら4sを切る選択をされておりましたが、こちらの思考を教えて頂けますでしょうか?」


さやの「下家の河からマンズに寄せている気配を感じました。試合中は4mを鳴かれることや、そのあと3mから入ったときにドラを出したくないな、という気持ちが大きかったです。」

さやの「しかし自分の手が役牌対子+ドラ2の勝負手ということ、發ポンした時の2-5sリャンメンvs2m4mシャンポンでは和了率に大きな差があることを加味して、まっすぐ4mを打ち抜く価値のある盤面だったと反省しました。」

L「下家にしっかりと対応した形でしたが、さやの選手には反省点だったのですね。続きまして東4局、3-6mの3mで一盃口の形でヤミテンに構えられました。その後上家からの立直が入り追っかける形となりましたがこの局の思考をお聞かせください。」

3-6m聴牌


追いかけ立直へ


さやの「1枚目の盤面はツモ145mで宝くじ(ツモ四暗刻)が引けること、残り4枚の3-6mのうち3枚の3mで出和了も出来ることを理由にダマ選択しました。先制リーチを受けたら6mでの和了逃しが痛いので、追いかけようと決めていました。」

さやの「ダマ選択後に出てきた黒5mをスルーしたのですが、実践中は赤5mならポンかな~と考えていました。しかし、ツモ3-6mで和了つもりだったので、それなら5mポン打3mしたあとのトイトイ+ツモり三暗刻も価値があるね。と対局後のチーム内検討で話題になったシーンでした。」

L「さて南1局1本場、手牌が縦横難しい手牌でした。こちら対子手とするか面子手とするか判断に迷う場面であったと思いますが、この局の進行についてお伺い出来ますでしょうか。」

さやの「面子手としてブロック十分、リャンメンターツも充足しているけど、1面子で心もとないと感じていました。実践中は6pの重なりで七対子もよぎりましたが、南の重なりや動きやすさを重視して1sを落としました。」

さやの「2巡前の打8mから全員ツモ切りだったのは確認していて、今のうちに逃がそうと8pを切りました。しかし自分がトップ目&二向聴、親がタンヤオ手順で聴牌でも違和感ない河、表ドラ0枚見えの不気味さを踏まえて、打8mの時点から半歩引く南切りが良かったなと反省しました。」

L「なるほど、仕方のない放銃なのかなと見ていたのですが、さやの選手としては避けられたかもしれない反省点があった局なのですね。」


L「さてここは聞いてみたい場面だったのですが、南3局1本場、上家から出た5mをチーして一色手へ向かわれました。1mポンから發単騎に待ち取りをされました。この局の思考を教えて頂けますでしょうか。」

さやの「5mチーの仕方が難しかったです。46mで鳴くと344577が残り、34mで鳴くと445677mが残ります。後者の方が拾える萬子の種類は多いのですが、3445の中膨れ形を評価して46mで鳴きました。」

さやの「実践では和了率と他家からの押し返しを考慮に入れて、残り2枚の發単騎で3900点テンパイにとりました。この後のツモ23568mは發と交換して採用予定でした。結果的に、対面のまちぐさ選手の当たり牌(4m)を先に放つことが出来ていたので助かりました。」

L「この判断が見事放銃する可能性を下げた見事な聴牌となり、視聴者としてもドキドキする場面でした。」

L「さて、さやの選手の活躍によりチーム初の連対となりました。現在縁は▲131.4の12位と厳しい位置につけています。Σリーグの視聴者の皆様、縁のファンの皆様に向けて意気込みをお願いします。」

さやの「Xや配信コメント欄で応援してくださった皆さん、ありがとうございました。この舞台ではじめて打って、視聴者さんの声がとても力になることを改めて感じました。めちゃ嬉しいですねこれ。」

さやの「チームの勝利のため、次回以降の登板も一打一打に魂を込めておまじゃ申し上げます。王になるのよ~!!!」

L「長らくありがとうございました。縁所属、さやの選手のインタビューでした。」

さやのX@syn_tenhou

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