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ASMR向けイヤホン×ASMR向けイヤーピース=? 【AZLA SednaEarfit max ASMR レビュー風感想】

こんにちは。ΣISAKAです。久しぶりにイヤーピースを買いました。AZLAのSednaEarfit max ASMRです。このSednaEarfitシリーズはいくつか製品があり、その中でもASMR向けを謳っているこのイヤーピース。使ってみた感想を書いてみようと思います。

製品概要

パッケージはこんな感じ。

今回はMサイズとLサイズの中間であるMLサイズを購入しました。普段はMサイズのイヤーピースを使用することが多いのですが、店頭で装着感を試してみたところこのサイズを使うと僕の耳に丁度いいことが分かったためこちらのサイズにしました。

内容物はイヤーピースが2セットとノズル部分が狭いイヤホン用のアダプタが付属していました。こういった付属品があるのが嬉しい。因みに僕の手持ちのイヤホンに細軸の物はありませんでした。

今回は1サイズのみ入っているタイプを購入しましたが、別で3サイズのイヤーピースが1セットずつ入っているバージョンもあります。左右でちょうどいいイヤーピースのサイズが違う方はこちらを買った方が幸せになれます。

価格は1サイズ2セットのものが2470円、3サイズ各1セットの物が3160円です。イヤーピースとしては高価格帯に入りますが、音響機器全体を通して考えれば安い方です。
イヤーピースは音響製品としては非常にコスパが高いものだと思っています。数千円の投資で聞ける音の傾向をガラッと変えることができるので。。。

タイトルの話

購入したイヤーピースの概要の説明が終わったところで今回のページのタイトルの話をしていこうと思います。
今回の検証内容は、ASMR向けイヤーピース(AZLA SednaEarfit max ASMR)をASMR向けイヤホン(final VR3000)に装着したらどうなるか。です。安直ですが。思い立ったきっかけは以下のツイートポストです。

投稿から約二か月経ってようやく試せました。つけるとこんな感じ。

結論

イヤホン本体がより深く入るようになり、VR3000の角張った部分が耳を圧迫し装着感が悪化した。結果として音がどうこう以前の話で止まってしまった。泣き。
イヤーピース自体の話はあとで書こうと思いますが、ノズルにはめ込む部分が短く、イヤホン本体がより耳に触れるようになった結果、VR3000の角ばった形状が耳に当たるようになりました。頑張って数時間使ってみたものの、どうしてもだめでした。

検証結果は「痛い」でした。

使用感について

これだけだと折角買ったのにもったいないので、IE 100 Proに装着して使用してみました。IE 100 Proは本体が小さい上に丸みを帯びた形状のため問題なく装着できました。

前述の通り、ノズルにはめ込む部分の長さが手持ちの他のイヤーピースと比較すると短かかったです。それによってイヤホンをより深く装着することができるというメリットがありました。音を感知する部分により近いところで音が鳴るようになることでASMR音声のような没入感を感じる音声に感じられるように思えました。また、AZLA SednaEarfitシリーズは耳垢を防ぐためのフィルター部が装着されています。耳に深く装着する製品の特性に合った仕様になっているように感じました。イヤホンの汚れが特に目立つところをカバーしてもらえるのはメンテナンスの側面からも使い勝手がよいです。

また、傘部のフィット感から遮音性が高く、音声に対して集中できるようになっています。遮音性の高さからか、音楽鑑賞時に低音がより強く聞こえるようになりました。体感としては高音の抜け感は残りつつも、ベースライン辺りの帯域がやや強く聞こえるようになりました。他の音との協調性を保ちながら盛り上がっている印象です。IE 100 Proとの組み合わせでは、フラット目に聞こえていた楽曲の聞こえ方の違いを試せました。ベースの音が好きな人に一度試してもらいたいです。

ASMR用と銘打っている製品ながら、その特性から音楽鑑賞やゲーム用途にも使えるように思えます。特にゲーム用途に関しては、環境音やキーボードの打鍵音などゲーム時のノイズとなる音がほとんど聞こえなくなりました。この記事を作成している際も使用していましたが、比較的打鍵音の大きいキーボードでも打鍵音が気にならなくなりました。イヤーピースのサイズにもよると思いますが、他のシリコン製イヤーピースと比較しても遮音性は高い方に思います。外で使うとちょっと危ないかなと感じるくらいには遮音性が高いです。

まとめ

既に検証結果について記載しましたが、一応まとめます。

今回はAZLA SednaEarfit max ASMRを購入したのでVR3000との相性を確かめつつどんな特徴があるのか試してみました。VR3000との組み合わせは、僕の耳の形状では合わせて使うことはできませんでしたが、人によっては使えるかもしれません。
ASMR音声以外にも楽しめるような面白いイヤーピースでした。

僕は普段VR3000とIE 100 Proを気分で付け替えたり、イヤーピースをfinal Eタイプとspinfit W1でローテーションしたりしていたのですが、現在はAZLA SednaEarfit max ASMRとIE 100 Proを組み合わせて使っています。それくらいには気に入ってます。

個人的にイヤーピースの使用用途は以下のようになりそうです。

  • 高音の抜け感が欲しい時:spifit CP100+

  • 全体の音をバランスよく聞きたい時:spinfit W1

  • 程よい低音が欲しい時:final Eタイプ

  • 中低音を身体が求めている時、周りの音を気にしたくない時:AZLA SednaEarfit max ASMR

最近オーディオブームがデバイス界隈に来ているのか、某ディスコードサーバーではオーディオに関する投稿が多く見られるようになったような気がします。オーディオ沼は相当深いので散財しないように気を付けたいところ。

また何か買ったら感想を書こうと思います。それではまた。

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