イヤホン事情について語りたい

おひさしぶり。仕事で疲れ過ぎて何もやる気が起きなくなっていました。新人にやらせる仕事じゃない仕事をやってボロボロになってました。つら。

さて、今回は最近改めてハマり始めたイヤホンについて書こうと思います。最近家に篭もることが増えて家で使うガジェットをちょこちょこ買い集めています。自分はヘッドホンを普段使いしない(側圧や耳全体を覆われる感覚があまり好きではない)ので、家でもイヤホンを使います。なのでDJの時はヘッドホン、普段はイヤホンって感じの棲み分け。
元々イヤホンは好きだったのですが、ふとした事情で更にハマってしまいました。これからが怖い。

ΣISAKAの考える「いいイヤホン」

自分は特段耳がいい訳でもなく、音楽に造詣が深い訳でもないので完全に素人意見であることを大前提に、個人的に思う「いいイヤホン」とは「オールラウンドにいい音を聞けるイヤホン」というのが個人的な意見。

自分はPOPSからロック、ハードサウンドまで結構色々聞きます。故に一部ジャンルに特化したチューニングのイヤホンだと他のジャンルを楽しめなくなることが多いのでこういう結論にたどり着きました。なので〇〇特化!みたいなイヤホンはあんまり好きじゃない。買ったことあるので後で書く。
そういうイヤホンを求めると結局皆大好きなドンシャリサウンドに行きつくわけですが、極端なドンシャリは他の音を潰してしまうので選択肢からは外れます。低音と高音が欲しいというよりは全体的にちゃんと鳴ってる上で低音の響きと高音の抜け感が出るとベスト。

ヘッドホンは完全にDJ用なので、モニターのしやすさなど実用性重視。勿論音質にもある程度(?)こだわってます。モニター用なのにちゃんと音を拾えないときついので。

余談ですが僕の弟もオーディオ好きで結構いいやつ(型番忘れた)を持ってたりしますが、弟と自分では音の好みが完全に違うので全く取り合わない。たまに「いいイヤホンない?」って聞くことはしばしば。弟はBA型が好き。

といった感じで自分が今まで買ったイヤホンと、試聴機で聞いて「いいね~」って思ったやつと、「これは・・・」って思ったイヤホンをそれぞれ簡単に書いていきます。某☆イヤホン店の販売価格も併せて載せておくので良ければ参考にしてもらえればと。

買ったことのあるイヤホン(大体時系列順)

1.ZERO AUDIO/ZERO BASS-03 (税込み3391円)

画像1

数年前に購入したイヤホン。購入当時は4000円程度だった記憶。多分型落ちで安くなってる。
一言で表すなら「ドンシャリの典型」って感じ。商品名に関している通り低音が強めで高音も結構ぬけが良くて気持ちいい。ただ、後述するイヤホンを聞いてからこれに戻ると結構シャリシャリ感を感じる。一時ゲーム用に使ってたけど最近は控え選手。ドンシャリ傾向強めで他の音が潰されない結構ギリギリのラインをついてて尚且つ安いいい奴。ZERO AUDIOというメーカー自体結構いいメーカーさんなのでオススメ。全体的に値段も抑えめなのでコストを抑えつつドンシャリが欲しいならZERO AUDIOがいいかも。

2.茶楽音人(さらうんど)/Co-Donguri Brass (生産終了品)

画像2

さらうんどの名を関するにふさわしいイヤホン。どちらかというと中音が強め。自分の持っている製品は生産終了しているけど、後継機のCo-Donguri 雫 s2が発売中だそう。価格3645円、ちょっと気になる。
上述のとおり低音はちゃんと鳴ってるけどそこまで強くはなく、中音域がメインで鳴るイメージ。ドンシャリは嫌だけどイヤホンにそこまでお金をかけたくないけどこだわりたいっていうわがままな人の選択肢の一つになれそう。使用しているイヤーピースも後で出てくるメーカーのいい奴を使っているのでわざわざ変える必要もない。唯一の弱点は重いこと。結構重量があって長時間使えないので移動中に使うのはちょっと厳しいかも。

3.final/E1000 (マイク無し税込み2270円/マイクあり税込み2980円)

画像3

安くて音がいいイヤホンの代表格。個人的にはこの価格帯ならこれ一択。5000円以内でも候補に上がるレベル。とりあえずどんなジャンル聞いても映える。イヤーピースに関しても先述のDonguriと同じfinal Eタイプというイヤーピースを採用していてこれが中々優秀。余ったら他のイヤホンにつけるレベルで良い。
一度失くして買いなおすくらい気に入ってる。購入から数年たつけど今でも土日に出かける時は大体これ使ってる。一度失くして買いなおすくらい気に入ってる。因みに失くした先代は上着のポケットに入ってました。
「イヤホンよく分からないけど新しくしたい、でもそんなにお金出せない」って人には迷わずこれを勧める。
ただ、finalのイヤホンマイクの性能はお世辞にもいいとは言えないので、マイクも使いたいんだって人は他のイヤホンの方が実用的かも。でも安く音を求めるならこれ。

4.ALPEX/Hi-Unit HSE-A1000PN (ピエール中野モデル) (税込み1700円)

画像4

ロックバンド凛として時雨のドラマーでありDJなど多方面に活動しているピエール中野氏によるチューニングが施された通称「初代ピヤホン」。
音の傾向としては結構強めのドンシャリ。ドラマーの方がチューニングしたこともあり、ロック系にはめっぽう強い。しかしその一方で打ち込み系の音楽だといまいち物足りない感があったり、高音が結構強くて耳が疲れるという面もあって、一概にオススメはできないかも。ロックを聴く機会が多い人にはちょうどいい気がする。あとはとにかく安いので怖いもの見たさで買ってみるのもアリ。

5.final/E500 (税込み1980円)

画像5

今FPSやる用に使っているイヤホン。見た目はE1000と全く同じだが、出音が全く違って、E500は音楽鑑賞というよりは音声作品(ASMRなど)を楽しむために作成されたイヤホン。因みにfinalの公式通販からのみ購入可能なので注意。音としては特段抜きんでた特徴は無く、本当に音声作品を聞くために作られたんだなという印象。上位機種にVR3000というのがありますが、こちらはケーブルを耳にかけることが前提で作成されているため、ゲーム用として気軽に取り回せないと思い候補から外しました。音はめっちゃすごいともっぱら噂なので気になるけど我慢。

6.final/E2000 (マイク無し税込み3420円マイクあり税込み3933円)

画像6

先ほど紹介したE1000の上位機種。兄弟機としてE3000もある。2000は3000と比べてPOPSなどの音数が多い楽曲に強く、3000は生音を使用した楽曲に強いそう。個人的には2000の方が出音がハッキリしている印象を受けたので3000ではなく2000を購入。1000でも十分いい音だけど、そこから一段階アップグレードしたい人にはオススメ。自分は平日はこれを使っています。注意点としてはタッチノイズ(ケーブルが服などに擦れてノイズが発生する現象)が結構きついので苦手な人は回避策をとったりするのが吉。多分E1000よりタッチノイズキツめ。
これは個人的な意見になるけど、final製品でいいなって思えるのはE500~E3000とVR3000まで。そこから上位機種になると結構値段も張る上に、同価格帯でよりよい機種が多く発売されているのでそっちを買った方が幸せになれます。

7.SENNHEISER/IE 100 PRO (税込み12870円)

画像7

一番最近買ったイヤホン。モニターイヤホンと呼ばれるジャンルの製品で、アーティストがライブで使用することを想定して作成されているProシリーズで最近出た新作。IE 40Proの後継機。
出音のバランスよし、解像度よし、遮音性も高すぎず、今のところ非の打ちどころがない。耳掛け式なのでタッチノイズも少なくストレスフリー。今家でメインに使ってる機種。正直めっちゃいい。自分が聞くジャンル大体映えてる。値段は結構するけどそれに見合った音出してくれてる。

買えてないけどいいなと思ったイヤホン


1.JVC/FX99X (税込9801円)

画像8

JVCが発売している重低音強めな事に定評のあるXXシリーズの最上位モデル。重低音を強めつつ全体の解像度が高められており非常に聞いてて気持ちがいい。試聴機を試しただけなので長時間使うとどうなるかは分からないけど、重低音強化かつ綺麗な音を聞きたい人にはオススメ。「そこまでお金かけられないよ!」って方には一個下のモデルのHA-FX77Xがオススメ。こっちは税込7568円。
XXシリーズの下位モデル(77X以下)は低音のみが強化されてて他の音が潰れて聞こえてしまうのであまりオススメできない……

2.ikko/Meteor OH1 Star blue (税込17824円)

画像9

弟が薦めてくれたイヤホン。いわゆるハイブリッド型と言われるイヤホンで、BA型とDD型の2つのドライバー(音を出すやつ)を搭載している機種。詳細を書くと長くなるので割愛するけど、ドライバーが複数入っていると各ドライバー毎に得意な音域を鳴らせるので広いレンジでいい音が聞けます。ハイブリッド型の弱点は本体が重くなってしまうこと。長時間は使えないかも。でも音はとにかく綺麗に聞こえる。気軽に手は出せないけど「良い奴が1本欲しい!」って人の選択肢に入ると思う。見た目もオシャレなのもポイント高い。上位機種のOH10も結構いい感じなので気になった方はこっちもチェックするといいかも。


買ってないけどう~んって感じたイヤホン

1.final/A3000 (税込12800円)

画像10

出音は確かに綺麗なものの、何か物足りなさを感じてしまう機種。同じ価格ならIE100Proの方がいいかなってなってしまった。迫力よりも繊細さを求める方にはちょうどいい機種かもしれない。取り回しもしやすそうなので普段使いできそう。リケーブルも可能な機種なので、ケーブル変えたらまた化ける可能性もあり。

2.intime/碧(SORA)-Light【2019Edition】 (税込4073円)

画像13

某☆イヤホン店で激推しされてるメーカーのエントリーモデル。確かに色んな音域がハッキリ再生されているのですが、全音域が出過ぎて喧嘩しちゃってるような印象を受けました。価格も安くて出音もいい感じではあるものの人を選ぶ感じがありそう……

番外編:イヤホンの周辺アイテムで買ってよかったもの

せっかくだからイヤホンに関する周辺機器で買ってよかった物も簡単に紹介。

・final Eタイプ(イヤーピース)

画像11

前述のE1000などについているイヤーピースの単品売りのやつ。
安くて音が良くなるアイテム。今使ってるイヤホンの音が何か気に入らないなって時に使うと化けることがある。化けないこともある。カラーバリエーションも豊富なのでオシャレにしたい人にもオススメ。

・spinfitシリーズ(イヤーピース)

画像12

少し珍しいイヤーピース。イヤピースの軸の部分が耳の形に合わせて動いてくれるのですごくフィットする。他のイヤーピースより耳に深く入ってくれる。とても安定感が増して耳に音が正確に伝わるようになります。個人的にイヤーピースを変えるならこの二つのどちらかをお勧めします。

ウレタンタイプのイヤーピースもありますが、こちらは密閉感が異様に高く、周囲の音をほとんど遮断してしまうので自分としてはNG。これが好きって方もいるのでその辺も好み。

・イヤホンを入れるポーチ

イヤホンを素の状態で持ち歩くと絡まったりして断線のリスクが増します。イヤホンを結んだりしても断線する可能性があるので、畳んでポーチに入れるのが個人的にオススメ。製品によっては購入時についてくることもあるので有効活用しましょう。価格が高めのイヤホンには大体ポーチ類がついてます。

まとめ

ここまで自分の経験からイヤホンについて色々書いてきましたが、イヤホンに関しては各々の好みや耳の傾向によって良し悪しが異なるので全人類が「いい!」って言えるイヤホンは無いと思います。今イヤホンに特に興味がない方や、そこまでこだわりのない方は一度試してみるといいかもしれません。音楽が好きな人は是非自分のお気に入りのイヤホンを見つけてみて下さい。今以上に好きな音楽を好きになれると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?