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DJで意外と教えてもらえないこと / ΣISAKA的DJのやりかた #5

1.序文

こんにちは、ΣISAKAです。この連載もかれこれ6回目です。早いものですね。今回はDJに関してふと思い出したことがあって、それについて書こうと思います。最近インプット多めにしているせいであまりアウトプットができていませんでした。アニメ見るの最近楽しいんだ・・・そろそろ本題に入りましょうか。

2.DJで意外と教えてもらえないこと、それは

DJで意外と教えてもらえないこと、それは「マイクの使い方」ではないでしょうか。僕はDJの師匠といえる人がいないのでもしかしたら違うのかもしれませんが・・・師匠がいる方はその辺りどうなんでしょう?誰か教えてもらえると嬉しいです。

DJ中にマイクを握ることがなくてもイベント終了後の演者挨拶の際にマイクを握ることがあると思います。その際に話したいことが上手く言えなかったり、伝えたいことがお客様に伝わらなかったりすると折角の自分や自分の出演するイベントのアピールができなくなってしまいます。故に、マイクを通してどう話すかということはDJプレイと同じくらいに必要なスキルの一つだと思います。

連載のタイトルに倣って僕なりのマイクの使い方についてちょっと書いてみようと思います。


1.とりあえず適度な声量を出す
マイクを通して言葉を発する際はそこまで大きい声を出す必要はありません。声が大きすぎると音が割れてしまうからです。しかし、小さい声でボソボソと話すと何と言っているか分かりません。気持ちとしては普段の会話の声量より少し大きいくらいを意識するとちょうどいいと思います。
2.目線気を付ける
DJイベントの際目線はフロアに向けましょう。大体逆光でお客様の顔が見えにくいので、普段人の顔を見て話すのが苦手って方もとりあえず目線を前に向けましょう。告知をするときにスマートフォンなどカンペを見ながらのマイクはあまりいい印象を持ちません。
3.ゆっくり話す
声量が適切でも早口で話してしまうと何を伝えたいのか分からなくなってしまいます。人前で話すのは非常に緊張することですが、「情報を伝える」ことを意識してゆっくりめに話してみましょう。特にイベント名やイベント会場名は普段耳にしない言葉であるため注意が必要です。某戦場カメラマンのように極端にゆっくり話す必要はありません。あくまで適切な速さが必要事項です。
4.端的に話す
演者紹介の際は自分も含め当日の演者全員があいさつします。自分だけダラダラと話してしまうと全体進行に支障をきたしたり、聞いているお客様を飽きさせてしまいます。伝えたい情報は端的にまとめておくと良いと思います。僕の場合は伝えたい告知が複数ある場合は始めに「〇個宣伝させてください」と前置きを置いてから告知をするようにしています。(今回のサムネで僕が指を三つ立てているのはその為です)告知が多すぎる場合には取捨選択も必要なのでこの点も注意。
5.キャリアの長いDJさんや大型イベントを経験しているDJさんのマイクパフォーマンスを見る
キャリアの長い方や大規模イベントを経験されている方はそういったマイクパフォーマンス部分でも高いスキルを持たれている方が多いです。そういった方々の出演を見たり、共演する機会があった際に参考にするのも一つの手だと思います。僕が特におすすめするのはライブセットとしてDJをされるトラックメイカーの方のマイクパフォーマンスです。僕の場合はHARDCORE TANO*Cのイベントに出演されている方々を参考にしている部分があります。(あそこまで煽るようなパフォーマンスは恥ずかしくてできませんが・・・)
6.事前に話したいセリフをまとめておく
4に通じる部分がありますが、言葉を発する前に自分のセリフを脳内で文字起こししてみるといいと思います。勢いで話しちゃうとまとまらなかったり脈絡が無くなったりするので事前にセルフ推敲しておくと吉です。
7.事前に言いたいセリフを脳内再生して直前にシミュレーションをする
僕は6を行った後に自分がそのセリフを発している様子を脳内で何度かリハーサルしています。それから実際に話します。
例えば、自分がゲストとして出演しているアニクラで転換が終わって自分の時間になったときは「池袋から来ましたΣISAKAと申します、よろしくお願いします!」(僕の所属しているA-Sound Clashが池袋で開催されているため池袋から来ましたと言うようにしています)というセリフを脳内で文字起こしして、それから何度かそのセリフを言っている自分の姿を脳内でシミュレートしてから実際に声を発するようにしています。そうすると心なしか噛まずにハッキリと言えるような気がします。

3.あとがき

今回は少し短めですがこんな感じです。これらの項目はあくまで僕の我流で考えたマイクの方法なので参考になるか分かりませんが、何かしら役に立つことがあれば幸いです。マイクを使いこなせるようになればトラブルを笑いに変えたり、会場のボルテージを更に上げることができたりと色々なメリットがあると思います。イベントに足を運んだ際は音楽以外のこういった部分にも目を向けてみると楽しみが広がると思います。是非に。

緊急事態宣言が延長されてしまいましたが、僕もそろそろ復帰の算段を立てたいと思っています。いつになるか分かりませんが、頃合いを見てそちらも告知したいと思います。なにそつ。

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