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第2期Σリーグ観戦記・ファイナル第1節

こんにちは。Σリーグ広報部です。ついに11/1(水)より対局がスタートした第2期Σリーグ。第2期Σリーグは雀魂の強豪・プロ雀士・Vtuberで構成された12チームが頂点を争うレギュラーシーズン全20節40試合、プレーオフ全5節10試合、ファイナル全5節10試合のチーム戦です。

本日は2/25(日)に行われたファイナル第1節の観戦記をお届け致します。

対戦組み合わせと出場選手はこちら。

今回は第1試合第2試合をピックアップしました。


第1試合

とうとう始まったΣリーグファイナル。
大事な開幕戦を任されたのはこの4名だ。
東家 風林火にゃん所属 エンデ選手
南家 Pleiades所属 比木丹いと選手
西家 ぽんてんLv47所属 小野たまプロ
北家 なんでも鳴けばいいというものではない所属 せどなりあん選手

東1局、カン4mを鳴いたせどなりあん選手。愚形残りは門前では厳しいという判断か。
この判断が功を奏しカン6sを見事ツモ和了。500-1000と軽快なスタートを切る。

東2局、わずか5巡で小野たまプロにチャンス手が入る。赤・高目断么九の3-6-9mの3面待ち、立直をかける。
ここにエンデ選手が捕まっていた9mが重なり立直へ。しかしこの打ち出された3mは高目だ。断么九がつき5200の和了、エンデ選手にとっては厳しい放銃となる。

東3局、立直赤ドラのカン2s待ちで立直をかけた比木丹いと選手。小野たまプロは断么九ドラドラのチャンス手だが、攻めにいった2sが比木丹いと選手の和了牌。放銃牌が裏となり満貫の和了に成功した。

しかしここからせどなりあん選手の猛攻が始まる。
平和赤高目一盃口の5-8p待ちで立直に行くとドラドラのチャンス手で仕掛けていた比木丹いと選手から一発で捉える。
安目だが裏ドラ2枚!18000点と大きく浮上した。

東4局、対々和で仕掛けに行ったせどなりあん選手。あわや三色同刻という手であったが安目での和了に成功。親番を継続していく。

3本場、カン7sの立直ドラで立直をかけた比木丹いと選手。ここに追いついたせどなりあん選手が1-4p待ちで追いかけ立直、比木丹いと選手がまたしても一発でせどなりあん選手に放銃、12000点と大きなトップ目に立つ。

南2局、トップに向けて仕掛けていくせどなりあん選手。2-5p待ちドラ1で聴牌すると比木丹いと選手の立直にも押し切っていく。
しかし6mは比木丹いと選手の和了牌、比木丹いと選手は親番を繋げることに成功した。

地上に復帰した1本場、ドラドラ赤のチャンス手を手にした比木丹いと選手。エンデ選手から出たカン5p、副露をするかしっかり時間を使っていく。

しかしここはスルーを選択。スルーのおかげで西を暗刻にすることに成功し、次巡は1mをチーするかの再びの選択。
じっくり時間を使って副露を選択し、混一色へ向かう。

この判断が実を結んだ!
最終ツモ番で9mをツモ和了、満貫の和了で3着目へと浮上した!

2本場、せどなりあん選手は積極的に副露を仕掛けていき南バック仕掛けの赤1の仕掛けをいれる。一度は止めたエンデ選手だが、聴牌勝負に持ち込んだが価値ある聴牌をいれると勝負に行かざるを得ない。せどなりあん選手が和了に成功した。

南3局、南暗刻のせどなりあん選手がカン7m待ち聴牌を入れると小野たまプロがドラ暗刻一盃口の聴牌をいれる。直撃も狙えるため、ここはヤミテンを選択。
するとエンデ選手が白アンコの立直をかけてくる。追いかけ立直かと思った矢先、小野たまプロが5sをツモ和了。立直棒も回収し満貫の和了でせどなりあん選手に喰らい付いていく。

これ以上小野たまプロに親番をやらせたくないせどなりあん選手、白のポンから4-7m待ち聴牌。小野たまプロから捉えトップ目のままオーラスへ。

オーラス、最後の着順浮上をかけたエンデ選手。断么九赤赤のカン4s待ちで立直をかけると、小野たまプロが4mのチー、4-7m待ちの2000点聴牌で追いつく。
エンデ選手が持ってきた4は、索子ではなく萬子。

最後は小野たまプロの和了で終局。
しかしトップはせどなりあん選手、値千金の大トップで開幕戦を飾った。

試合後インタビューコメント

1着・せどなりあん選手(なんでも鳴けばいいというものではない)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
ファイナル初戦でトップが取れて良かったです!!次も勝つ!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東場の親番で手が入りまくったのが良かったです

2着・小野たまプロ(ぽんてんLv.47)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
チームに風を吹かせたかったのですが… また次頑張ります!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
全体を通して、せどなりあんさんが強かったです。

この対局の牌譜はこちら!

(記・Lusyaba)

第2試合

東家    なんでも鳴けばいいというものではない所属 Christ選手
南家    Pleiades所属 中神翔平プロ
西家 風林火にゃん所属 とうき選手
北家 ぽんてんLv47所属 みずきけい選手

ファイナル出場選手の必ずトップを取るんだという想いが選手の手に通じたのか、この半荘は高打点の乱打戦が繰り広げられた。

東1局、先手を取ったのはとうき選手。平和ドラ高目一盃口の3-6m待ちを立直へ。2巡後高目6mをツモ和了。裏1を乗せ跳満と好スタートを切った。

東2局は中神プロがわずか4巡で5-8m待ち平和聴牌。5mをツモって連荘に成功した。

東2局1本場、とうき選手のカン4s赤の立直にみずきけい選手の2-5-8m待ち高目567三色の立直が襲いかかる。さらには親番の中神プロがカン7s待ちドラドラの立直で追いかける。
決着必至のこの対決、勝者は中神プロ!みずきけい選手から7sを捉え満貫の和了、一気にトップ目へと立つ大きな和了となった。

3本場、カン3m待ち断么九で立直したとうき選手。ここに飛び込んだのは中神プロ。槓子になった3mは1m全見え2m3見えの6mが通った筋であり、ラスト1枚の2mを持っていてカンチャンにしか当たらない牌である。
槓して海底を消すことができたが、槓しないとすれば一番当たらない牌だろう。裏ものせ満貫となり、とうき選手がまたトップ目にたった。

東3局、中のポンから中ドラ赤の聴牌をいれるみずきけい選手に、索子の混一色に向かう中神プロ。ツモスーのイーシャンテンである親番とうき選手。しかしここに追いついたのはChrist選手。
6-9m待ちの高目断么九赤の手を曲げ、一発で6mツモ和了!裏を乗せ跳満とトップ戦線に名乗りを上げた。

東4局、みずきけい選手にチャンス手が入る。發・ドラ3の手だが中神プロのカン3p赤の立直、ここで負けるわけにはいかない。そんな気概にツモが応えた。ペン7mをツモ和了、4000オールでまだまだ勝負はわからない。

1本場、カン3m待ちの断么九で立直した中神プロに、ドラ1を従えた2p・8sのシャンポン待ちで立直をぶつけたとうき選手。
しかしここは中神プロがとうき選手からの3mの直撃に成功!あの日の3mの借りを返してもらい、トップ目と差を詰めた。

南1局、断么九の仕掛けをいれたみずきけい選手に東を仕掛けていくChrist選手、しかし中神プロが一気通貫のペン3sで立直をかけると、Christ選手から3sを捉えることに成功、少し抜けたトップ目に立ち親番を迎える。

南2局、とうき選手は平和一盃口で立直へ、見事高目1mをツモ和了。裏1乗せ満貫の和了でまたしてもトップが入れ替わった。

南3局、ドラ3赤のチャンス手をものにしたいとうき選手だが、Christ選手がそうはさせまいと高目平和の5-7-8p変則3面待ち立直がかかり、安目ながら7pのツモ。勝負はオーラスへと委ねられた。

オーラスは連荘を目論むラス目みずきけい選手に、そうはさせまいとChrist選手の副露合戦が始まる。しかしここで中神プロの断么九赤カン4s待ち、ツモか直撃で逆転の手が入る。立直をかけた中神プロ。ツモられたくないとうき選手にみずきけい選手、ツモりたい中神プロ。

勝利の女神は4sを中神プロへと授けた。

2戦目には僕がいる。だから安心していっておいで。そう伝わってくるような強さを魅せてくれた。Pleiadesの一等星、リーダー中神翔平プロがファイナル優勝に向け逆転の第一歩を踏み出した。

試合後インタビューコメント

1着・中神翔平プロ(Pleiades)
ートップおめでとうございます。試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
こだわりの手順をいくつか踏んでなんとかギリギリトップがとれました!
優勝目指してがんばります
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
特にはないですが自身のリーチ判断や副露基準、打点想定の調整がうまくいきました

4着・みずきけい選手(ぽんてんLv.47)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
4着でした…。無念です。残り試合数も少なく、もし自分が出場する機会をいただけたら、絶対にトップ取るぞ!!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東二局1本場で、タンピン変化見て重なった一萬をツモ切りました。
チームのみんなもツモ切るって言ってくれたけど、対局者のレベルも高いということもあって、やや速度意識して完全シャンテンに受けてもよかったのかもしれないなーと…、どうなんでしょう

この対局の牌譜はこちら!

(記・Lusyaba)

第1試合の結果

第2試合の結果

本節の結果

5節10試合しかないファイナルは第1節からどのチームもアクセル全開のスタートですが、その中で良いスタートを切れたと言えるのはななない・Pleiadesでしょうか。特にななないはレギュラーシーズンのアドバンテージもあり少し抜け出しました。しかしまだ4節残っているため優勝の行方は全くわかりません。次節以降も注目です!

おわりに

今回の記事は以上になります。読んでくださってありがとうございました。Σリーグ広報部では本観戦記シリーズの他、選手名鑑シリーズも刊行していますのでよろしくお願いします。記事の感想やRT、いいね等頂けますと励みになりますので"#Σリーグ"のハッシュタグを付けての投稿をよろしくお願いいたします!また、Σリーグは公式YouTubeチャンネルを開設しています。公式配信として対局の模様をお届けするほか、公式応援配信"熱闘!Σリーグ"の配信等様々なコンテンツの配信を予定しておりますのでチャンネル登録をよろしくお願いいたします。

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