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第1期Σリーグ観戦記・第13節

こんにちは。Σリーグ広報部です。ついに4/16(日)より対局がスタートした第1期Σリーグ。第1期Σリーグは雀魂の強豪・プロ雀士・Vtuberで構成された12チームが頂点を争うレギュラーシーズン全20節40試合のチーム戦です。

本日は6/4(日)に行われた第13節の観戦記をお届け致します。

対戦組み合わせと出場選手はこちら。


第1試合A卓

東家 てんぱねすくりゅ〜所属 北海雪冬選手
南家 Luna de esperanza所属 げんぶ選手
西家 ぽんてんLv47所属 七瀬くりむ選手
北家 ぺんたごん所属 まろちょふプロ

東1局、げんぶ選手のカン3m中ドラ赤の手にぶつけに行ったのはまろちょふプロ。断么九平和赤4-7sを立直へ。げんぶ選手から4sを捉え満貫のリードからスタートする。

東2局は先ほど親を流された北海雪冬選手、平和一盃口赤の3-6sを迷わず立直へ。6sをツモ和了で2000-4000。トップ目に立つ。

勢いはまだまだ終わらない。東3局もカン5pからチーし赤赤断么九の聴牌。カン6mを難なくツモ和了し1000-2000の加点に成功した。

さらには東4局、6巡目平和赤の手をまろちょふプロから和了し東2局から3連続和了。北海雪冬選手の勢いそのまま南場の親番を迎える。

南1局、先手を取ったのはやはり北海雪冬選手。赤1ドラ7m待ちの手を立直すると、断么九平和ドラの手で勝負したげんぶ選手。さらには平和赤ドラの手で追っかけ立直を敢行したまろちょふプロの3名の立直対決となる。
結果は北海雪冬選手がまろちょふプロに3mを放銃。満貫の直撃でトップはまろちょふプロに入れ替わった。

なんとか浮上のきっかけを掴みたいげんぶ選手はカン5s赤1断么九の手で立直をするも、まろちょふプロの中のみの手の前に敗れる。勝負の舞台に立てるもののあと一歩の和了が遠い。

南3局、げんぶ選手の6m暗槓4m暗槓と沸騰した場も聴牌を入れていたのはまろちょふプロと北海雪冬選手。最後の聴牌維持の8pが、まろちょふプロの發ドラドラのヤミテンに放銃となり、着順浮上が厳しい点差へと追いやられた。

オーラス、北海雪冬選手が平和ドラの手の手を立直、さらにはここに追いついたげんぶ選手は逆転をかけて平和赤高目断么九の手を立直へ。しかしここは七瀬くりむ選手から8sを捉えた北海雪冬選手の勝利、着順は変わらずこのまま終局となった。

終わってみればまろちょふプロと北海雪冬選手が大暴れ。七瀬くりむ選手とげんぶ選手はノー和了で終わった。

試合後インタビューコメント

1着・まろちょふプロ(ぺんたごん)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
ようやくチーム状況がやや上向きになってきた状況、少なくとも連対は確保したいと思って臨みました。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南1局、5巡目2p、6巡目6pとかなりスリムに先切り進行で安全牌を確保する進行。2軒リーチを受けながらも押し返せる牌を残せていました。2軒リーチ目の一発目、共通現物の4mを抜かずに追いかけリーチには通っていて、親には7sが早く、通りやすそうに見えていた8sを勝負、その結果赤5mを引き入れてドラ赤の平和で3軒目リーチを打つことができました。トップ目からの直撃は非常に僥倖でしたがしっかり準備した手組が活きたいい選択ができました!(NAGAさんにはとても怒られていますw)

2着・北海雪冬選手(てんぱねすくりゅ〜)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
チームの流れ的に大きくポイントをプラスにしたかったので悔しいですね。
チーム内で調子が良いのは自分なので、チームに良い風を吹かせられればと思ったんですけどね...
でもまだまだあと七節あります!
これからまた誰よりも楽しんでトップ量産できればなった思いますので、引き続き「てんぱねすくりゅ~」と「北海雪冬」の応援をよろしくお願いします!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
直接結果に影響があったわけではありませんが、南4局の4s切りはいろいろ見落としてる1打だったのでここに上げさせていただきます。
4sを残すと7m縦引きに対応できて三色とタンヤオが残る形になるので、1m切りが打点面でも安全面でも確保できるってことをチームメンバーから聞きました。
久しぶりにミスらしいミスをしたなっていうのと共に、まだまだ見えていないことがたくさんあってまだまだたくさん成長できるっていうのが改めて分かってよかったです!

4着・げんぶ選手(Luna de esperanza)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
なかなか成長が結果に結びつきませんが、焦らずまた次の試合で勝てるように頑張ろうと思います。

この対局の牌譜はこちら!

(記・Lusyaba)

第1試合B卓

起家 縁所属 Pacific Dainagon選手
南家 GENESIS所属 ふくちゃん選手
西家 Pleiades所属 恋駆くれあ選手
北家 ANC PURPLE BATS所属 武則輝海プロ

百戦錬磨の猛者たちに挑む育成枠の恋駆くれあ選手という構図となった本対局。恋駆くれあ選手は前回トップを獲得した勢いのままぶつかりたいところだろう。
迎え撃つ猛者たちも、ここまでの戦績はマイナスポイントであるものの麻雀の技術はピカイチ。注目の対戦となりそうだ。

東1局(親・Pacific Dainagon選手)
開幕からまとまった手牌を入れた恋駆くれあ選手、順調に手を育て平和のみではあるが5巡目で5-8s待ちの先制リーチをかけるもこれが空振りで流局。とはいえ1人聴牌で3000点の収入だ。

幸先よいリーチだったが無念の空振り

東2局1本場(親・ふくちゃん選手)
武則プロの2巡目、この形から重なった7pをツモ切りでイーシャンテンに取らず。

イーシャンテンに取らず

イーシャンテンになるといっても瞬間の聴牌への受け入れは7m、7p、1sの3種のみで極端に狭い。まだ2巡目ということもあり、最終的に良形待ちや打点もろもろを狙うにはここで慌ててシャンテン数を進めなくても間に合うという判断だろう。もし7pにくっついて残れば、先切りの効果もある。
狙い通りに8pを引き、最終形を6-9p待ちの平和・赤1でリーチをかけると、安牌がなくなり困ってしまった恋駆くれあ選手が早い7p切りを頼りに9pを打ってしまい放銃。3900は4200の移動となった。

7pの先切りで見事仕留める

東3局(親・恋駆くれあ選手)
2巡目、武則プロが切った東をふくちゃん選手がスルー。東を鳴けばもちろん加速はするが、愚形ばかりで打点もない。ここは腰を据えて門前で進行だ。

東のみの進行ではやや不満

8巡目までできっちり愚形を埋めて手を進めると、恋駆くれあ選手から出た東を今度こそポンして4-7p待ちの聴牌。そのまま4pを切った恋駆くれあ選手から2000点の直撃とした。

形を整えてから東をポン、和了を手に入れた

南1局(親・Pacific Dainagon選手)
東4局はふくちゃん選手のリーチに最終的には全員が降りて流局。ふくちゃん選手の1人聴牌。
南入しての南1局、さきほどは2連続で放銃に回ってしまった恋駆くれあ選手だが、配牌で發の暗刻に1巡目でネックだった嵌7sを入れて上々の立ち上がりを見せると、6巡目には發の暗槓、9巡目には自風の西をポンして嵌4mで聴牌を入れる。次巡、Pacific Dainagon選手から2-5-8p、7p待ちの圧倒的広さのリーチがかかり、さらに次巡、武則プロが2mをポンして聴牌を入れるも、出てきたのは恋駆くれあ選手の当たり牌である4m。發・西・赤1の60符3翻で満貫、8000は8300の直撃に加えて供託2本もゲットして、一気にトップ目に浮上した。

Pacific Dainagon選手の現物だが、恋駆くれあ選手には当たり牌

南2局(親・ふくちゃん選手)
親のふくちゃん選手が門前で厳しいとみて123の三色で仕掛け始めたところに、8巡目、Pacific Dainagon選手から高目、一通の3-6p待ちの平和でリーチがかかる。さらにもう1鳴きしてペン3sで聴牌を入れたふくちゃん選手も強気で押し返して行くものの、終盤に形テンを狙った武則プロから3pがこぼれPacific Dainagon選手の和了。裏は乗らずのリーチ・平和で2000点の横移動となった。

南3局(親・恋駆くれあ選手)
急転直下でラス目に落ちてしまった武則プロだがこの局は2巡目と早々に2p、6pのシャンポン待ちで聴牌を入れる。リーチを保留して次巡7sを引き入れると一気に聴牌を崩して最高形の一通を狙う。

リーチのみには興味ありません

7巡目に6sを引き入れて5-8s待ちの平和でリーチをかけると流局間際に5sをツモ。裏は乗らなかったがリーチ・ツモ・平和で700-1300の和了となった。

南4局1本場(親・武則プロ)
南4局は武則プロとPacific Dainagon選手の2人聴牌で流局。これで点差はさらに詰まって、5200点の中に4人が集まる接戦となる。
そうして迎えた南4局1本場、まず先手を取ったのはふくちゃん選手だ。6、7巡目にそれぞれ6p、7pをポンすると3m、4pのシャンポン待ちの喰いタンで聴牌を入れた。Σリーグルールでは西入がない。1000点でも和了をとれば供託も入れてトップ獲得だ。

タンヤオのみでも供託を入れればトップに

ここに追いついたのが恋駆くれあ選手。11巡目に1pをポンして3-6s待ちの聴牌を入れるとすぐさま武則プロから3sがこぼれて直撃。2000は2300点の和了となり、猛者相手の接戦を見事制した。

恋駆くれあ選手が猛者たち相手にロースコアゲームを制し、見事トップ獲得で自身2連勝。この対局の結果は自信になるだろう、次回登場時にも注目だ。2着となったのはふくちゃん選手。和了は1回のみであったが無放銃に加え1人聴牌の局が接戦の中では大きかった。同じく無放銃ながら、ふくちゃん選手とは2000点差とリーチが2回空振ってしまったことが響いたPacific Dainagon選手が3着。武則プロは南1局の満貫放銃が致命傷となり痛恨のラスとなった。

試合後インタビューコメント

1着・恋駆くれあ選手(Pleiades)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
初めて魂天さまに囲まれる卓だったので、まったく試合にならなかったら…と不安でいっぱいでしたが、落ち着いて打ててよかったです!
見落しも多かったので次の登板に向けてお勉強して1つでもできること増やします!!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南1局の発をカンしたところです。前登板した時にはひよってしまってカンした方がいいのにできなかったので、2㍉くらい成長しました!

3着・Pacific Dainagon選手(縁)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
トップも見える展開でしたが3着。何回か勝負手は入ったものの、全部空振って悲しかったです。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
全体的に望み薄な配牌が多かったので、他家とのバランスを取りながら打っていました。
勝負手が来た時はアガりたかったですが、速度感のない手で後手に備える手組みができていたのが良かったかなと思います。

この対局の牌譜はこちら!

(記・凛凛、凛世)

第1試合C卓

起家はりな選手。上位追撃を狙うななないにとっては重要な育成枠の覚醒がここで成るか注目。南家は麻以麻いからふみKUN選手、西家はえんぺん社からjustice選手。不振に苦しむ両チームの直接対決となる。浮上のきっかけを掴めるのはどちらになるのか。北家は中盤戦から大きな躍進を見せているBCCからリーダー葉弥さん選手。大量リードを保って終盤戦を迎え、ファイナルジャンプアップを狙うためにも、ここも貯金を積みたいところ。

開局、まず親番のりな選手が先制リーチ。赤5mを切ってのペン7m待ち。降りてる人からも出てきてもおかしくない待ちである。

それを受けての葉弥さん選手がこの形。7m単騎の仮テンにドラを引かされた格好だが、これは流石に7mが飛び出してもおかしくない。

ここで葉弥さん選手は冷静な打2mで迂回。放銃を回避して再度のテンパイを狙う。

その後自力で7mを重ねると、直後にドラを引いて見事な2000-4000とした。

序盤のリードを活かしてこの後も堅牢な打ち回しを見せる葉弥さん選手は要所で局回しを見せつつもリスクを追わない立ち回りでトップを維持したまま南場もバランスを取りつつ局を進め、全員からの満貫ツモ圏外となってオーラスを迎える。2着~4着が1200点差で自分が捲られるリスクが非常に低い中、justice選手から不穏な仕掛けが入る。役牌2つを含む3副露で、跳満まであってもおかしくない仕掛けである。ここで葉弥選手が掴んだのは7s。

流石にこれは打てない、ということで6mから面子を丸ごと落とす大回り。下家のりな選手にもかなり安全に落とせるブロックであり、守備力が比較的下がりやすいタンヤオのテンパイから素晴らしいバランス感覚を見せて打牌選択していることがわかる。

この手からあれよあれよと7sを重ねて迂回し切ると終盤に25s待ちで再びテンパイ。これを待ち替わりしたりな選手から討ち取り、トップを決定的にする一撃となった。

トップとなったのは葉弥さん選手。終始他家に主導権を渡さず、先制からの中押し、決定打まで全て自力で決めてしまう全能の麻雀を披露した。中でも試合に大きく影響した東1局とオーラスの和了は最初に辿り着いたテンパイ形をどちらも崩して押し返すという打ち回しで、葉弥さん選手らしいバランス感覚が良く出た半荘だったと言えるだろう。2着はふみKUN選手。和了が遠く、唯一のノー和了ながら我慢に我慢を重ねて100点差の2着。無駄に点棒を減らさず、来たチャンスで前に出るという忍耐強さがまさかの地蔵2着で返ってきた。3着はjustice選手。オーラス1本場は形テン取りに動くか和了のあるテンパイ形を目指すかの複雑な分岐を選択し続ける難しい局となってしまった。結果論的には2着を逃した格好だが、少しでも多くの加点が必要な立場だけにこれは致し方ないところだろう。4着となったのはりな選手。大きな失点になった局はどちらもドラ3の大勝負手から。「2番目にツイてる奴が一番負ける」という麻雀古来の格言通り、苦しい結果となってしまった。

試合後インタビューコメント

1着・葉弥さん選手(Black Cat Code)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
チームのポイントのおかげで打ち方の選択肢が増えているので、今後もこの有利性を生かしつつ戦略を組み立てていきたいと思います。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東1局で7万打ってたら18000放銃でした。怖すぎます。

3着・justice選手(Emperor Peng Inc.)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
終始葉弥さんに上手くやられたーって印象ですね!
個人的にはふみKUNに宣戦布告して同卓した以上絶対にふみKUNより上に行きたかったですがやはり師匠の壁は厚かったです!完敗です!
リーグも中盤過ぎてぼちぼち後半戦チーム全体で上振れをそろそろ引きたいところですね!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南1局1本場11巡目
白のみの47sテンパイだがふみKUNのリーチに対して2sを掴み3p切って放銃回避はなかなかスーパープレイでしたねw

本当にびみょーな押し引きで6:4ではなく5.1:4.9ぐらいの感じで降りました。
普段は絶対って言っていいレベルで切ってる2sで理由としては

打っていい理由:供託2本の1本場で1000は3300のあがりはかなり価値あるしそもそもふみKUNとも点棒が近くあがられるとかなりキツイしそもそも通ってる筋も多くない。
打たない理由:自分にドラがなくリーチの打点が高そうなのでここでリーチに打つとかなりトップが辛くなるが打たないで流局した場合はまだトップが見える。現物こそ少なかったが降りれそうな牌がそこそこあったので放銃回避はできそう。
リスクリターンで本当に微差でリスクを回避した結果の放銃回避でした。

南3局0本場16巡目
かなり広いイーシャンテンだったが巡目的にふみKUNの切った4pを渋チーで形テン取り。18巡目りなさんからのリーチが入り宣言牌の5sをふみKUNがチーして打2s、次巡持ってくる赤5p....
私の目からは全員テンパイに見えていてこの赤5pは全員に通るなんてことがあるのか?と長考。
葉弥さんには大体通るイメージ、ふみKUNとりなさんにはただの無筋、ただトップを取るには自分形テンだがかなり切りたい...がここでの赤5pでの放銃はかなりラスと直結する。
ここでもリスクを回避して2着よしで降りを選択。正直ここでの選択はチーム状況込みでかなりびみょーだと思っていましたが試合後の検討で解決したので今後のえんぺん社の選択に皆さん期待しててください!!!

4着・りな選手(なんでも鳴けばいいというものではない)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
4連続ラスになってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。チームメンバーのみなさんと応援してくださっているみなさんに救われています。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南4局0本場は、5sではなく8s切りのカン7sがよかったですね。対面の混一色に対して安全に聴牌継続ができたと思います。

この対局の牌譜はこちら!

(記・銀貨先生)

第2試合A卓

東家 ぽんてんLv47所属 刃金しろがね選手
南家 てんぱねすくりゅ〜所属 keitaさん選手
西家 ぺんたごん所属 ダイゴ選手
北家 Luna de esperanza所属 ゆうれいいか選手

流局からスタートとなったこの試合、まずぶつかったのは東2局、ゆうれいいいか選手の断么九2-5p、keitaさん選手の中混一色6p南シャンポンに割って入ったのは刃金しろがね選手。白ドラドラ6-9pをツモ。最初の和了をもぎ取った。

場が動いたのは東4局、白ポンドラ3の聴牌を入れているkeitaさん選手と平和高目三色の6-9p立直のぶつかり合い。結果は高目の9pをkeitaさん選手が掴み、ゆうれいいいか選手が一歩抜けだした。

東4局發東をポンしたダイゴ選手は筒子を一枚も余らせることなく跳満の聴牌。ゆうれいいか選手から1pを捉え、今度はダイゴ選手が抜けだす形となった。

南1局、ゆうれいいか選手にドラ3赤赤のチャンス手の立直もこれが純カラ。ここに立直でぶつけに言ったダイゴ選手がまたしてもゆうれいいか選手から捉えトップに向けて着実に局を進めていく。

南2局なんとか浮上したいkeitaさん選手は2p5sのシャンポン赤1の立直へ。刃金しろがね選手も南のみでかわしたいが5sが捕まり裏も乗ってしまう。厳しい1局となった。

南3局オーラスに向け浮上していきたいゆうれいいか選手は赤1の立直へ。ここに追いついた刃金しろがね選手は現物待ちの4-7s平和赤3の手をヤミテンへ。見事ツモ和了し2着目へと浮上した。

オーラス赤1の先制立直をかけたゆうれいいか選手。しかしここにおいついたのはkeitaさん選手。6-9m待ちの平和のみの手をヤミテンに構えるとゆうれいいか選手から打ち取り3着目を守り切った。

ぺんたごんの頼れるリーダーがわずか2和了でトップを決めた。

試合後インタビューコメント

2着・刃金しろがね選手(ぽんてんLv47)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
ノーチャンスの牌で親に7700打った時はクラっとしましたが、ラス前で渾身の満ツモをして復活。なんとか2着で帰還できて安心しました。オーラスは日和って様子見してしまいました。結果的には変わらずか、寧ろ親が連荘するかという感じでしたが、曲げるべきところは曲げるようにしたいです。

ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南3局2本場
13巡目に親が切った1sを鳴けばほぼ安全に形聴を取れますが、要所の索子が山に結構残っていそうだったのでスルーしました。15巡目、絶好の2sで平和ドラ3聴牌。意気揚々と追っかけリーチしたかったですが、私の捨て牌は全く押してる気配なしで、リーチ者の現物待ち。かなり和了れそうなので、グッと堪えてダマ。次巡、7sを引きあがり、満ツモで2着浮上。

3着・keitaさん選手(てんぱねすくりゅ〜)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
相変わらず耐える麻雀でしたが、親番での和了でギリギリラス回避できました。
スリム進行して2シャンテンからのケイテン発進が2回くらいやった気がします。
こういうのあんまりやんないのでいい経験でしたー!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南3局のケイテン発進
ドラ9mを打つつもりはあまりなく、9mにくっつけた聴牌を取ることが目的でした。
浮いてる7sは上家に放銃もあり得たため危なかったですね。

4着・ゆうれいいか選手(Luna de esperanza)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
今日がゆうれいいかのΣリーグ初ラス記念日です。
選択次第で何とかなった気がします精進!!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東4局 ダイゴさんに1pで跳満打った局
先に筒子処理できたかなぁと思います

この対局の牌譜はこちら!

(記・Lusyaba)

第2試合B卓


東家 Pleiades所属 柵@よーこ選手
南家 ANC PURPLE BATS所属 矢絣京選手
西家 GENESIS所属 元教室生タク選手
北家 縁所属 アサダスズメ選手

東1局、カン2mでのみ手の立直をかけたのはアサダスズメ選手。ここに立直を被せにいったのは矢絣選手。断么九一盃口で追いかけるもツモ和了はアサダスズメ選手。先制に成功した。

東2局、矢絣京選手の混一色聴牌もここをかわしにいったのは柵@よーこ選手。北のみで場は小刻みに動いていく。

さらには東3局、親番で断么九赤ドラの手を立直した元教室生タク選手を中のみでかわした矢絣選手。誰かが抜け出すことは許さない。

流局を挟み3万点を誰も超えない展開から抜け出したのはアサダスズメ選手。まず南1局にドラ1立直を元教室生タク選手から捉え立直棒を回収。

続いて一気通貫平和ドラ1の手を立直。見事6pを捉え跳満と大きく抜け出した。

これに続くは元教室生タク選手。流局を挟んだ南3局1本場、カン4sをツモ和了で2着目へと浮上した。

またしても流局を挟んだ南4局3本場。6-9sの赤1立直をかけた矢絣選手、これを2着目の元教室生タク選手から捉えた。

裏も載せた矢絣選手が2着順の浮上に成功。よく攻めてよく和了したアサダスズメ選手がトップを飾った。

試合後インタビューコメント

1着・アサダスズメ選手(縁)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。

いいところでいい手が入ってついてました✌🐦✌
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東1局と南1局の立直 愚形ですが先制で曲げて正解でした

2着・矢絣京選手(ANC PURPLE BATS)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
厳しい卓でしたがやれることは全部やったと思います
また見直したら何か出てくるかもしれないですが
一旦は自分の中で満足いく内容だったかと
親番でクソハヤ立直の3000/6000親被りしたときは終わったかと思いましたが、最後の最後で2着順あげられたのはラッキーでした
引き続き頑張ります!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東3局0本場
7巡目に中鳴いた後に1枚切れのドラのペン7pを嫌った後に下家からツモ切り立直が入りました
次巡8pをすぐに引き戻したのですが、ドラ7pが親立直に対して現物だったのともう一枚の現物3mを対面が打ったので2枚見えになっちゃったのでどうせ躱しに行くならドラ鳴けた方がちょっとだけ美味しいと思い打2m
その後さらに8pを引き戻して58s聴牌で親リーチを蹴れたのが大きかったと思います
和了った点数自体は400/700ですがこの点数が最後まで響いて2位に滑り込めたのでここが上手くいったかいかなかったかで未来が大きく変わったと思います

引き負けと受ける展開が多かったので形式聴牌取りに行ったりとやれることは全部できたので満足しています

次節以降も応援よろしくお願いいたします

3着・元教室生タク選手(GENESIS)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
今までで、1番酷い内容でした😥本業が忙しくて、打ててないので、トラのおじさんにビンタされ もっと段位戦やれって言われたのでしっかり調整します!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東3局3巡目 親で7700テンパイしたところからリーチ判断が遅かったです(−_−;)

この対局の牌譜はこちら!

(記・Lusyaba)

第2試合C卓

起家はなーいん選手。安定感抜群の葉弥さん選手のトップを受けての登板。チームの立場的にも楽に打てるポジションで、フラットな気持ちでデイリーダブルが狙えるか。南家はどら選手。ふみKUNが粘りの2着でどうにか持ち帰ったプラスポイントを更に大きくしてチームに持ち帰りたいところ。西家せどなりあん選手は前半で奮闘を見せながら4着となったりな選手に応えるトップが欲しいところ。北家は矩継凜選手。チーム事情的にも、いまいち波に乗り切れていない前期MVPの覚醒がここで欲しいところだ。

開局まず走ったのは矩継選手。東2局、すんなり發が鳴けてテンパイ、としても良さそうな中打点ではあるが、こんなものはテンパイではない、と言わんばかりに両面ターツ落とし。

次巡に5面張となる3sを重ねて勝負あり。どら選手から出た7sを捉えて8000直撃となった。

更に次局でもホンイツトイトイの8000点をまたもどら選手から直撃。多少リードがあっても自手の価値があればリーチ相手にも3副露という矩継選手らしい積極性のある攻撃で大きく加点に成功する。

東4局、南1局はなーいん選手が連続和了で追いすがるが、次局はまたも矩継選手が自力で和了って更に局が進む。
迎えた南2局、せどなりあん選手が会心の3000-6000で一気にトップ争いに名乗りを上げ、矩継選手に200点差と迫る。

苦しくなったのはどら選手。序盤の連続放銃に始まり、ここまでテンパイまでは辿り着いてもとにかく和了牌が遠い状況。南3局では自分で2枚使っていながら残りが全て山の中、という6枚残りの亜両面で先制リーチを打つ。

しかしこれが他家に流れに流れて全くツモれず終盤へ。うまく押し返してテンパイに辿り着いたなーいん選手が白をツモって値千金の1600-3200となり、どら選手はこの局も失点となり箱下に沈んでしまう。

迎えたオーラス、3者が3万点台という混戦の中、なーいん選手が首尾よくテンパイ。これに追いついたどら選手のテンパイ打牌が捕まって終局となった。

トップとなったのはなーいん選手。序盤は矩継選手の猛攻を躱しつつ、手が入った終盤で後方一気の追い込みで全員を差し切る素晴らしいゲームメイクのセンスを見せた。2着は矩継選手。リードを取ってからも攻撃の手を緩めない、代名詞の火力は見せつけつつも、最後はなーいん選手に僅かながら競り負ける結果となった。3着となったのはせどなりあん選手。序盤の我慢から大物手を実らせる試合巧者ぶりは見せるも、親被った時の打点が高かった、という座順の差がそのまま着順に出るやや不運な展開だった。4着となったのはどら選手。丁寧な手作りと先制リーチを見せるも、全く和了に恵まれず、苦し過ぎる飛びラスとなった。決して待ちも悪くはなく、牌の積まれ方次第ではトップも充分ある内容だっただけに、麻雀の恐ろしさを再認識させられるような厳しい結果となってしまった。

試合後インタビューコメント

1着・なーいん選手(Black Cat Code)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
はやさんがトップだったので続くことが出来て良かったです!今期2勝目はとても嬉しいです!!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南3局チートイをあがり切ることが出来たのが良かったです。一番好きな役はチートイです!

3着・せどなりあん選手(なんでも鳴けばいいというものではない)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
悔いが残る半荘でした。次は勝つ!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東4局の打白の所で8mを切らなければいけませんでした

4着・どら選手(麻雀以外麻雀じゃないの)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
厳しい半荘でしたが、やれることはあったと思います。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東2-0-6 打2m→打9s
唯一の対子7sをヘッド固定する打9sとした方が良いと考えます。
実践では3m二度受け解消の打2mとしてしまい、7s放銃に繋がりました。

この対局の牌譜はこちら!

(記・銀貨先生)

試合結果

本節ポイントを最も多く獲得したのは、リーダーの葉弥さん選手なーいん選手が連トップを飾った首位BCC。2位の縁との差を広げ、独走態勢を形成しています。
そして8位ぺんたごんもリーダーダイゴ選手まろちょふプロのデイリーダブルにより借金の半額を返済、地上目前にまで迫りました。
また、本節はこの2チームがトップをほぼ独占したため、他チームにとっては非常に厳しい一節となりました。

おわりに

今回の記事は以上になります。読んでくださってありがとうございました。Σリーグ広報部では本観戦記シリーズの他、選手名鑑シリーズも刊行していますのでよろしくお願いします。記事の感想やRT、いいね等頂けますと励みになりますので"#Σリーグ"のハッシュタグを付けての投稿をよろしくお願いいたします!また、Σリーグは公式YouTubeチャンネルを開設しました。公式配信として対局の模様をお届けするほか、公式応援配信"熱闘!Σリーグ"の配信等様々なコンテンツの配信を予定しておりますのでチャンネル登録をよろしくお願いいたします。

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