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第3期Σリーグ観戦記・第14節

こんにちは。Σリーグ広報部です。ついに5/19(日)より対局がスタートした第3期Σリーグ。第3期Σリーグは雀魂の強豪・プロ雀士・Vtuberで構成された12チームが頂点を争うレギュラーシーズン全20節40試合のチーム戦です。

本日はMM/DD(W)に行われた第n節の観戦記をお届け致します。

対戦組み合わせと出場選手はこちら。

今回は第1試合A, B卓第2試合B, C卓をピックアップしました。


第1試合A卓

東家 Luna de esperanza所属 後藤哲冶プロ
南家 麻雀以外麻雀じゃないの所属 どら選手
西家 遊楽亭所属 トリス10選手
北家 牌のまにまに所属 雛呑ちの選手

東2局
既に2度の和了を決めている後藤プロに、更なるチャンス手が舞い込む。
一見するだけで三色の見える好配牌。

まず第一ツモで3mを引き入れて一向聴へ。
単純に聴牌を取るだけであれば5mを切った方が広いのだが、立直ドラ1で済ませる気はないと3pから切っていく。

そして次巡、ドラの2sを引き入れての高速聴牌。
ここで初打に3pを切ったことが大きく力を持ってくる。
同じ高速聴牌でも3pの外側よりも5m周りの方が危険にも見えているだろう。

そして当然ここでの選択は立直だ!

一発で持ってきたのはダメ押しの5p。
この河で一体誰が2pでの放銃を考えるだろうか。
まっすぐ打っている間はともかく、降りるとなれば現物の次くらいには選ばれそうだ。

そんな絶好の2p待ちは後藤プロ自身の手で幕を下ろされた。

裏ドラも乗って2巡目立直が跳満に。
東2局にして相当の優位を築くことが出来た。

南1局
ここで雛呑選手に配牌二向聴の手が入る。
立直を目指してもよし、七対子を目指してもよし、中を鳴いて高速聴牌を目指してもよしといろんな可能性のあるいい手だ。

第一ツモにて7pを引き入れ、早速一向聴へ。

だがここからが少し時間がかかるのが縦模様の手。
6巡目にようやく七対子としても一向聴となり、手が広くなった。

そして8巡目、7p引きで聴牌へ。
ここで悩ましいのは面子手も七対子もどちらもいける点だ。
2s8sを切っているため、中筋の5sで待つこともできるし、字牌の中を含むシャボで待つこともできる。
雛呑選手の選択は中と6mのシャボ待ちとなった。

ドラ4の勝負手を持っているトリス10選手によって中がツモ切られ、この局は雛呑選手の和了となった。

裏ドラも2枚乗り、点数の近かったトリス10選手からの嬉しい満貫直撃だ。

オーラス1本場
まだ2着の雛呑選手とは差があるものの、後藤プロとしてもこのまま自由に打たせるわけにはいかない。
面子が2つあり塔子も3つある。ここで和了ってトップを確定させたいところだ。

元々好配牌だったこともあり、4巡目には聴牌が入る。
だが両面が先に埋まったのでここは一旦5mを切ってダマに。

その後一度8s単騎を経て絶好の三面張に。
ここでも念を入れてダマを選択。

そして12巡目に3mをツモ和了。

これにより終始圧倒的な点数を保持し続けた後藤プロのトップが確定した。

1着は後藤哲治プロ。
序盤の大物手が入ったシーンでは稼げるだけ沢山稼ぎ、放銃は終わってみれば0回とまさに圧巻のトップだった。
第5節以降ずっとチーム順位1位を走っている牌のまにまにを追い抜くためにも、チームとしてとてもほしかった1位を持って帰ったのは流石の一言に尽きる。
2着は雛呑ちの選手。唯一の育成枠ながら、常に上を目指す強気な麻雀を見せてくれた。この対局最多の5回の立直は、チームの気持ちにより一層火をつけたことだろう。
3着はどら選手。和了が1度と他の選手よりも和了が少ないながらも、大きな放銃はせず耐えての3着を持って帰ることができた。
4着はトリス10選手。立直後や宣言牌での放銃と苦しい場面が多く、結果としては4着となってしまった。

試合後インタビューコメント

1着・後藤哲冶プロ(Luna de esperanza)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
大きなトップをとれて嬉しいです!チームに貢献できていることが、なによりかなと。次の試合も勝って、ジャンプアップ目指していきます!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
1局ではないのですが、絶対にトップを持ち帰るという意志で、ダマ選択にした2つの場面が個人的には大きかったかなと。リーチする選手も多いシーンだとは思いますが、自分の麻雀を貫けたことは、一定評価に値するかなと。オーラスはリーチすべきでした!反省!

3着・どら選手(麻雀以外麻雀じゃないの)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
耐えの麻雀だったと認識しています。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南3-0-12 打北リーチ

この対局の牌譜はこちら!

(記・氷乃ハコ)

第1試合B卓

東家 Mkingdom所属 まろちょふプロ
南家 ホープフルA所属 ヨーテル選手
西家 ぽんてんLv47所属 刃金しろがね選手
北家 RIDECAT所属 ラヴィット選手

4人中3人がチームリーダーという対戦卓となった。
後半戦へと差し掛かっているので、どのチームも絶対に負けられない状況。激しい戦いがこの卓でも繰り広げられた。

東1局では親のまろちょふプロがリーチをかけるも、ヨーテル選手がうまく聴牌を維持し2人聴牌で流局。
東1局1本場では刃金しろがね選手がタンヤオで1000点の和了と、穏やかな進行となった。

東2局

刃金しろがね選手、東が暗刻で、ドラの7p待ちの聴牌。
7pは1枚切れており、役はあるものの、リーチを打って積極的に攻めていく。

10巡目、それに追いついたのがヨーテル選手。
3pかドラの7pを切れば聴牌、6pはドラ表示牌に1枚見えており、またタンヤオ・一盃口の役も付いている。
3pか7pか、リーチかダマ聴牌か、押すか引くか、多くの選択肢がある局面となる。

ここでヨーテル選手、ドラの7p切りのリーチを選択。
6pは1枚見え、4pは自身の目から見えていない。
対して自身は刃金しろがね選手のリーチ後に1pを切っており、7pが通れば4pがかなり通りやすいように見える。
和了率を最大限に見た、勝負の7p切りリーチだ。
筆者の感想になるが、大変ヨーテル選手らしいリーチだと感じた。

しかしこの牌は刃金しろがね選手の和了牌。
刃金しろがね選手が6400点の和了となった。

東3局

ヨーテル選手、自分らしいリーチをしっかり打てたからなのだろうか、
次局は配牌からドラ暗刻の好配牌からのスタート。
4sを引き入れ、58p待ちのタンヤオ・平和・ドラ2の最高形でのリーチ。

しっかりと5pをツモ、12000点とする最高の和了を見せる。

東4局

これで勢いに乗りたいヨーテル選手、ペン7pをチーし、西のほうでのみ和了れる形で聴牌。

しかしそこにまろちょふプロが襲い掛かる。
平和の36m待ちのリーチを打つ。

そんな二人の攻めに、ドラをポンしている親のラヴィット選手が引き下がれるわけがない。
4pを引き入れ聴牌し、5sを打ってカン3mの待ちにして勝負に出る。

ラヴィット選手のカン3mの待ちはまろちょふプロの待ちと被っている、
これはラヴィット選手不利かと思われたが、ここで6mを引き入れ、打2mとし、カン5mに待ちを変更する。

なんとまろちょふプロが5mを掴んでしまい、放銃。
ラヴィット選手が12000点の和了を掴み取る。
まろちょふプロは非常に辛い放銃となってしまった。

東4局1本場

こんな波乱の展開に飲まれるわけにはいかない刃金しろがね選手は5mを大明槓。

一方まろちょふプロはカン7p待ちでリーチと、互いに積極的に攻めていく。

しかしラヴィット選手、そんな二人を相手に、まだ攻めるぞと言わんばかりの36s待ちの追いかけリーチ。

二人の攻め手をなかったかの如くの、6s一発ツモ。またもは12000点の和了を見せていく。

東4局2本場

ラヴィット選手、こうなるともう誰にも止められないのか、ドラの7mをツモり47s待ちの平和・ドラ2の手をリーチする。

4sを引き入れ、なんとツモった4sがそのまま裏ドラに。親の倍満24000点と、破竹の勢いを見せていく。

東4局3本場

これ以上親を継続させるわけにはいかない。ヨーテル選手は2巡目で白をポン、8巡目で47s待ちの聴牌だ。

まろちょふプロ、チームリーダーとしてこのままの負け方はできない。
一度6m・4pで役無しダマ聴牌をしていたものの、次巡ツモ切りリーチを敢行。

すると親のラヴィット選手、同巡に36m待ちで追いかけリーチ。
本当に止まらないのではないかと思わせる勢いを見せる。

しかしまろちょふプロ、4pをしっかりと一発ツモ。4000点の和了で、二人の聴牌をかわしていく。

南1局

親のまろちょふプロ、この大事な親番で点棒を回復させておきたい。
ドラ1の9s・白のシャンポン待ちの手をリーチ。

しかし次巡、ラヴィット選手がタンヤオ・一盃口のカン3m待ちを聴牌。
6pをすっと切り、ダマ聴牌に構える。

すぐにまろちょふプロが3mを掴んでしまい、ラヴィット選手の2600点の和了。
まろちょふプロはこの一戦で2度もリーチ後にラヴィット選手に放銃してしまい、辛い展開となってしまった。

南2局

まろちょふプロ、親も無くなり、箱下にも沈んでしまった。
それでも、麻雀プロとして、チームリーダーとして、このまま負けるわけにはいかない。
タンヤオ・ドラ3の手を迷いなく、力強くリーチしていく。

このすばらしき強き意志に麻雀の神が答えたのか、一発で7pをツモ、裏も載せ、倍満の16000点と最大級の打点へ仕上げていく。

南3局
ヨーテル選手も刃金しろがね選手も、この麻雀を見せられて引き下がるわけにはいかない。

ヨーテル選手はドラ2のペン3待ちの手をリーチ。

親の刃金しろがね選手は平和・ドラ1の14p待ちでリーチする。

ここはヨーテル選手が競り勝つ。刃金しろがね選手が3sを掴んでしまい放銃、ヨーテル選手の5200点の和了となった。
刃金しろがね選手は大変厳しい戦いとなってしまった。

南4局

ヨーテル選手、着順維持の為、仕掛けて逃げ切りにかかる。
36s待ち聴牌だ。

まろちょふプロも逃がすわけにはいかないと、カン7p待ちでリーチしていく。

局面的に降りることができない刃金しろがね選手が、ヨーテル選手の和了牌である3sを放銃。
途中5sと赤5sを入れ替えた為、5200点の和了となった。

ラヴィット選手が恐ろしいまでの破竹の勢いで、大きなトップをもぎ取っていく展開だった。
ヨーテル選手は重要な局面でしっかりを和了を掴み、しっかりと2着をチームに持ち帰ることができた。
まろちょふプロは途中厳しい場面もあったが、倍満をつかみ取るなど強気の麻雀を見せ、3着になることができた。
刃金しろがね選手は中盤から和了が遠くなってしまい、本当に厳しく辛い戦いとなってしまった。しかし次回こそは必ず挽回してきてくれることだろう。

試合後インタビューコメント

2着・ヨーテル選手(ホープフルA)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
大嵐の中耐え2着でした!マイナスしない事によって次のトップが活きてくるのでこういう試合を大事にしていきたいですね。
チームは7位浮上ですがポイントはまだマイナスなのでまずはプラスに持っていきたいところです。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
オーラスの南ポンはするか微妙なところでした。チーム内でも意見が割れて面白かったので見ていただけると嬉しいです。

3着・まろちょふプロ(Mkingdom)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
序盤にラヴィットさんに抜け出されてしまいましたが、プレーオフ争いにおいては最悪じゃないと考えなんとか2着を目指しました、3着とはなりましたが最悪は避けれたかなという感じです。残り少なくなってきましたがなんとかプレーオフ進出目指して頑張ります!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東4局、平和のみの聴牌、ドラポンの親が目立っている状況、ダマテンも考えましたが対親にそもそも待ちの36mが切られやすいかと考えて打点向上の価値も大きく見てリーチに出ました、しかし結果放銃となった上にダマテンだったらおそらくアガリが取れてそうでした。僅差の戦いなのでこういう場面で冷静に対処していきたいです。

4着・刃金しろがね選手(ぽんてんLv47)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
今期で一番しっかりした麻雀を打てたと思うのですが、運量が足りませんでした。
次が8回目の登板になりますが、レギュラー最後の登板くらいは風が吹いてほしいです。
10万点トップくらいは貰っても誰も文句は言わないでしょう。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南4局0本場
4p引きの場面。北or一盃口or裏1で条件を満たすので、染めをやめて4r5p採用。
結果はラス牌の西を引いて裏目りましたが、個人的には冷静に正確な判断を下せたと思っています。

この対局の牌譜はこちら!

(記・XK⇒ペケ子)

第2試合B卓

東家 Mkingdom所属 ひげくじら選手
南家 RIDECAT所属 松岡康眞プロ
西家 ぽんてんLv47所属 霧崎九十九選手
北家 ホープフルA所属 獅子ヶ谷フレア選手

レギュラーシーズンが少なくなってきており、どのチームも全く負けられない状況となっている。
この試合も、そんな気持ちがぶつかり合う大変激しい試合となった。

東2局1本場

親の松岡康眞プロが、ドラのダブ東ポン、7sチーから打8mとし、9m・3sのシャンポン聴牌。

赤5sをツモ、3sを切って持ちをカン4sとすると跳満まであるが、和了りやすさ優先としてかここは赤5sをツモ切る。
丁寧な打牌だ。

ひげくじら選手はこの仕掛けに対し、9mを持ってきてからの打7pとあっさりとオリ。
松岡康眞プロの最終手出し8mなのだが、獅子ヶ谷フレア選手の打8mに松岡康眞プロが反応せずの打8mなので、手牌に9mトイツの可能性が濃厚としての判断だろうか。
こちらも丁寧で見事な打牌だ。

松岡康眞プロはあっさりと3sツモ、12000点の和了となった。

松岡康眞プロはここから親番を連荘し、次局自模・三暗刻で9600点を和了。
良いスタートダッシュを切ることができた。

東2局3本場

しかしここで襲い掛かる猛獣となったのは獅子ヶ谷フレア選手。
平和・ドラ1、高目三色同順の47p待ちを聴牌しリーチ。

見事に高目7pをツモ、12000点の和了とし、松岡康眞プロに襲い掛かる。

東4局

ホープフルAの猛きライオンは留まることを知らない。
親の獅子ヶ谷フレア選手はタンヤオ・平和・ドラ1の25m待ちの手をリーチ。

しっかりと5mをツモ、裏ドラも1枚乗せ18000点の和了に仕上げていく。

東4局2本場

松岡康眞プロはチートイツ・ドラ2の7p待ちの聴牌。ダマテンで狙うも、

次巡、獅子ヶ谷フレア選手、ひげくじら選手の仕掛けを見て8pをツモ切りリーチ。

しかしひげくじら選手も追いつく。東・西のシャンポン待ち聴牌だ。

ひげくじら選手が霧崎九十九選手からこぼれた西を拾い上げる。3200点の和了となった。

南2局

親の松岡康眞プロ、これ以上点差を離されるわけにはいかないと、積極的なホンイツの仕掛けを行い47p待ちの聴牌。
跳満の18000点が確定している状態だ。

松岡康眞プロが南を加カン。
それを見てダマテンしていた霧崎九十九選手、4mをツモ切りリーチしていく。
持ち点も厳しいのでここはなんとか和了りたいところ。

しかし無情にも松岡康眞プロあっさりと4pをツモ、約束されていた18000点の和了をつかみ取る。

南2局1本場

二人は5万点持ち、二人は箱下と異常事態の局面となった。
霧崎九十九選手、これ以上は負けられないと4巡目に1p・5pのシャンポン待ちでリーチに入る。

しかしそれに待ったをかけたのは同じ箱下のひげくじら選手。
南をポン、打4mとし、9m・4sのシャンポン待ちで対抗していく。

ここはひげくじら選手がすぐに9mをツモ、競り勝った。
霧崎九十九選手は大変苦しい展開になってしまった。

南3局

ホープフルAの猛るライオンは最後にもうひと暴れする。
獅子ヶ谷フレア選手、7巡目にはタンヤオ・平和・ドラ1の36s聴牌としていたが、次巡ツモ切りリーチを遂行。

6sをツモ、8000点の和了とし、トップ争いをしていた松岡康眞プロを引き離していく。

南4局ではひげくじら選手がチートイツのみの和了で、この試合を閉め、終局となった。

獅子ヶ谷フレア選手は悲願の今期初トップ。
本日、チーム成績も2着・1着となり、大変嬉しい一日となっただろう。
2着の松岡康眞プロは、5万点近い持ち点で大奮闘したものの、暴れる獅子を抑えきれず、悔しい2着となってしまっただろうか。
3着のひげくじら選手は上位二人には大暴れされてしまったものの、丁寧な打牌と要所での見事な和了を見せ、無事に3着に到着できたというところだろうか。
4着の霧崎九十九選手、荒れ狂う大波に飲みこまれて沈んでしまう大変厳しい4着となってしまった。次の試合では挽回してくれることを期待したい。

試合後インタビューコメント

1着・獅子ヶ谷フレア選手(ホープフルA)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
初トップやったぁぁぁぁぁ!!!!
ホープフルA回復の流れきてるので、ここから波になっていきます!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
個人的にはミスが多い半荘でしたが、全体的に鳴ける手役を見つつ進行した結果門前になる展開が多くて助かりました。

3着・ひげくじら選手(Mkingdom)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
展開キツ過ぎました
どうにかラスを引かないようにするのでいっぱいいっぱいでした
今日ツカなかった分次回登板で取り返していきたいです
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東2局1本場や南2局0本場などで我慢してでかい放銃を回避できたことでラスに転落せずに済んだと思います、今節は耐えでした

4着・霧崎九十九選手(ぽんてんLv47)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
アガリ0回放銃2回というシンドイ展開でしたねえ!
手はそこそこ来てた以上に皆さんの手が入っててガンガン自模られてました!
ここまで下振れたのも久々なので勉強しがいがあります!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
ポイントがなかったです!!

この対局の牌譜はこちら!

(記・XK⇒ペケ子)

第2試合C卓

東家 縁所属 伊藤正樹プロ
南家 なんでも鳴けばいいというものではない所属 Christ選手
西家 Pleiades所属 アルシー選手
北家 Emperor Peng Inc.所属 みーしゃん選手

聳え立つみーしゃんの壁

Σリーグ個人4連勝と絶好調、えんぺん社の経営を背負っているみーしゃん選手は今節もその手腕を見せつけた。

カン6p赤赤ドラのカン6pで立直をかける。ここに3-6p断么九高目ドラで追いかけた伊藤プロに、カン4m赤ドラで追いかけるChrist選手。
勝利の女神が微笑んだのはみーしゃん選手。見事ツモ和了、槓ドラが載って跳満の和了、絶好調の波は崩れない。

この6pは伊藤プロの和了牌でもある。ここから伊藤プロの受難は続く。

このみーしゃん選手の躍進に待ったをかけたのはアルシー選手。
Christ選手の2000オールで連荘からの1本場、一気通貫ドラのペン7pで立直へ、これをツモって裏1枚の3000-6000の跳満で大きく浮上した。

さらには親番、立直のみの手が僥倖の一発ツモ。さらには裏3と圧倒的な運量を見せつけてトップの座にたった。

しかしアルシー選手を走らせないのはみーしゃん選手。親番アルシー選手のペン7s立直に、伊藤プロの断么九ドラドラ赤に囲まれるも、見事5pをツモ和了、6000オールとアルシー選手に並んだ。

またしても同じ待ちの伊藤プロだが5pはみーしゃん選手の元へ。

さらには親番、伊藤プロのペン3sリーチも、平和で追いつきツモ和了。さらに素点を稼ぐことに成功。

3回も同じ和了牌を引き負けた伊藤プロの心境はいかに。

南1局、親番でなんとか逆転したい伊藤プロだが、ライバルのChrist選手から3-6mの立直が入る。
なんとか最終ツモ番で聴牌をいれ、カン3mでツモ番なし立直へ!
目論見通り3mは立直者Christ選手が手にするものの、河に放たれることなくツモ和了、無情にもこの半荘4度目の同聴被ツモを体験することとなった。

持ち点を守り切ったみーしゃん選手がトップを見事獲得しこれで5連勝。レギュラーシーズン前人未到の6連勝に向けリーチをかけた。

試合後インタビューコメント

2着・アルシー選手(Pleiades)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
本日の結果は2着でした!リーのみが6000オールになったときは来たかと思いました、みーしゃんさんの逆襲が凄まじく、止めることができませんでした。チームにプラスを持ち帰られたのは良かったので、次回登板時はトップを取りたいと思います!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東4局、2本場です。この局はトップ目のみーしゃんさんが親で爆速2巡目リーチが入りました。ここでツモられるとトップを取るのが難しくなるので、ぶつけるならここと腹をくくりました。3巡目にチーテンをとり、白バックで親と勝負することを決めました。赤5pを持ってきたときは、色々思考しましたが、最初の考えを変えず、プッシュ。結果は、4pを掴んでしまいましたが、戦うことはできたと思います!まさか、チーしなかったら、面前で仕上がり、みーしゃんさんからマンガン直撃できてたなんて知りません...!!!

この対局の牌譜はこちら!

(記・Lusyaba)

第1試合の結果

試合後インタビューコメント

C卓 
1着・アサダスズメ選手(縁)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
ようやく勝てました!ここから巻き返したいですね。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南1局 ドラポンからの無理仕掛けが上手くいきました。
遠くて高い鳴きはリーグに参加させていただいてから身につけたところがあるので、改めて成長を実感しました。

2着・もちゃお選手(Pleiades)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
アサダスううううううううううううう!!

第2試合の結果

試合後インタビューコメント

A卓
1着・どら選手(麻雀以外麻雀じゃないの)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
自分の方針がうまくハマって、運が良かった半荘でした。
チームにいい雰囲気を持ち帰られるよう、次も頑張ります...!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東1-0-8 打8p後、8pチー

2着・カモメ選手(Luna de esperanza)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
ライバルの首位チームとの直接対決となり、結果も内容も個人的には満足しております。次節も上位チーム同士の直接対決ですが、なんとか乗り切りたいですね。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南3局のどらさんにもろみ〜さんが12000を放銃したところでしょうか。その後のオーラスで牌まにとの着順は気にせず、思う存分オーラスの親をできる状況になりましたね。

3着・うめちゃん選手(遊楽亭)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
今回はどらさんに完敗でした。なにもさせてもらえなかったのは悔しいですが何とか3着を守れてよかったです。もう後がないのでトップ狙いで大きく打っていきたいと思います!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南1局での押し引き判断です。カモメ選手からリーチが入って自分の手はかなり押したい三色のイーシャンテンでしたが、どら選手の仕掛けの残りのブロックがマンズ、字牌、字牌と読み切れたので56mがどのみち打てないなら5pも押す価値がないと判断しました。ここで2000点を放銃していたら4着だったので自分の中では良い一打だったと思います。

本節の結果

本節最もポイントを伸ばしたのはRIDECAT。大きい1着2着を獲得し、ファイナルへ直接進出できる2位以内を目指して押しあがって来ています。
過熱する首位争いは、追い上げてきたるなすぺがついにはいまにを抜いて首位となっています。
他にはえんぺん社が借金返済を目前とし、ホープフルAまいまいも続くようにポイントを伸ばしました。

おわりに

今回の記事は以上になります。読んでくださってありがとうございました。Σリーグ広報部では本観戦記シリーズの他、選手名鑑シリーズも刊行していますのでよろしくお願いします。記事の感想やRT、いいね等頂けますと励みになりますので"#Σリーグ"のハッシュタグを付けての投稿をよろしくお願いいたします!また、Σリーグは公式YouTubeチャンネルを開設しています。公式配信として対局の模様をお届けするほか、公式応援配信"熱闘!Σリーグ"の配信等様々なコンテンツの配信を予定しておりますのでチャンネル登録をよろしくお願いいたします。

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