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第1期Σリーグ観戦記・第10節
こんにちは。Σリーグ広報部です。ついに4/16(日)より対局がスタートした第1期Σリーグ。第1期Σリーグは雀魂の強豪・プロ雀士・Vtuberで構成された12チームが頂点を争うレギュラーシーズン全20節40試合のチーム戦です。
本日は5/24(水)に行われた第10節の観戦記をお届け致します。
対戦組み合わせと出場選手はこちら。
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第1試合A卓
起家は今期ここまで3連勝と絶好調の北海雪冬選手。4連勝を決められるか注目。南家のぐちやま選手もここまで3戦登板で全て連対と好調を維持。西家の蒼依るり選手は、いまいち波に乗れないGENESISの育成枠にして稼ぎ頭という有望株。大物食いでさらにポイントを伸ばせるか。北家はどら選手。突然の大不振からなかなか復調の兆しが見えない麻以麻い。後半戦に繋げるトップが是が非でも欲しいところだ。
試合がいきなり大きく動いたのは東2局。どら選手が5巡目リーチを敢行するも、ドラドラのチャンス手が入ったぐちやま選手が8p、5mと無筋を強く押して追いかけリーチ。程なくどら選手が9mを掴んでしまい、裏も2枚乗って18000の放銃に。どら選手にとってはチームの近況を体現したような苦しいスタートとなってしまった。
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これでぐちやま選手に追い風が吹いたように見えたが、東4局から絶好調北海選手が1300-2600、1300オール、4000オールの3連続ツモ和了で一気にトップを逆転する。
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試合は上下2者で大きく分断された点数状況となり、このまま北海選手とぐちやま選手のマッチレースとなるかと思われたが、ここに待ったをかけたのが蒼依選手。南1局1本場、ドラ待ちのカン2pを5巡目で即リーすると、これに不運にも追いついてしまったぐちやま選手が2pを一発放銃して満貫に。
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更に次局も満貫をツモって2着まで浮上した蒼依選手は、手を緩めずに猛攻を続けトップ逆転の機会を窺う。そして迎えたオーラス1本場。ラス目のどら選手が親番でリーチを打つも、これに即座に追いついた蒼依選手は亜両面の選択となりこれを迷わずに4s切りリーチ。ド高目の8sをツモり上げ、オーバーキルの倍満としてトップをもぎ取った。
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トップは蒼依るり選手。迷いの無い猛攻で、大きなビハインドを跳ね返して自身にとってもチームにとっても大事な一勝となった。2着は北海雪冬選手。4連勝目前で勝利を攫われる格好にはなったが、開幕から引き続き好調をキープしている。3着はぐちやま選手。18000先制ながら、道中の一発放銃が痛恨の結果を招く形になった。どら選手はひたすら耐える展開の中、満貫を直撃し返すなど反撃は見せたものの周りのツモ和了に削られ続けて箱下まで沈む結果となった。
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試合後インタビューコメント
2着・北海雪冬選手(てんぱねすくりゅ~)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
いつも応援ありがとうございます!四連勝を期待してくれてた方には申し訳ない結果でしたけど、あれは最後にツモりきったるりさんが強かった!お見事でした!完敗です!連勝は途絶えてしまいましたが、まだ4連勝諦めてません!誰よりも楽しむ麻雀を突き通して、皆さんがワクワクできる麻雀で、再度切符を掴んで次こそ達成したいと思います!チームとしてはひらめちゃんのトップのおかげでポイントを大きくプラス!チーム、個人ともにがんばっていくので引き続き応援よろしくお願いします!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
結果論になってしまいますが、東4局0本場の10巡目に変に日和って3sをラストプッシュにしようとすると親満放銃だったので、しっかり目一杯に構えて和了をものにできたのがよかったです!
3着・ぐちやま選手(なんでも鳴けばいいというものではない)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
みなさんツモりすぎです。18000あがって3着は悔しいです。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南1局2本場、2p切り追っかけ立直での放縦です。立直判断もありでしょうが、2p使って打点で勝負の手筋が見えていなく、比較しての判断でなかったので悔いが残ります。
(記・銀貨先生)
第1試合B卓
東家はPacific Dainagon選手。世の理に従って幼女へとその姿を変えてしまったが、果たしてどうなってしまうのか。南家はげんぶ選手。前回初トップの勢いそのままに連勝を狙いたいところ。西家は安井勇樹プロ。上位へと抜け出したいチームの起爆剤になれるか。北家はなーいん選手。BCCのエースは未だ初トップは取れていないものの今期も安定感抜群。ファイナルジャンプアップを狙って更にポイントを稼げるか。
試合が大きく動いたのは東3局。序盤で満貫放銃のビハインドを背負ったげんぶ選手がドラのカン6m待ちで3巡目リーチを掛ける。ラス目からのリーチということもあり、各者回って対応するがなーいん選手が首尾よく69mテンパイで追いついてリーチ。このめくり合いは終盤になーいん選手が制して会心の跳満ツモ。
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この局、なんと裏表示牌には9pが並んでおり、もし和了牌の6mを1pを暗槓しているげんぶ選手がツモっていたら三倍満という、実は上下がとてつもなく大きいめくり合いであった。
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げんぶ選手のめくり合いは南場に入っても負けが続く。ドラ3の両面テンパイを果たして打った追いかけリーチは山に和了牌が残っておらず今度はPacific Dainagon選手に放銃となる。
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その後も苦しいやりくりが続くが、光明が差したのはオーラス1本場。ドラの無い苦しい配牌から打点を求めてピンフ三色をテンパイすると、5sを一発でツモって跳満の和了となり、一気に2着まで浮上して終局となった。
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トップとなったのはなーいん選手。東場で築いた素点を減らすことなく安定した局進行を見せての盤石のトップは流石の一言。2着となったのはげんぶ選手。要所での放銃が続く苦しい展開だったが、最後の最後に引けた跳満がとにかく大きかった。3着となったのはPacific Dainagon選手。高い局参加率から波状攻撃を見せたが、打点の高い手が決まりきらなかったことが最後に災いする格好となった。4着となったのは安井プロ。最後まで逆転に繋がる手組みを続けるも、テンパイがとにかく遠い半荘だった。
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試合後インタビューコメント
1着・なーいん選手(Black Cat Code)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
今シーズン初トップが取れて良かったです!打ってる時の姿勢が悪く、お腹が痛くなったので、次回はちゃんと背筋伸ばして打とうと思います!!次回も頑張ります!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東3局リーチを受けてから腹括って跳満をあがることができたのが、ポイントというか純粋に嬉しかったです!!
2着・げんぶ選手(Luna de esperanza)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
東場から苦しい展開が続いていてラスも覚悟していましたが、オーラスに一気に2着まで捲れて大喜びでした!この1カ月での成長を実感できた半荘になりました。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
オーラス1本場の跳満ツモ
3着・Pacific Dainagon選手(縁)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
トップも狙える展開でしたが、最後はげんぶさんの執念に負けて3着でした。ここまでトップはないものの、内容は徐々に良くなっていると思うので引き続きがんばります。(ロリ)
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東4局、げんぶさんのリーチに7mをチーしてタンヤオに向かった場面です。
手牌は2シャンテンなのでやや受け気味だったんですが、打点はある手なので無理のない範囲で粘り、ロリとしては上手く和了に結びつけられたかなと思います。
4着・安井勇樹選手(ぽんてんLv47)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
難しい局面が多かったです。次までに勉強します。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南4局1本場での2sカン。36s待ち弱いと見て4mのくっつきに期待したが、素直にリーチもありました。
(記・銀貨先生)
第1試合C卓
起家は甲森あん選手。最終局での逆転2着浮上など、らしさが光る善戦が続くも今期は未だにトップ無し。ここで勝ってチームをリーダー自ら浮上させることが出来るか注目。南家は野々宮ねむ選手。同じぺんたごんのアルシー選手と並び、前期好調のコンビが低迷を抜け出せるかがチーム浮沈の鍵を握るか。西家は椎凰いと選手。とにかく苦しいえんぺん社。社長自ら業績V字回復を狙う魂の外回り。北家は恋駆くれあ選手。前回の登板では初めて緊張せずに打てた、と語った通り、精神面、内容面の充実が見られる躍進の王女。あとは結果を出すだけだ。
東1局、甲森選手はこの手格好に難しい5pを引いて来る。フリテンターツとはいえ47pの受けは残したい。が、萬子の445が4がドラで触りにくい。ダブ東が既に1枚切られており、どれを切ってもそれぞれロスがある形。
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ここで甲森選手は5mを選択。ピンズを柔軟に持って、和了は実質的にラスト1枚の東に託す形を取った。これが見事にハマって4pを引いてテンパイ。ダマに構えると恋駆選手の先制リーチを掻い潜って東を自らツモ。幸先の良い6000オールを引き和了ることに成功した。
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いきなりの大量リードとなった甲森選手だったが、東1局1本場から突如恋駆選手の猛攻が始まる。なんと3局連続の3巡目リーチという神速のテンパイで、全て和了りきって3連続和了。おまけに完全に自力で持ってきた親番でも加点して一気に他3名を突き放す。
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そして南1局、2着目の甲森選手の親番でも發の対子落としから先制リーチ。3面張で追いついた甲森選手に追いかけリーチを受けるもこのめくり合いを制し、大量リードを維持したままオーラス自身の親番を迎える。
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オーラス親番、ここまでリードしている展開でも積極的に真っ直ぐ手を組んで攻撃し続けてきた恋駆選手の手が初めて序盤で止まった。無理も無い。大量リードで和了やめの無い親番なんて、恐らく人生で初めて経験している場面だろう。
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そして第2打に放たれた4pにPleiadesの控え室は驚愕し、リーダー中神翔平はひたすら「怖い怖い怖い」と連呼し続けることになる。
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2着目甲森選手の先制リーチを受けるまでの河を見てほしい。手詰まりして跳満を打ち上げてしまったら、という懸念すら抱かせず、盤石の守備駒をしっかり抱え込み、試合は横移動でそのまま決着を見た。まだ麻雀歴僅か数か月の打ち手の牌譜とは思えない、畏怖すら感じる内容だったと筆者個人は感じる。
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トップは恋駆くれあ選手。「やったことも教えてもらったこともない配牌降りをいきなり本番でやってしまい」と語っていたが、それを実行する度胸と、自分で考えて打牌選択する、という意識は恋駆選手の良さそのもの。麻雀に大しての情熱と意欲に結果もついてきて、後半戦が更に楽しみになる内容だった。2着は甲森選手。後手好形高打点、という押し返しの見本のような素晴らしい手組みで猛反撃を見せたが、山に5枚残りの3面張が空振ったことで喉元までは刃が届かず。良さは随所に光ったが、初トップはまたもお預けとなった。3着は椎凰選手。苦しい展開ながら要所で躱しを決めて素点を残したことが先に繋がるか。どうにか3着に留めた冷静さは流石といったところ。4着は野々宮選手。序盤で1枚だけ、と勝負した牌がことごとく捕まってしまい、追いかける間もなく引き離されてしまう苦しい展開となってしまった。
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試合後インタビューコメント
1着・恋駆くれあ選手(Pleiades)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
トップを1度も取ることなく終わると思ってたので…運に恵まれて嬉しかったです!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南4局、アガリ止めなしルールで打ったことがΣリーグ以外でないので、トップで回ってくるラス親にどうするのが正解かわからず…かなりテンパってました。やったことも教えてもらったこともない配牌降りをいきなり本番でやってしまい怒られるかもぉぉ…と思ってましたがw 素点を減らすこともなく上手くいってよかったですᕷ·͜·︎︎
2着・甲森あん選手(ANC PURPLE BATS)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
打ち終わった直後は最善を尽くしたんじゃないかな?って思ったんですが、後々牌譜を見返してみるとやっぱり選択の荒いところがありました。麻雀はやっぱり奥が深いですね。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東一局の親で跳満をツモったところですね。結局ここで得た点数を守り切って2着で終えられたという展開でした。
(記・銀貨先生)
第2試合A卓
東家 GENESIS所属 よしふじこうすけプロ
南家 なんでも鳴けばいいというものではない所属 せどなりあん選手
西家 てんぱねすくりゅ〜所属 ひらめ選手
北家 麻雀以外麻雀じゃないの所属 雪霧雪選手
東一局、まずは先制したのはひらめ選手。6-9m待ち高目断么九の三暗刻確定の立直へ。
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ここに追いついたのはよしふじプロ。ひらめ選手から出た5pをポン、雪霧選手から出た2sポンして2m、4pシャンポンの聴牌。捲り合いとなる。
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しかしここはひらめ選手が9mのツモ和了。満貫のリードでスタートする。
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東2局、雪霧選手が11巡目平和ドラ1、2‐5mの立直へ。
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15巡目、しっかり高目の赤5mをツモ和了。
満貫をツモ和了し、ひらめ選手と並ぶことに成功した。
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東3局、せどなりあん選手は赤赤の手を白のポン。積極的に仕掛けていく。
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しかしせどなりあん選手から出た8mをチーしたひらめ選手が發と南の混一の聴牌。よしふじプロから捉え親番を継続することに成功する。
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次局も4‐7s平和聴牌を立直へ。赤赤の手の雪霧選手から捉え親番での加点を続けていく。
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流局を挟み東4局、最高のカン2pを引き入れたここは5sを切って立直へ…
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とある王を彷彿とさせる、これぞ王者のリーチ。
見事同じ打点での和了を決めた。これがΣリーグのキングだ。
立直棒の回収のため和了率を上げた見事な和了となった。
流局を挟み南1局1本場、よしふじプロはこの手から積極的なポンへ。
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見事この最終形。対々和赤、ツモれば三暗刻もつき親満の聴牌。
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しかし流局かと思われた矢先、カン5p一盃口で聴牌をいれていたせどなりあん選手が赤5pをツモ。1000-2000和了で親番を迎える。
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南2局、よしふじプロから北の暗槓が入った場面で雪霧選手の中ポン、さらにはひらめ選手の發ポンでせどなりあん選手の親番は風前の灯にみえる。
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しかしカン7pで聴牌をいれていたせどなりあん選手。ここはもう猶予がないと判断しカン7pドラドラの立直へ。
しかしここは最後まで押し切ったひらめ選手がせどなりあん選手から發ドラ赤での和了。せどなりあん選手には厳しい放銃となった。
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南3局 親番の無くなったせどなりあん選手。8巡目の一気通貫赤の立直へ。よしふじプロから捉え、満貫の和了。3着目へと浮上する。
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オーラスはせどなりあん選手が白ポンで赤ドラ持ち3900、2着には雪霧選手への直撃条件の聴牌を組む。ここにひらめ選手の南バック・ツモり三暗刻の聴牌が入る。雪霧雪選手も東バックで仕掛けているが、後に打ち出された7mはせどなりあん選手への直撃で着順が変わる最悪の放銃。
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トップはひらめ選手!厳しい展開であったせどなりあん選手は2局で2着順浮上することに成功した。
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試合後インタビューコメント
1着・ひらめ選手(てんぱねすくりゅ〜)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
トップ取れて嬉しかったです!
内容も満足できるもので、最近は守備の方も頑張っているけれど押すところは押せているのが自分でもいいなって思います!!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
せどなりあんさんのリーチを受けて、3900テンパイして1m押したところです!親のせどなりあんさんのリーチをかわせてよかったです!
2着・せどなりあん選手(なんでも鳴けばいいというものではない)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
運が良く2着を取ることが出来て良かったです。次も頑張ります。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南3局のリーチドラ1を打たずに一気通貫のリーチに出来たのがよかったです。
4着・よしふじこうすけプロ(GENESIS)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
引き出しをフルに使いうまくいった局面も多かっただけにこの結果は非常に悔しいです。
次戦に向けて勉強し直そうと思います。
あと、もう試合前にどら焼きは食べません。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
せどなりあんさんに放銃した7sが敗着となってしまいました。
受けに関してはまだまだ学ぶことが多いことを実感した一局となりました。
(記・Lusyaba)
第2試合B卓
起家 Luna de Esperanza所属 狂犬まさG選手
南家 ぽんてんLv.47所属 七瀬くりむ選手
西家 縁所属 黄河のんプロ
北家 Black Cat Code所属 あんじゅえる!選手
![](https://assets.st-note.com/img/1685626340369-1sUNkIT34X.png?width=1200)
黄河プロの”逆”果し状第2弾。その挑戦を受けし者は前々節の第1弾と違って華やかな顔ぶれに。天使、美少女、そしてワンちゃん。みなアイコンは可愛いが麻雀はとてつもない。
縁の母ちゃんは3人を卵焼きに包んで調理できるのか、はたまた自分が卵焼きにくるめられるのか!?リーグ戦も今試合でちょうど半分、まさに天下分け目の卵焼き戦争、クッキングスタート!
開局から輝くは天使。
ドラ5s対子の手をもらうと牌が縦に重なっていき、ツモり三暗刻の14m待ちリーチへ。
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程なくしてツモりあげ、倍満スタートと大きく抜け出す。
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流局・まさG選手の和了を挟んで東3局には親の黄河プロが2巡目にリーチ。待ちこそペン7mと悪いものの、(母)親の威厳をたっぷりに振りかざす。
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これに噛み付くは反抗期の狂犬まさG選手。
安易に安全牌候補の東を抜かず、1s, 8pを押し通してカン8sながらドラ1の手を迷わず追いかける。
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決着は一瞬だった。
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東4局は七瀬選手が軽く流して迎えた南1局、まだまだ暴れ足りないと親の狂犬まさG選手が仕掛け・リーチ・リーチで3連続和了。
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これで大量リードを得た狂犬まさG選手はまだ終わらせまいと同3本場もドラ8pを叩き切り高目二盃口の美しい先制リーチ。
しかしここに待ったをかけたのはここまでまさG選手にやられっぱなしの黄河プロ。まさG選手に危険な両無筋5sを勝負して、まさG選手と黄河プロ2人に5mが置いてある筋の2m単騎待ちチートイツで追いかける。
これに困った七瀬選手が2mを掴み放銃。この和了で3着目に浮上する。
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守備でも次局南2局にはまさG選手の47p待ち黙聴が入った瞬間に不要牌7pを掴んだ黄河プロだったが、これを止めてオリの判断!
この局は七瀬選手が和了りきったが、手牌の見切りが素晴らしい1局だった。
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局面は飛んでオーラス。3着争いが熾烈な中5巡目に3着目七瀬選手からリーチがかかる。
これに親のあんじゅえる!選手が粘り、競り勝って4000オールをゲット。トップ争いに名乗りを上げる。
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しかし反撃もここまで。最後はまさG選手が得意の仕掛けを駆使して和了りきった。
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トップを獲得したのは狂犬まさG選手。倍満親被りを物ともせず南1局の親番に逆襲。骨をも残さぬ勝利となった。
2着はあんじゅえる!選手。開局倍満のリードをもらったが以降丁寧さが裏目に出てオーラスには3着争いにまで後退するも、地力の高さを見せつけた4000オールでしっかり2着を確保した。
3着は黄河プロ。勝負に絡むもリーチ負けがきつかったが、チートイツに守備にと職人技が光る半荘だっただろう。卵焼きは手が込んでること間違いなしだ。
ラスに沈んだのは七瀬選手。丁寧に打てば和了れたところがいくつかあっただけに悔いの残る形か。次戦での巻き返しを期待したい。
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試合後インタビューコメント
1着・狂犬まさG選手(Luna de Esperanza)
ートップおめでとうございます。試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
要所要所で競り合いを勝つことができてトップを取ることができました。今回は鳴きは少なめだったので、次回は見せられるように頑張ります!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東3局、親の黄河さんの早いリーチに対してカン8sで追っかけてあがりきったところです。選択自体は普通なんですが、このめくり合いに負けたら大敗もあり得ただけに大きい一局になりました。
(記・keitaさん)
第2試合C卓
起家 ANC PURPLE BATS 矢絣京選手
南家 Emperor Peng Inc. Σbranch justice選手
西家 ぺんたごん 夢咲いちか選手
北家 Pleiades 中神翔平プロ
東1局は中神プロのリーのみ1300点、東2局は矢絣選手の東のみ1000点、東3局は中神プロの一人聴牌流局と、非常に小さいやり取りで局が進む。
お互いにチャンス手がなかなか聴牌しないもどかしい展開となった。
東4局は矢絣選手がリーのみを一発ツモで1000-2000に昇華。ようやく3万点台に乗る選手が現れるも、続く南1局では夢咲選手が1300-2600の和了。
矢絣選手は引きずり降ろされる形となった。
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リーチも躱されここまで唯一加点できずやや凹んでしまったjustice選手だったが、南2局にチャンスが訪れる。
9sと6sをポン、4sチーであっという間に3つ晒して2向聴。4センチ2向聴!?
親のこの破壊力抜群の仕掛けに他家は対応せざるを得なくなった。
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局も中盤を過ぎ、中神プロは対応しながらも7s単騎で七対子を聴牌。夢咲選手もドラ3の聴牌を入れるも、5sを切っての2枚見えペン7mでのリーチは苦しいとみたか、89mを落としていった。
微差ではあるものの現状トップ目、南2局で12000や18000を放銃してしまうと再起は難しい、以上のことから冷静な判断だったと言えるだろう。
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次に矢絣選手が6-9s待ちで聴牌。7枚見えということでダマに構えると、なんと8枚目をjustice選手が掴んでしまう。
もし加槓すると矢絣選手の槍槓が成立、観戦者がどよめく中でjustice選手は9sを一旦手の内に留めた。
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その後矢絣選手は3sを引いてしまい聴牌を崩すと、中神プロも4sを引いて聴牌を崩す。親の仕掛けが非常に効いている証拠だ。槍槓が見たかったとか言ってはいけない
一方で海底直前になってもいまだ聴牌できていないjustice選手はツモ回数を増やす9s加槓。しかしそれでも聴牌できず悔しいノーテンとなり、この局は全員ノーテンで流局となった。
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南3局は中神プロが白のみの1000点をアガり親番を迎えるが、オーラスは夢咲選手がタンヤオのみの300-500をしっかり決めトップを獲得。
計8局、1翻のみの和了4回、流局2回、最大打点5200の非常に小さい場に終止符を打った。
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試合後インタビューコメント
2着・矢絣京選手(ANC PURPLE BATS)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
点棒移動が少なすぎて会場バンテリンドームかよってツッコミ入れたくなる展開でしたね
上から下まである展開でヒヤヒヤ1試合目にリーダーが浮きの2着を取ってくれたので2位でも許されるかなというのがあり少し守備的にしてしまったところでトップを逃しちゃった感じもありますが2位でプラスを持って帰れたので良しとします
もう折り返しまで来てしまったのであまり悠長なことは言っていられませんが無理せずに着実にポイントを伸ばしていけたらと思います
引き続きAPBの応援をよろしくお願いいたします!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南2局0本場
下家の親番ですが、第一打、二打を結構悩んだ後に9sも少考してポンとなったところです。
二打目に南を打っている後に別の色を出してきたので悩んで9sポンだったのも含めて結構遠いところからの仕掛けかなと思ってました その後6sもポンされて2副露となりましたが、結構手の中ぐちゃぐちゃだろうと思ったので今のうちも込みで先に4sを打って鳴かれたらやめるくらいの感覚で押しちゃいました
それがチーされてしまいその後行けなくなったのでここはちょっといきすぎたかなと反省してます
結果的には読み通り結構遠い仕掛けでノーテンで親が落ちてくれたので助かりましたし他家もそちらに警戒して回っていたので押さなかったときの世界戦がどうなってたかはわかりませんが結果が悪い方に転ばなくて良かったです
3着・中神翔平プロ(Pleiades)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
日頃から一緒に検討してるソウルフレンドの矢絣さんと同卓だったので気合い入れました!NAGAもぼちぼち数字出てたので丁寧には打ててたと思います。
1戦目でくれあ様がトップを取ってくれたので比較的楽に安定択を取って打てました。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南2の海底で索子を切りきれなかったところ。あれを押すバランスだとトータルで成績落としそうだけど、トップ取りのここぞの場面なら押すのもアリだったかなぁ……いや切らんけど!
4着・justice選手(Emperor Peng Inc. Σbranch)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
悔しさもこみ上げないぐらいになにもできなかったのでこの分次回はあがり倒そうと思います!!!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
ラス目で迎えた南場の親番でアグレッシブに染めの仕掛けをしてかなりうまくいったと思ったんですがまさかのノーテンで激痛でしたが仕掛け自体に後悔はないです!
(記・西向く侍)
試合結果
![](https://assets.st-note.com/img/1686136093313-Fwn9WtmmXZ.png?width=1200)
今節最もポイントを伸ばしたのはBlack Cat Codeとてんぱねすくりゅ〜。ともにトップ2着として堅実にポイントを伸ばした。一方で苦しかったのはぽんてんLv.47。中位からの連ラスでチームマイナスポイントに立ったが次節巻き返しを図る。セミファイナルボーダー戦線はぺんたごん・麻以麻い・Emperor Peng Inc. Σbranchが接戦だがトータルマイナスポイントのチームはまだ気が抜けないだろう。
ここから後半戦、各チームどのように戦うか注目である。
おわりに
今回の記事は以上になります。読んでくださってありがとうございました。Σリーグ広報部では本観戦記シリーズの他、選手名鑑シリーズも刊行していますのでよろしくお願いします。記事の感想やRT、いいね等頂けますと励みになりますので"#Σリーグ"のハッシュタグを付けての投稿をよろしくお願いいたします!また、Σリーグは公式YouTubeチャンネルを開設しました。公式配信として対局の模様をお届けするほか、公式応援配信"熱闘!Σリーグ"の配信等様々なコンテンツの配信を予定しておりますのでチャンネル登録をよろしくお願いいたします。
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