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第1期Σリーグ観戦記・第3節
こんにちは。Σリーグ広報部です。
4/16(日)より対局がスタートした第1期Σリーグ。
第1期Σリーグは雀魂の強豪・プロ雀士・Vtuberで構成された12チームが頂点を争うレギュラーシーズン全20節40試合のチーム戦です。
本日は4/23(日)に行われた第3節の対局の観戦記をお届けいたします。
開幕戦の対戦組み合わせと出場選手はこちら。
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1試合目A卓
起家 ANC PURPLE BATS所属 甲森あん選手
南家 Emperor Peng Inc. 所属 椎凰いと選手
西家 てんぱねすくりゅ〜所属 ごんろく選手
北家 縁所属 アサダスズメ選手
東1局、甲森選手がドラ1の5-8m聴牌を6巡目の立直をかける。その後アサダスズメ選手から追っかけが入るものの、即5mをツモ和了。1000-2000の先制に成功する。
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東2局はごんろく選手の白のみ1000点の仕掛けが成功し、局が進む。
東3局は甲森選手の發ドラドラ4m4pの聴牌が入ると続けて椎凰選手のカン4m立直が入る。しかしここは甲森選手に軍配が上がり、2000オールで頭ひとつ抜け出す形となる。
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東3局1本場は椎凰選手が2s5s断么九赤の仕掛けを入れると、ごんろく選手の123三色のカン2mの手を立直。さらに立直後に出た東をアサダスズメ選手がポンし5-8sの聴牌を入れるもここはごんろく選手に軍配。聴牌していた椎凰選手に2mが流れ、これがごんろく選手への満貫放銃となる。
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東4局もごんろく選手の勢いは止まらない。立直平和ドラ1の4-7sの手が一発ツモ。裏1乗せて跳満と一気にトップ目へと躍り出る。
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南1局はアサダスズメ選手と椎凰選手の2人聴牌で流局。
南2局1本場も甲森選手立直とアサダスズメ選手の白ポンも2人の聴牌で流局と重い展開が続く。
南2局2本場、筒子の染め手模様の甲森あん選手の2副露に対抗しアサダスズメ選手が6sチーで断么九赤1の手を聴牌。その後甲森選手が1-4pで清一色一通ドラドラの大物手を聴牌。その後4pが椎凰選手から出るものの、倍満の手は開かれることなくアサダスズメ選手が4500点の加点に成功した。
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これ以上好きにやらせてたまるかと椎凰選手が南のポン、ドラの東をポン。さらには東を加槓し筒子の混一色に向かうも、甲森選手から發7sシャンポンの立直がかかる。椎凰選手から最後に残っていた發が即座に打ち出され満貫の放銃に。甲森選手はごんろく選手を躱しわずかながらにトップ目となる。
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南3局マイナス域に転じた椎凰選手はダブ南混一色ドラ4の大物手を入れるがこちらも不発。椎凰選手とアサダスズメ選手の2人聴牌でオーラスへ。
早々に逃げ切ろうとした甲森選手は南のポンから発進するも聴牌が入らないままアサダスズメ選手から立直のみ2-5mの立直が入る。何とか追いついた椎凰選手もカン8pの立直へ。
安牌に窮した甲森選手は、親の安牌の2mを切り出すと、立直のみのアサダスズメ選手への放銃、のはずだったのだがここで打ち出されるカットイン。暗刻の4pが裏ドラとして丸々乗り、雀の手は飛翔し2着へ浮上。裏ドラに泣かされた甲森選手は無念の3着へと2着順ダウンした。
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試合後インタビューコメント
1着・ごんろく選手(てんぱねすくりゅ~)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
リーダー三人との対局。
序盤から感触は良く東でポイントが盛れたので、南場は守りにウエイトを置きました。
何とかポイントを持ち帰りたかったので、よかったです。次回もこの流れのまま行きたいです!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東4局、手順は良くなかったと思いますが、思い通りテンパイして一発ツモ。裏が乗って跳満の所ですね。一打は東3局1本場、どらの発を落として5200のダマからの一巡考えて中切りリーチですね!
2着・アサダスズメ選手(縁ENISHI)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
最後に腕が出ました。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
オーラス
裏3は腕です。
3着・甲森あん選手(ANC PURPLE BATS)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
チャットGPTに聞いてみて!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
オーラスにアサダスズメさんに放銃しちゃった時の打牌選択!
東に異様に嫌な予感を感じちゃって。
2pも椎凰いとさんのカンチャン待ちがあるかも?って思ってあの選択になってしまいました。
(記・Lusyaba)
1試合目B卓
起家 Black Cat Code所属 えりんぼパパ選手
南家 麻雀以外麻雀じゃないの所属 雪霧雪選手
西家 ぽんてんLv47所属 魔王KUUGEN選手
北家 なんでも鳴けばいいというものではない所属 ぐちやま選手
東1局、ぐちやま選手が白の対子落としから6巡目ドラ1mと7mのシャンポンで立直をかける。対するえりんぼパパ選手は6巡空振っていた広い一向聴からようやくカン3sの聴牌を入れ見事ツモ。立直ツモ赤ドラ裏の4000オールと大きくリードを広げる。
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これ以上リードを広げられるわけにはいかないと雪霧雪選手は1枚目の中から発進するも、えりんぼパパ選手の勢いは止まらない。急所を続々と引き入れ1-4p5mの3面張を立直すると雪霧雪選手が宣言牌の2mをチー。カン7pで追いつく。しかし安牌に苦しんだ魔王KUUGEN選手から中筋5mが放たれえりんぼパパ選手の2連続親満和了となった。
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続く3本場、えりんぼパパ選手は手を緩めず發のポンから発進したが、ここは雪霧雪選手とぐちやま選手の立直の前に後退。この2人の流局聴牌でようやく東1局が終わる。
東2局4本場、えりんぼパパ選手は3pチーからカン4mの東中赤を聴牌。山には無い牌であったが、雪霧雪選手が立直宣言牌として打ち出してしまい、更に加点に成功する。
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東3局まだまだ攻撃の手は緩めない。えりんぼパパ選手はカン7pのドラ表待ちだが構わず立直。その後雪霧雪選手が立直平和赤高目断么九1-4sの立直をかける。山に1対5の勝負の勝負であったが関係無いとばかりにえりんぼパパ選手が7pをツモ和了。持ち点は60000点を超える。
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東4局、えりんぼパパ選手が親の1打目7mをチー。あれよあれよと断么九赤3の聴牌をいれると雪霧雪選手から出た6mを捉え満貫の加点に成功する。これで東場の和了を全て独占した。
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南1局、1sチーから発進したぐちやま選手は更にカン2mを仕掛け混全帯么九模様。そこに7pを槓した雪霧雪選手のペン3p一盃口の立直が入る。即座にカン8mで純全帯么九の聴牌を入れるが目に見えて残り1枚、非常に勝負しにくい手だが雪霧雪選手の危険牌を見事に通し、雪霧雪選手から出た8mを捉え初の和了をもぎ取る。
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南2局は雪霧雪選手がカン2m一発ツモで回復するも、続く1本場は魔王KUUGEN選手の立直に追いつけず不聴流局。
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親が流れ南3局1本場、今まで和了のない魔王KUUGEN選手がとうとう中ドラ3の大物手を見事ツモ和了しラス目から2着目へと浮上する。
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これ以上走られたくないえりんぼパパ選手は7pチーから断么九の仕掛けるも、先に聴牌を入れたのは一盃口ドラ3のカン7mぐちやま選手。さらには親番の魔王KUUGEN選手の6-9sの立直が入る。流局間近、ダマで構えていたぐちやま選手が7mをツモ。2着目へ再度浮上する。
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オーラス、中のみの手でぐちやま選手が親番維持しいざ逆転に向かうも、1本場では雪霧雪選手の立直、えりんぼパパ選手の中の仕掛けが入る。魔王KUUGEN選手は立直の中筋赤5mを勝負するも、これが5m、西シャンポンに放銃してしまい赤と裏で5500点の直撃。見事雪霧雪選手は着順浮上に成功し、魔王KUUGEN選手は2度もの中筋5mにやられてしまい手痛いラスとなった。
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試合後インタビューコメント
1着・えりんぼパパ選手(Black Cat Code)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
めちゃくちゃツイてました。今後運量が枯渇しないか心配です。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
親番でしっかり押し返したのが良かったです。パパパパタイム出来ました。
4着・魔王KUUGEN選手(ぽんてんLv47)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
ラスってしまって魔王としての威厳が危ういのじゃ・・・そろそろ貢献したいのじゃ。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東1とオーラスで中筋5mがぶっ刺さりまくった一打を早く忘れたいのじゃ・・・
(記・Lusyaba)
1試合目C卓
起家 GENESIS所属 Yukiちゃんねる選手
南家 Luna de esperanza所属 銀貨先生選手
西家 Pleiades所属 恋駆くれあ選手
北家 ぺんたごん所属 野々宮ねむ選手
銀貨先生選手とYukiちゃんねる選手は自身1戦目、ともにチームを率いる立場で背中を見せたいところ。また銀貨先生選手と野々宮選手は前期るなすぺのチームメイト、Yukiちゃんねる選手と恋駆くれあ選手はリーグ外でも親交があるなど、第3節にして早速因縁渦巻く卓となった。
Yukiちゃんねる選手の1人聴牌で迎えた東1局1本場、三者三様の攻め方がぶつかる。Yukiちゃんねる選手が仕掛けて親満の聴牌、恋駆選手がのみ手ながら果敢にリーチを選択、銀貨先生選手がリーチの現物47m待ちダマテンを入れる。結果は恋駆選手が7mを掴んで銀貨先生選手が嬉しい和了。
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東2局はほぼ無駄ヅモなしで両面リーチを一発ツモに仕上げた恋駆選手の1000-2000でΣリーグ初和了。東3局は流局で決め手を欠いたまま東4局に進む。
東4局はYukiちゃんねる選手がドラ3のリーチに行くと、あわや野々宮選手が放銃かと思われたがその後手が進まず守備に回った判断が功を奏し当たり牌を止めて流局。
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2本場では前局にリーチ時点で6山の待ちが空振ったYukiちゃんねる選手だったが、次局豪快にドラ5p一発ツモでリードを築く。
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銀貨先生選手の1人聴牌で迎えた南2局1本場、この試合の決め手が出る。
白アンコ持ちで是非とも和了したい場面、これを丁寧に門前で仕上げて一発ツモ!トップ目に立って優位に進める。
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逆にここまで苦戦を強いられてきたのは恋駆くれあ選手。随所に光る選択を見せているもののとても麻雀歴3ヶ月とは思えない打ち筋を披露している。南3局3本場開始時点で10000点持ちのラス目だったが、Yukiちゃんねる選手の仕掛けを振り切りリーチ・ツモを2局連続で決め一気に2着目まで浮上。
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そうなると苦しくなるのはずっと我慢を強いられていた野々宮選手。
それでも南3局5本場に銀貨先生選手の先制リーチを受けながらもなんとかピンフの聴牌に辿り着き、ドラ9sを叩き切ってリーチへ。仕掛けていたYukiちゃんねる選手から討ち取った1sがそのまま裏ドラとなり、オーラスの親番へと弾みをつける。
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しかし反撃もここまで。
オーラスは恋駆選手が1枚目の自風北をスルーして役牌発を重ねるファインプレー。最後は高目北のツモ直でトップというところまで持ち込むも、最後の北を掴んだのは親の野々宮選手。ラス目で降りられるはずもなくそのままツモ切られて終局。
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トップを獲得したのは銀貨先生選手。先代の教えを受け継ぎ見事貫禄を見せつけ、嬉しいチーム初トップを自らの手で持ち帰った。2着となったのは恋駆選手、苦しい東場を凌いでラス前・オーラスに一気にブーストをかけあわやトップというところまで持ち込んだ。3着はYukiちゃんねる選手、手は入り続けていたものの二の矢が放てず決め手に欠いた。野々宮選手は終始我慢したものの手が入らず無念のラスとなった。
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試合後インタビューコメント
1着・銀貨先生選手(Luna de Esperanza)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
チーム状況もやや苦しかったので、勝てたことがとりあえず一番です。たた、結果に影響しない凡ミスもあったので次はもっと良い内容で打てるように練習をしていこうと思います。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南2局、白暗刻になった直後に上家から打たれた3枚目の25p受けをスルーして、自力で埋めて6000オールにしたところ。1500で終わってもおかしくない手でしたが、先代の魂を受け継ぐ渾身のマッスルリーチが打てたことで勝利に繋がりました。
2着・恋駆くれあ選手(Pleiades)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
とにかく緊張したっ!に尽きるのですが…
後ろにししょーのジョコラーさんが控えていたので、いっぱいマイナスしたら何とかしてもらおうっ!!!と開き直って打ちました。
できない事だらけなので💦… 少しでもできることを増やして次の試合に望みたいです!!!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
トップには届かなかったですが… オーラスで条件を考えつつ、覚えたての混一色をあがれてよかったです!
(記・keitaさん)
2試合目A卓
ANC PURPLE BATS所属 拝田頼選手
Emperor Peng Inc.所属 成田裕和選手
縁所属 アサダスズメ選手
てんぱねすくりゅ〜所属 ひらめ選手
東1局、アサダスズメ選手とひらめ選手の立直に対して、先に仕掛けていた成田プロがアサダスズメ選手から3900点を直撃し幕を開ける。
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東2局、失点スタートとなったアサダスズメ選手が即座に点数を取り戻す。發ドラドラの7700点の加点した後、親の連荘が続いた4本場は拝田頼選手が立直ツモ平和の700-1300に立直棒4本を回収する。
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東3局は7巡目にアサダスズメ選手が4-7p待ちで即立直、ドラの4pをツモり、立直ツモ平和ドラ赤の2000-4000で一歩抜け出す。
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東4局、ドラを暗刻にした拝田頼選手が2s待ちで立直、後筋になった2sがひらめ選手から放たれてロン、裏も乗せて12000点を加点していく。
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南2局2本場、ここまで和了がなかったひらめ選手がドラ赤の手を3-6p待ちで立直、成田プロの追っかけ立直が来るもすぐにツモ和了。立直ツモ断么九ドラ赤の2000-4000で迫っていく。
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南3局、前局に続きひらめ選手が先制立直、続けて拝田頼選手も追っかけ立直をするも先に聴牌していたトップ目のアサダスズメ選手が役なしの状態からツモ和了。ツモ赤の700-1300に立直棒2本を回収しトップに向けて局を進めていく。
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南4局1本場、2着浮上を狙った成田プロが1-4p待ちで即立直。これを聴牌していた拝田頼選手が一発で掴み放銃。立直一発平和の3900点を直撃で最後に着順浮上を果たした。
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安定したゲームコントロールでアサダスズメ選手がトップを獲得し、連闘となった第3節を2着、1着と連対で締めた。堅実な守備で最後に捲った成田プロが2着、効果的な加点をしていたが最後に当たり牌を掴まされた拝田頼選手が3着。終盤に持ち直したもののひらめ選手が無念のラスとなった。
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試合後インタビューコメント
1着・アサダスズメ選手(縁ENISHI)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
終始ついてました。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東2局
今期はいろいろやってみてます。
2着・成田裕和プロ(Emperor Peng Inc. Σbranch)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
回線の不具合で関係者・同卓者、視聴者の皆様にご迷惑をおかけしました。試合内容は細かいミスはありましたが、何とか2着を獲れてほっとしています。トップを獲ったアサダさんの要所での効果的なアガリがとても印象的でした。次こそはトップを獲ってチームに貢献したいです!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
オーラス1300‐2600条件で2着だがラスが近い状況で、ピンフの1翻をつけにいってリーチ、結果ライバルの2着目から直撃して着アップできました。検討でもファーストテンパイのリーチのみ369待ちの3着(ほぼ)確定リーチを打つ寄りが多かったですが、チームのポイントビハインド状況も加味して、リスクを負ってポイントを持ち帰ることができて良かったです。
4着・ひらめ選手(てんぱねすくりゅ~)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
ラスくやしいです…! ねじさんに牌譜検討していただいたので次回に活かしたいです!
次は勝ちたいです!!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東二局4本場、3m打ったら親満放銃してしまうところで3mとめれてよかったです!
(記・ゆめ)
2試合目B卓
起家 ぽんてんLv47所属 刃金しろがね選手
南家 なんでも鳴けばいいというものではない所属 せどなりあん選手
西家 Black Cat Code所属 あんじゅえる!選手
北家 麻雀以外麻雀じゃないの所属 みるるん選手
刃金選手・みるるん選手は今試合が初登板。特に新規参入で育成枠のみるるん選手は多少なりとも緊張が入るだろうが、のびのびと自分の麻雀を打っていただきたい。自身2戦目となるあんじゅえる選手は初戦トップの勢いのまま卓に着く一方、初戦4着のせどなりあん選手はリベンジに燃える。比較的好調なチームが揃った本卓、制するのは誰か。
東1局は仕掛けが飛び交う空中戦となったが、余ったドラを捉えたせどなりあん選手が2000点の先制。放銃に回った刃金選手は東2局でピンフ・高目一盃口の14s待ち先制リーチを放つと、仕掛けて聴牌を入れたみるるん選手がこれを掴み安目ながら2000点を取り返す。東3局はまたしても刃金選手とみるるん選手がぶつかるが今度はみるるん選手に軍配。決定打は出ないまま東4局へ進む。
みるるん選手の先制リーチを受けた親のせどなりあん選手、チートイツのイーシャンテンで現物と筋を切って迂回し、11巡目に聴牌。3mを切ってリーチ!チートイツはリーチして打点を上げに行きたいし、1pより良い待ちはそうそうなさそう。何より仕掛けている下家にプレッシャーを与える良い選択だと感じた。
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山にはわずか1枚しか残っていなかったが、その1枚を手繰り寄せ大きな3200オール!一歩抜け出した。
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東4局1本場は刃金選手のマンガンツモ、南1局は全員仕掛けを入れて牽制し合う睨み合いの中、みるるん選手の一人聴牌で局が進む。
南2局に決定打。親のみるるん選手のリーチに刃金選手が勝負手を作ってすぐさま追いかけ、3000-6000を決めて抜け出す。
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ここまでずっと我慢してきたあんじゅえる!選手。
親番南3局4巡目に役牌東ポンテンのドラ3、インスタントマンガンのチャンス手が入る。しかし待ちの25pはこの時点で残りわずか2枚な上、出る形の選手もいない。
ツモ切りで焦れるまま11巡目にみるるん選手から36p待ちドラ1のリーチが飛んでくる。この時点で残り枚数は1対5と不利なめくり合いを強いられたあんじゅえる!選手。
掴んだ3pも切らざるを得ず、親番が落ちる。まさに不運という他ない。
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オーラスは3人聴牌、2900(+300)とせどなりあん選手が連荘を重ね、迎えた2本場では1枚切れの1m5s待ち先制聴牌を即リーチし一発ツモ。人によってはトリダマや聴牌外しもあるなど、選択が分かれそうな牌姿だったが見事トップ目を奪取。
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しかし同3本場にトップへの執念が実ったのは刃金選手。2軒リーチを受けてなおホンイツでフルゼンツ。ライバルみるるん選手にマンガンを放銃しての3着落ちという恐怖を振り払い、見事マンガンを和了してトップを捲った。
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試合後インタビューコメント
1着・刃金しろがね選手(ぽんてんLv.47)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
オーラスで一時は上家に捲くられましたが、直後捲くり返してのトップ!めちゃくちゃ気持ちよかったです!今回は全体的にツイていたのが大きかったので、次回以降も慢心せず、気を引き締めていきたいです。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
オーラス3本場の2軒リーチを受けての2m,6pプッシュ。下家に満貫振ったら実質28900点の失点。
しかし、和了れば実質48100点or50900点の和了。和了った時がデカすぎるので全力で和了に行きました。
2着・せどなりあん選手(なんでも鳴けばいいというものではない)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
悔しい!とにかく悔しいです!とはいえプラスポイント持ち帰れたので次もプラス目指して頑張ります
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南3局の親の副露に対してしっかり降りれたのが良かったです。
3着・みるるん選手(麻雀以外麻雀じゃないの)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
初めての対局ということで、最初は緊張で頭が真っ白な状態で縮こまった打ち方をしてしまいました…。まだまだ未熟ではありますが、なんとか3位で終わることができ、少しホッといたしました。次はチームにプラスを持ち帰ります!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
一番印象に残っているのは、南1局の奇跡の1人聴牌です。
(記・keitaさん)
2試合目C卓
GENESIS所属 ふくちゃん選手
ぺんたごん所属 夢咲いちか選手
Luna de esperanza所属 狂犬まさG選手
Pleiades所属 ジョコラー選手
各チームのエース級と呼んで差し支えない、リーグ屈指の強者3人に対して、ぺんたごんは1回戦の野々宮選手に続いてルーキー夢咲選手が続くダブル育成枠のフレッシュな継投。百戦錬磨の猛者を相手に大金星を狙う。ジョコラー選手は古巣相手の快勝となるか、そして狂犬まさG選手ととらふく選手の猛獣対決にも注目が集まる。
開局まず走ったのはとらふく選手。8s単騎でテンパイした七対子を手替わりを待つことなく即リーチ。各者が対応に回る中で終盤にツモって満貫のリードとなる。
しかし次局がターニングポイントとなった。東2局、親番のまさG選手はとらふく選手が切ったこの6sにポンの声。
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スルーして門前聴牌も狙えそうであり、發から仕掛けても材料は足りそうな手格好ではあったものの、守備型で知られるとらふく選手がトップ目からオタ風のポンで発進しているという場況も加味してスピードを合わせる形の発進となった。
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これを見事に間に合わせてとらふく選手の9pを捉えて1500。打点としては目立たないが、とらふく選手の手が12000まで見える形になっていたことを考えれば和了の価値は極めて大きい。この要所が決め手となったか、次局以降はまさG選手の独擅場。6000オール、4000オール、5800、12000と早々に勝負の大勢を決めてしまう。
この悪夢を終わらせたのは夢咲選手。先制リーチからの12000放銃という悪夢にもめげず、仕掛けて果敢に和了を取りにいく。各配信でも絶賛の声が上がっていたのがこの場面だ。
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一つ仕掛けた後に上家から出た5mをスルー。7枚形でのシャンポンを拒否して守備牌を持ちつつ変化を残したイーシャンテンをあえて維持すると、程なく2pが鳴けてテンパイ。当然「5mを鳴いていない」という情報は全員が把握している状態であり、盲点となった5mをまさG選手が掴んで2000点の放銃に。急所から仕掛けて好形をスルーし、勝負出来るテンパイ形に持っていくという、強者も唸る手順で悲劇の東2局を終わらせることに成功した。
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南場になってもまさG選手は持ち点を無駄にしない見事な局回しで大量リードを維持したまま終盤へ。オーラスで夢咲選手が会心の12000を決めて、一時箱下の憂き目から2着目に並ぶところまで点棒を回復するも、最後はジョコラー選手が2000点で躱して2着を確保し終局となった。
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トップはまさG選手。圧倒的な火力で勝負を決めてしまったが、そこに至るまでの躱し、そして点棒を持ってからの点数を減らさない進行など、派手な展開の中でも技巧が光る充実した内容となった。2着はジョコラー選手。苦しい展開の中でも打点的価値がある手牌でしっかり加点して着を残すというクレバーな立ち回り。3着は夢咲選手。難敵相手でも縮こまることなく積極的に仕掛けての3着はお見事。鳴き手順のセンスが光る試合運びだった。4着となったのはとらふく選手。「中途半端に手が入り続ける」という、守備強者が大量失点する唯一のパターンにハマってしまい、とらふく選手としては極めて珍しいレベルの大敗となった。
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試合後インタビューコメント
1着・狂犬まさG選手(Luna de esperanza)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
ただただついてました。
とはいえ細かい比較はサボらずにできてたと思うので、次戦以降もしっかりやっていきます。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東2局0本場、下家のオタ風仕掛けに反応して最速で1500点あがりきったところです。
Σリーグルールだと親番維持が相当重要だと思ってたし、大爆発のきっかけになったということでポイントとしてあげさせてもらいました。
2着・ジョコラー選手(Pleiades)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
個人的にミスだと思った打牌が結構あったので次には修正できるようにしたいです。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南3で安くはやく流す選択もありましたがホンイツで高打点を狙ってあがりました。このおかげで二着死守できたので良かったです。
3着・夢咲いちか選手(ぺんたごん)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
対面の狂犬さんが狂犬でした・・・
とはいえ、魂天と雀聖に囲まれた卓で健闘できたとおもいます!
次こそは負けません!!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東2局5本場6巡目に上家のふくちゃんさんが切った5mを鳴かずにスルーしたところに今回の私の麻雀のすべてが詰まってると思います。
4着・ふくちゃん選手(GENESIS)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
次は頑張ります、1つのターニングポイントになった半荘だったと思います。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東2でまさGさんに9p打ったとこ。
(記・銀貨先生)
本節の結果
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本節で大躍進を遂げたのはリーダーの銀貨先生選手と狂犬まさG選手が連トップを獲得したるなすぺ。11位から2位へと一気に躍り出ました。
さらに縁とぽんてんも借金を返済し、プラス域へ浮上を果たしています。
一方でGENESIS、ぺんたごん、えんぺんの3チームには借金を膨らませる結果となってしまい、大きく後方へ下がることとなりました。
おわりに
今回の記事は以上になります。読んでくださってありがとうございました。Σリーグ広報部では本観戦記シリーズの他、選手名鑑シリーズも刊行していますのでよろしくお願いします。記事の感想やRT、いいね等頂けますと励みになりますので"#Σリーグ"のハッシュタグを付けての投稿をよろしくお願いいたします!また、Σリーグは公式YouTubeチャンネルを開設しました。公式配信として対局の模様をお届けするほか、公式応援配信"熱闘!Σリーグ"の配信等様々なコンテンツの配信を予定しておりますのでチャンネル登録をよろしくお願いいたします。
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