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第1期Σリーグ観戦記・ファイナル第2節
こんにちは。Σリーグ広報部です。ついに4/16(日)より対局がスタートした第1期Σリーグ。第1期Σリーグは雀魂の強豪・プロ雀士・Vtuberで構成された12チームが頂点を争うレギュラーシーズン全20節40試合、プレーオフ全5節10試合、ファイナル全5節10試合のチーム戦です。
本日は7/30(日)に行われたファイナル第2節の観戦記をお届け致します。
対戦組み合わせと出場選手はこちら。
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第1試合
東家 縁所属 とっつあん選手
南家 なんでも鳴けばいいというものではない所属 せどなりあん選手
西家 Black Cat Code所属 めあ・ともえ選手
北家 ANC PURPLE BATS所属 甲森あん選手
首位ななないと2位BCCのポイント差は3.8とほとんど横並びで迎えたファイナル第2節。
レギュラーシーズンから直接のファイナルを決めた2チームがこのまま優勝を争うのか、プレーオフを勝ち抜いた2チームが割って入るのかどのチームからも目が離せない!!
東1局 親のとっつあん選手が先制リーチ、これを流局間際にツモアガる。
好配牌をしっかり活かして3200オールの加点。
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東1局2本場 この局は激しい捲り合いになる。
先制はせどなりあん選手、待ちは良くないがドラ赤内蔵の勝負手だ。
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待ったをかけたのはめあ・ともえ選手、打点こそ低いものの良い待ちのリーチで追いかける。
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11巡目めあ・ともえ選手が1pの暗槓、めくれた新ドラは1p!!リーチのみの手が勝負手に!!!
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そして親のとっつあん選手がしれっと聴牌、ここら辺は流石だ。
3人とも待ち牌は山に残っているいったい誰がこの局を制するのか!!
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捲り合いを制したのはせどなりあん選手!!!しかもライバルBCCのめあ・ともえ選手からの直撃だ。
せどなりあん選手がななないが優勝したとしたらこの捲り合いに勝ったおかげまであると語るほど大きな勝負所を制した。
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東3局、東4局、南1局はとっつあん選手とせどなりあん選手の躱し手が決まり局が進んでいく。
南2局は好配牌を貰った3人の捲り合いになるもとっつあん選手が制しトップに大きく近づくアガリを決めた。
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南3局はとっつあん選手が3900点の加点で更にトップに近づく。
そして迎えた南4局 ここまで和了無しと非常に苦しい展開で迎えた甲森選手の親番。
丁寧に手牌を進めていきドラドラ赤の一向聴。しかしこの局も先制リーチそして仕掛けに挟まれる苦しい展開、そして掴む当たり牌。
チーム状況的にもかなりトップが欲しい。自分の手は満貫以上確定の勝負手どうする…
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甲森選手の選択は打8m。
正直この1mは打ってしまっても仕方ないような牌だ、しかしそれをしっかりと我慢しこの半荘3着を確保、そして頼れるチームメイトに繋ぐという素晴らしい選択だと感じた。
この局はめあ・ともえ選手がせどなりあん選手から出アガり着順は変わらず終局。
トップとなったのはとっつあん選手。要所でしっかり和了を決める安定感のあるトップだった。
2着はせどなりあん選手。大きな捲り合いを制しBCCとの差を広げた。3着は甲森選手。和了0と苦しい半荘だったが無駄な失点はせず3着を守り抜いた。4着はめあ・ともえ選手。しっかりと前に出て戦いはしたが捲り合いでの放銃が響いた結果となった。
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試合後インタビューコメント
3着・甲森あん選手(ANC PURPLE BATS)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
東2局4巡目に切る牌を間違えました!
じっくり考えたんですが、その上で間違えました(泣)
いい麻雀が打てるように精進します。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
今回の試合はノー和了でいいところナシでした。
4着・めあ・ともえ選手(Black Cat Code)
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東3局親番8巡目打2s ビハインドの親番で引いた打牌をしてしまったこと。弱い上に根性もない当然の4着でした。練習し直します。
(記・ゆうれいいか)
第2試合
起家 ANC PURPLE BATS 武則輝海プロ
南家 縁 黄河のんプロ
西家 なんでも鳴けばいいというものではない りな選手
北家 Black Cat Code あんじゅえる!選手
縁は1試合目の結果によりBCCに肉薄。このまま追い抜きたいところだ。
そのBCCはここが踏ん張りどころ。トップ争いに戻るためにこれ以上の失点は避けなければならない。対するななないはこの隙にリードをさらに広げたい。ここで一気に趨勢を決められるか。APBはそろそろ追い上げないと苦しくなる。ターニングポイントとなるこの1戦を武則プロに託した。
東1局、親の武則プロが純チャンへと移行したタイミングでりな選手からリーチの声。しかし武則プロは聞こえなかったとばかりにゴリゴリ押し返していく。APBにしてみれば首位ななないから直撃を取るチャンス。武則プロは1mをチーして三色ドラ3の聴牌を入れた。
待ちは山に1vs5と圧倒的にりな選手が優勢だったが、その1枚をりな選手が先に掴んでしまい12000の放銃に。武則プロが絶好のスタートを切った。
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このアガリで火が点いたのか、ここから激しい打ち合いとなる。
まずはりな選手が黄河プロから一発で16000の直撃、その黄河プロもあんじゅえる!選手に一発で12000を直撃。しかしあんじゅえる!選手もすぐさま2000-4000のツモアガリで戦線復帰を果たす。
開始4局で全員が満貫以上のアガリの披露する豪快な幕開けとなった。
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東3局は親のりな選手のリーチが空振り1人聴牌で流局するも、続く1本場、またもりな選手が先制リーチを放って押さえつける。
これに抗ったのは同巡に聴牌を入れた黄河プロ。6sを一発で押していくがこれがりな選手の当たり牌。12000の直撃となり、りな選手が東1局の放銃を思わせないほどの早さでトップ目に躍り出た。
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さらに2本場もりな選手がリーのみをアガって3600を加点。
同3本場、りな選手は3巡目で既に1向聴ともはや誰にも止められないのかと思われた矢先、このタイミングで先制リーチを放ったのはあんじゅえる!選手。並びシャンポンではあるがドラ4を手にし襲い掛かる。これをあっさりツモって3000-6000。トップ争いにしっかりついていく姿勢を見せた。
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東4局では武則プロが中の仕掛けから混一を仕上げ3900のアガリに。
迎えた南1局、今度はりな選手が索子の混一仕掛けで攻める。そして9巡目に1sを引き入れ5s6sの変則2面張の聴牌。余りなしのこの聴牌で武則プロの5sを捉えて清一・一通の12000の直撃に。りな選手はここで5万点台に乗る。
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南2局、ハコ下で親番を迎えた黄河プロの配牌に南とドラの白が対子。程なくして白が鳴けると、他を自力で埋めて聴牌を入れる。
りな選手はタンヤオ仕掛けで果敢にこれを躱しにいくが掴んでしまってあえなく御用。12000の直撃となり黄河プロがひとまず一矢報いた形となった。
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続く1本場は黄河プロがリーチを受けながらも粘って聴牌を取りきり流局でなんとか繋ぐが、2本場でりな選手が8000をあんじゅえる!選手に直撃させ、黄河プロの親番は流れてしまった。
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南3局は3人が結託してでも止めたいりな選手の親番。ここをあんじゅえる!選手が中のみで躱すと、迎えたオーラスでは今度は武則プロがあんじゅえる!選手の親番を流して終局となった。
流局を除いた局数は13、そのうち9局で満貫以上のアガリが発生するビッグゲームをりな選手が見事制した。
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トップはりな選手。16000を1回、12000を2回、8000を1回と超火力の手数で圧倒する姿をみせ、他チームと差を広げる大事な大事なトップを見事獲得した。
2着は武則輝海プロ。開幕の親満貫のアガリで好スタートを切るがその後りな選手の手数に屈した。ななないがトップでは2着でも満足できない結果となったか。
3着はあんじゅえる!選手。跳満1回に満貫2回を重ねるも放銃の差が響いてしまった。頭ハネでアガリを潰されるなどもあり、運は相手を味方したか。
ラスとなったのは黄河のんプロ。24000点以上も加点していてこの結果となったのはもはや他家を称賛するしかないのではないだろうか。黄河プロも善戦したが他家が僅かに勝っていた。ただそれだけだ。
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試合後インタビューコメント
4着・黄河のんプロ(縁 ENISHI)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
ファイナル初参加ということで、気合だけは充分だったものの、結果4着となってしまいました( ;∀;)序盤のリーチ合戦に大敗し、そこから厳しくなってしまいました。0点を割るところまでいっちゃったけど、なんとか地上に戻れてよかったです。次は、全員お料理するべく頑張ります!ムキー!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南2局 ドラの白と南が対子でしたが、出てこない時のためにチャンタをつけるような進行をしていました。そしたら、意外と早くドラが出たため、チャンタに拘らなくてもよかったのにピンズの切り方をチャンタに寄せすぎたなと反省です。でも、ここで12000点あがれたのは非常に大きかったです!
(記・西向く侍)
試合結果
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本節は2位BCCが一歩後退、3位縁と4位APBが足踏みをする中、りな選手とせどなりあん選手が1着2着で上手にまとめた首位ななないが他チームを一気に突き放す結果となりました。
これ以上離されるわけにはいかない他3チーム。先にななないを視界に捉えるのは一体どのチームとなるでしょうか。それともこのままななないの独走状態となるのでしょうか。残り3節も熱い対局となりそうです。
おわりに
今回の記事は以上になります。読んでくださってありがとうございました。Σリーグ広報部では本観戦記シリーズの他、選手名鑑シリーズも刊行していますのでよろしくお願いします。記事の感想やRT、いいね等頂けますと励みになりますので"#Σリーグ"のハッシュタグを付けての投稿をよろしくお願いいたします!また、Σリーグは公式YouTubeチャンネルを開設しました。公式配信として対局の模様をお届けするほか、公式応援配信"熱闘!Σリーグ"の配信等様々なコンテンツの配信を予定しておりますのでチャンネル登録をよろしくお願いいたします。
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