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第2期Σリーグ観戦記・第20節
こんにちは。Σリーグ広報部です。ついに11/1(水)より対局がスタートした第2期Σリーグ。第2期Σリーグは雀魂の強豪・プロ雀士・Vtuberで構成された12チームが頂点を争うレギュラーシーズン全20節40試合のチーム戦です。
本日は1/28(日)に行われた第20節の観戦記をお届け致します。
最終節の対戦組み合わせと出場選手はこちら。
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今回は第1試合全卓と第2試合全卓をピックアップしました。
第1試合A卓
起家 LogicArt所属 かなた選手
南家 麻雀以外麻雀じゃないの所属 犬童レイナ選手
西家 Emperor Peng Inc.所属 ゆうれいいか選手
北家 ANC PURPLE BATS所属 ひげくじら選手
現在3位の位置につけている麻雀以外麻雀じゃないの。ファイナル進出ラインのぽんてんLv47までわずか39.8pt。上にいくためにもやはりトップが欲しい状況で任されたのは犬童選手。第一節から活躍をしてきた選手をここで起用してきた。そして現在ボーダーラインの10位ANC PURPLE BATSからはひげくじら選手。そして12位Emperor Peng Inc.からはゆうれいいか選手。この2チームはボーダー争いの直対チーム。絶対命題としてEmperor Peng Inc.はトップ、可能であればボーダーANC PURPLE BATSを沈めたい。それをさせまいとするひげくじら選手とのぶつかりあいとなるだろう。唯一ボーダーから離れているのはLogicArtかなた選手。しかし少しでもポイントを持ち越したい。各々の思惑が見える最終節が幕を開ける。
東1局、9sのポンからかなた選手。ドラドラの対々を仕掛けをしていく。しかし先手を取ったのはゆうれいいか選手。ドラ1平和の4-7pで先制立直をかける。
ここに追いついたのは犬童選手。索子を仕掛けていき5-8m断么九の聴牌。しかし聴牌打牌7pはゆうれいいか選手の和了牌。裏1乗せて満貫のスタートとトップに向けて好スタートを切った。
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東2局、わずか5巡で立直をかけたのはひげくじら選手。ドラ赤断么九平和の2-5-8m三面張を立直へ。2mをツモ和了で跳満の加点に成功し一気にトップ目へ。ライバルのゆうれいいか選手だけを走らせるわけにはいかない。対して親被りとなった犬童選手にとっては厳しい展開となった。
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東3局、素点を稼ぎたいゆうれいいか選手の降りない親番の1回目。中のポンから8mのチーして赤1のカン4s聴牌。ここに立直を発声をしたのは犬童選手。平和赤ドラの立直だがその立直は立直棒を場に出すことなくゆうれいいか選手に捕まった。
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東3局1本場、中のポンから発進し4-7p聴牌を入れたのはかなた選手。ここに追いついた犬童選手はカン8pで立直へ。しかしまたしても宣言牌が捉えられかなた選手の和了。犬童選手は和了の抽選も受けられないフラストレーションの溜まる展開が続く。
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南1局、3mのカンチャンチーから萬子混一色に向かったゆうれいいか選手。わずか5巡で6-9mの聴牌。更には萬子の混一色に見えないよう最終手出し6pにし出和了にも期待できるよう工夫もしている。
しかしここはライバルの親被りとなるツモ和了に成功。再びトップ目へに立つ。
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ここからは全速力だ。中をポンしたゆうれいいか選手は5-8s。かなた選手は東ポンして赤ドラドラ。打点は12倍差、しかし和了したいのはどちらも同じ。この勝負はかなた選手が8sをゆうれいいか選手に放銃し決着。レギュラーシーズン突破のためにもゆうれいいか選手は負けられない。
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ここにさらにチャンス手を手に入れたのはゆうれいいか選手。ドラ東暗刻にして赤1の3-6p、ツモで跳満スタートという大物手の5巡目立直。ここにいくしかない犬童選手。3sチーして同じく3-6pで追いつく。運命の3-6pの和了を手にしたのは犬童選手。のみ手だが大きな和了を手にした。逆に和了したかったゆうれいいか選手は悔しい一局となった。
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南2局1本場、中のポンから3副露でペン3mの聴牌をいれたのはかなた選手。ここに追いついたのはひげくじら選手。ドラドラの高目456三色3-6sの勝負手の立直へ。どちらの和了になるかで勝負の行方が変わりそうな局、勝ったのはかなた選手。ライバルの大物手を蹴ることに成功し着順浮上を狙いに行く。
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朝まで連荘を狙うとはよく言ったものだが、そのくらいの気持ちをもって挑む最後の親番を迎えたゆうれいいか選手が中發のポンで混一色へ。ここにドラドラ赤の大物手の七対子で犬童選手が着順浮上をかけて立直をかけるも7p単騎をツモ和了し4000オールで連荘に成功した。
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さらに1本場、ドラ1の東南シャンポンで立直へ。犬童選手から捉え7700の和了。
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さらには2名の副露に対応しながらも4s単騎を犬童選手から捉えどんどん加点していく。
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これ以上和了させるわけにはいかないが、ゆうれいいか選手は234三色で仕掛けていく。ここに8s槓したかなた選手にひげくじら選手が追ってくる。赤赤發の3-6mで聴牌をいれたひげくじら選手がゆうれいいか選手から打ち出された6mを捉えオーラスを迎える。
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オーラス、混一色仕掛けをしていくかなた選手だが先手をとったのは犬童選手。混一色高目一盃口1-4mで立直へ。ここに攻め抜いたのはひげくじら選手。染め手にみえる2名に字牌を押していき3-6mで追いつき2人聴牌へ。トップは遠いがまだまだ諦めてはいない。
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オーラス1本場、七対子ドラ単騎で聴牌をいれたゆうれいいか選手。しばらくヤミテンに構えたがここは素点のために立直を敢行。ここに追いついたのは犬童選手。混一色高目白一盃口の大物手を立直するとゆうれいいか選手から4pを捉え素点回復に成功した。
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第20節最初の試合はゆうれいいか選手がトップを飾り、2試合目に条件を残しバトンを繋げた。
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試合後インタビューコメント
2着・ひげくじら選手(ANC PURPLE BATS)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
最後かなり危ない橋を渡りましたが結果として2着でプレーオフ進出を優位に進められる位置で終局できてほっとしました
プレーオフに進められることになったのでそこでは堂々と押し麻雀をしたいと思います
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東2局の跳満ツモはおそらく誰が座っていてもあの和了をものにしていたと思いますが、そこで跳満を手にできたことで後の立ち回りがかなりやりやすくなりましたので大きかったです
4着・犬童レイナ選手(麻雀以外麻雀じゃないの)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
ことごとく放銃ばかりでしたが心は折れずに打ち終えることが出来たと思います。やっぱり自分の未熟さがくっきりはっきり出たなと。
この席に座らせてもらえる機会が本当に稀有なことなので麻以麻いのみんなには感謝と共に申し訳ない気持ちもあります。しかし!!!プレーオフではもっと強くなって見せつけていきたいと思います!!!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
オーラス2局の怒りのメンホン立直2連続ですかね。
特に最後はメンツをぶっ壊してでもやろとしてたので…。
良いか悪いかはさておき、どうしても爪痕を残したかった私らしい局だったと思います。清一色やればよかったかな…なんて思ってたのは内緒です(笑)
(記・Lusyaba)
第1試合B卓
起家 ぽんてんLv47所属 刃金しろがね選手
南家 TEAM PANDAaaaZ所属 まろちょふプロ
西家 風林火にゃん所属 葉弥さん選手
北家 てんぱねすくりゅ~所属 ヨーテル選手
2位に位置するぽんてんと、7位~9位にそれぞれ位置するてんぱね、PANDAaaaZ、風林火にゃんの組合せ。ジャンプアップと、レギュラー通過をそれぞれ目論む戦いが始まる。
東1局
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ヨーテル選手の6巡目。面子手として最もロスの少ない打發、良形固定の打4s、七対子目を残す打6pなどいろいろ考えられそうな形。
ヨーテル選手はここで打6pを選択。7pだけは裏目となるが高打点のルートを残した。
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一番欲しい發重なり。ただこれでも、5ブロックルート(打8pなど)と七対子一向聴ルートを選ばなくてはいけない。
ヨーテル選手はここで打1pを選択。七対子に絞った。
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3sを重ねて立直。2pも6pも河に置かれている3p待ちは凶悪の一言。
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刃金しろがね選手が降りるために「手牌14枚の中で最も当たる確率の低い」3pを打ち放銃。ヨーテル選手が跳満でスタートダッシュを決めた。
東3局1本場
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葉弥さん選手の視点。6巡目、上家まろちょふプロから出た7mをチー。すでに残り2枚だったのでこれを貰っておかないと和了はきつそうだ。
大体は一通ドラ1の2900になりそうだが、まれに東を重ねる→ポンで5800になったりする。
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なんと赤5sと赤5mをツモって満貫になってしまった。第一打ドラ北、ダブ東も所持していない人の副露が満貫である事はどれだけあるだろうか。
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形式聴牌を狙ったヨーテル選手から3mが零れ落ちた。12000は「そんな高いの!?」の一言だろう。手役は非常に絞りやすかっただけにダメージが大きそうだ。葉弥さん選手が一気に突き抜ける。
南1局1本場
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葉弥さん選手の手が整っている。どちらかの対子を落とせば大体問題なさそう。
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6mをスポっと引き、
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2sをズバっと引いた。難しい手を仕上げるのもいいけど、結局こういうのが一番強い。
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一発裏裏の反則技で刃金しろがね選手から跳満を和了りきった。
この勢いのまま、見事トップを勝ち取った。
風林火にゃんはこの最終節、連ラスなどで大きくポイントをへこませなければレギュラー突破の立場。この最終日1戦目のトップにより通過がほぼ確実なものとなり、チームは歓喜に包まれた。
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試合後インタビューコメント
1着・葉弥さん選手(風林火にゃん)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
セミファイナル進出がかかった1戦だった為、勝ててよかったです。
いい波でレギュラーを終えたので、流れを保ちつつセミファイナルも躍進します。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東3局1本場、安易に形テンに走らずに3枚枯れのペン3萬を諦めずに追った事が良い結果となりました。
4着・刃金しろがね選手(ぽんてんLv47)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
決勝直通に向けて絶対にラスを引けない試合でのラス。致し方ない放銃+裏裏が2回もあり非常に辛かったですが、なんとかチームは2位で通過しました。本当に良かったです。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南1局0本場4巡目
1m1切れなので4m切りよりも1mツモ切りの方が得だとは思いますが、1m5pの双碰リーチが強いことやや6m引きのリャンカン変化を見て、4mを切りました。
(記・まさき)
第1試合C卓
起家 なんでも鳴けばいいというものではない所属 せどなりあん選手
南家 Pleiades所属 矢絣京選手
西家 Luna de esperanza所属 銀貨先生選手
北家 縁所属 さやの選手
レギュラーシーズンもいよいよ大詰めの最終節。泣いても笑っても残り2戦。チーム、メンバーそれぞれの思惑があるだろうが、悔いの残らない戦いを見せてくれることだろう。
東1局
西家の銀貨先生選手、配牌を見るとなんともやる気の湧かない手だ…
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ここまで悪いと普通に進めてもまとまらない、ならばと出来上がったら勝負のできる混一色に舵を取る。その選択が良かった。中盤に場風の東を重ねるとタイミングよくせどなりあん選手からポン。急所に思われたペン3sも難なくチー。東・チャンタ・混一色のペン7s聴牌となると、流れるように次巡にツモ。開幕、2000-4000の和了でまずは先制パンチだ。
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東2局
先制テンパイは親の矢絣京選手。役は立直のみだが、ドラ1の2p、9p待ちのシャンポンでリーチをかける。同巡に追いついたのが西家のさやの選手。現在チームはレギュラー敗退の当落線上。最終戦に望みをつなげるためにもここは慎重に…
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そんな弱気な考えは毛頭ない。3900の両面聴牌を押せなければ何を押すんだ。無筋もバシバシ切り飛ばし、親との真っ向勝負に構えると、掴んだ矢絣京選手から直撃。この後の弾みとなりそうな和了だ。
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東4局
流局、矢絣京選手の1600点の和了を挟んで東4局。親番のさやの選手の配牌がすごいことになっている。
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あっという間に發と南を鳴き、東と4sのシャンポン待ちとなり待ち牌はすべて山。東で和了れば親の跳満。いやがおうにも期待がかかる。
そんな流れに待ったをかけたのはせどなりあん選手。9s暗槓の後、ペン3pを入れての確定3色のカン2m待ちリーチ。独走しかけた親に牙をむく。親のさやの選手は当然降りない、めくり合いに臨むが掴んでしまったのは2m。裏ドラは乗らなかったが8000点の直撃となった。
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南1局
手痛い放銃を浴びたさやの選手だが、流れは衰えない。配牌でドラ4。道中、5巡目には赤5mも引きいれて、なんとドラ5で跳満以上が確定。そのままの勢いで聴牌すると5m、8pのシャンポン待ちで即リーチ。矢絣京選手からの直撃で12000点の和了。さきほどの失点を取り返す。
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南2局
ピンチの後こそ最大のチャンスが訪れる。厳しい放銃からのラス目転落で親番を迎えた矢絣京選手だが、配牌から順調に手を成長させると、一番のネックと思われたペン3pも難なく引き入れ、最高の形での6-9o待ち平和・赤1のリーチ。このリーチに誰も逆らえない中、悠々とツモ和了り、裏をのせての4000オール。勝負を振り出しに近い形に戻す。
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続く南2局1本場も矢絣京選手の独擅場だ。
5巡目、配牌で対子だったドラの中を鳴かせてもらえると9巡目には2-5p待ちの聴牌。同巡にさやの選手から3-6m待ちの立直がかかるも、一度もツモらせることなく自分で5pを引き入れ再びの4000オール。たったの2撃でトップ目だ。
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その後の南3局では矢絣京選手がさやの選手から8000点の直撃。トップ目の立場を盤石なものに。
南4局
ラス目となってしまい苦しい位置のさやの選手。オーラス親番での連荘での逆転を目指し、まずはせどなりあん選手から2900点の直撃でラス目脱出。望みをつなぐ。
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続く1本場では配牌で發の対子を手に入れ、ここを鳴ければ即聴牌の所まで進めるも、肝心の發は銀貨先生選手と持ち持ち。そんな中で矢絣京選手からの3-6p待ちリーチがかかると、さやの選手が一発で掴んでしまう。リーチ・一発・赤1の5200の直撃となり試合終了となった。
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トップとなったのは矢絣京選手。南場の親番を迎えた段階ではラス目であったものの連続の満貫和了で場を完全に支配。その後も攻め手を緩めず、和了り続けてのトップ獲得なった。
2着となったのは銀貨先生選手。周りがド派手な手での和了が目立つ中、開幕での満貫和了の点数を堅実に守りきっての2着確保。安定感抜群の麻雀を見せた。
3着となったのはせどなりあん選手。東場のさやの選手の親番でめくり勝ったのが大きかったか。3着入りでチームのトップ通過へ向けてポイントを守り切った。
4着となったのはさやの選手。東場の親番での大物手が成就していれば…。大事な最終節、悔しさは残るだろうが、全力を出し切ったといえるような麻雀を見せていただいた。
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試合後インタビューコメント
1着・矢絣京選手(Pleiades)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
やあ (´・ω・`)
ようこそ、ヤガスリハウスへ。
この4000オールはサービスだから、まず落ち着いてくらって欲しい。
うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、このインタビューを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このインタビューを書いたんだ。
じゃあ、点棒を貰おうか。
3着・せどなりあん選手(なんでも鳴けばいいというものではない)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
内容が良くなかったので精進します 次は勝つ!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東4局のめくり合いに勝てたのが良かったです
4着・さやの選手(縁 ENISHI)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
プレーオフ進出をかけた最終節、大事な1試合目を任せていただきました。
応援してくださったみなさんありがとうございました!
結果は4着でした。第2試合の稚児選手に大きな負荷がかかる条件で、
バトンを渡す結果になってしまいました。くやしい!
レギュラーシーズンを終えて、縁は12位と敗退が決定してしまったのですが、
一戦一戦を楽しみながら打てたこと、たくさんのことを学ばせていただいたので、
Σリーグに参加してとてもよかったと思えました!
来週からのプレーオフ、ファイナルを一緒に応援して盛り上げていきたいです。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
全体的に手が入っていて、ぶつかり合って、一歩届かなかった印象です。
東4局の打5sは、トイトイ固定で気合入れすぎたかもと思ったのと、
南4局1本場の7mは567三色を残す手順で4s切りが良かったです。
(記・りんぜ)
第1試合終了時のスコア
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第2試合A卓
起家 ANC PURPLE BATS所属 日菜むい選手
南家 Emperor Peng Inc.所属 椎凰いと選手
西家 LogicArt所属 ダイゴ選手
北家 麻雀以外麻雀じゃないの所属 ふみKUN選手
Emperor Peng Inc.はライバルANC PURPLE BATSとのトップラス57000点差条件。厳しい条件だが現実的に実現し得る点差だ。今まで厳しい戦いを繰り広げてきたえんぺん社は最後の試合を社長に託す。LogicArt・麻雀以外麻雀じゃないのはリーダーの両名。特に麻雀以外麻雀じゃないのはラスとはいえぽんてんLv47の動向次第ではファイナルのボーダーもあり得る。ここはなんとしてもトップが欲しい。
そしてカットライン戦線、プレッシャーのかかる場面、ANC PURPLE BATSは日菜むい選手。ここ一番の勝負所は育成枠の彼女に委ねられた。
東1局は流局となり東2局1本場、点数が欲しい親番椎凰いと選手、しかしダイゴ選手からの一盃口赤の立直、更にはふみKUN選手の断么九赤の仕掛け。そしてライバル日菜むい選手の萬子混一色仕掛けと厳しい状況に追い込まれる。
ここを競り勝ったのはふみKUN選手。8pをツモ和了で立直棒の回収も出来、上場の出だしとなる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129231459/picture_pc_43fbb9deed04590768f73cdaf37dd1e6.png?width=1200)
東3局、難しい配牌から見事な先制をとったのは椎凰いと選手。断么九平和赤、高目三色の2-5m立直へ。しかしこの待ちは僅かに1枚しかない。
ここに追いついたのは日菜むい選手。立直のみだが5-8m。日菜むい選手が振り込むことはない。大物手を成就して欲しいEmperor Peng Inc.この立直は蹴りたいANC PURPLE BATS。この半荘を行方を決める和了となるであろう運命の5mは。
椎凰いと選手のツモ和了。跳満のスタート。まずはトップ目になった。
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![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129231481/picture_pc_1d785a5207edc3d4c6b755552be28ea0.png?width=1200)
東4局、發のポンから積極的に仕掛けていく椎凰いと選手だが先手を取ったのはダイゴ選手。ドラであるカン5m待ちの断么九で立直をかけると見事赤5mのツモ和了。跳満のツモで一気に2着目へと浮上。そしてEmperor Peng Inc.にとってうれしい並び、ANC PURPLE BATSがラスになった状態で東場を終える。
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南1局、先手を取ったのは日菜むい選手。赤赤ドラのペン3mと大物手の聴牌で立直へ。レギュラー突破に向けこの手を成就させてラス目を抜けたい。ここに4pチーして攻めてくる椎凰いと選手、そして追いついたダイゴ選手も1-4m平和ドラ1で立直へ。ダイゴ選手の立直が日菜むい選手の1mを捉え、親番は流れる。
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南2局は椎凰いと選手の親番、ここからはえんぺん社の稼ぎ時だ。中を暗刻にした赤ドラの手をチャンス手をふみKUN選手の赤1の立直にも押し切り加点に成功。
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さらにカン3pの赤1の立直へ。2着目ダイゴ選手から3pを捉え5万点付近まで上昇、ボーダーライン抜けも後わずか。
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もうこれ以上連荘させるわけにはいかない2本場、日菜むい選手は發のポンから親番を流しにかかる。さらにはダイゴ選手も筒子清一色仕掛けと副露を入れていくが椎凰いと選手は止まらない、止まるわけがない。
カン8pで立直へ、ここにダイゴ選手もカン6p、日菜むい選手の2-5mで追いつく。
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ここで怒涛の押しを見せたのは日菜むい選手。赤5p、立直にも染め手の対面にも怖い。しかしここは押す。
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4s、7mとあまりにも怖いところがきてもここが勝負所なんだと押す、押していく。
三つ巴の勝負は、最後は日菜むい選手が椎凰いと選手からの和了を手にしてEmperor Peng Inc.の最後の親番が終わった。
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南3局、ここからダイゴ選手が怒涛の追い上げを見せる。中のポンから4-7sのドラ1聴牌、4sをツモ和了で1000オール。
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続く親番、断么九ドラ3の大物手をヤミテンへ。このカン4sに捕まってしまったのはふみKUN選手。6pポンの断么九赤の聴牌をとるとその聴牌打牌4sがダイゴ選手の和了牌。これには麻雀以外麻雀じゃないのとEmperor Peng Inc.は激痛。
親番が残っているとはいえ素点を大きく減らし、Emperor Peng Inc.はANC PURPLE BATSのラス抜けで条件がさらに厳しくなる。
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続く2本場ダイゴ選手が断么九赤赤4-7mの聴牌、更にはふみKUN選手もドラのペン3s待ちの發ドラ赤のヤミテンを入れるが立直をかけたのは日菜むい選手。ドラドラの1-4mで立直へ。ここにツモ切り立直はふみKUN選手。この2人の対決はふみKUN選手が1mを日菜むい選手に放銃。
レギュラーシーズン最終局へと向かう。
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オーラス、早々の聴牌をいれたのは椎凰いと選手。しかし和了できない。ここに逆転手平和赤赤の手を立直にきたダイゴ選手。ここにふみKUN選手が喰らいつく。中をポンして3sポン。5-8sの聴牌で追いつくと日菜むい選手から8sをとらえ親番を継続。
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南4局1本場、ふみKUN選手は南ドラの仕掛けで更なる連荘を狙う。ここに4sチーして聴牌をとった日菜むい選手。4-7sに待ち替えし、断么九赤赤の手で勝負を決めにいく。
この局の決着はダイゴ選手が4sを場に放ち勝負あり。
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Emperor Peng Inc.連勝、しかし別卓次第ではあるが、ANC PURPLE BATSを抜くことが出来なかった。
ANC PURPLE BATSはEmperor Peng Inc.の上で終了することに成功。後はボーダー争いの縁の結果を待つことになった。
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試合後インタビューコメント
3着・日菜むい選手(ANC PURPLE BATS)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
えんぺん社とトップラスだとレギュラーシーズン敗退の可能性があるという条件での対局ですごく緊張しました…!何とかラス回避してプレーオフ進出を決めれて本当に良かったです!プレーオフも頑張ります!!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南2局2本場で親のえんぺんのいとさんのリーチに対してゼンツしてアガれたところです!
ここで放銃したらラス確でレギュラーシーズン敗退を決めちゃう可能性もあったのですごく怖かったですが、中途半端に降りても降りきれるかわからないから行くしかない!と覚悟を決めて押しまくって何とかアガれて本当に良かったです…!!
(記・Lusyaba)
第2試合B卓
起家 ぽんてんLv47所属 犬カルビ選手
南家 TEAM PANDAaaaZ所属 穹憧るか選手
西家 風林火にゃん所属 エンデ選手
北家 てんぱねすくりゅ~所属 うめちゃん選手
初戦トップを勝ち取った風林火にゃんはほぼ通過確定、てんぱね、PANDAaaaZも初戦でラスを回避したことによりよっぽどのことがない限りレギュラーは突破が濃厚となった。プレーオフを見据えた戦いが始まると言っていいだろう。
犬カルビ選手の所属するぽんてんLv47はファイナル直通がかかる一戦となる。現在リードをしているが着順によっては麻以麻いと入れ替わる。とはいえ他卓の状況を把握できるわけではないので、自分のできるベストを出し切る事に尽きるだろう。
東1局
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穹憧るか選手、何かを起こしてくれそうな發の槓子。
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1mをツモり、行けそうな算段がついたところでカン。新ドラ3mが乗りダマでも満貫、立直をすれば跳満以上が見込める勝負手に。
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最高の14s待ちで立直。
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カンあり立直で裏0だとちょっと損した気分になるが十分すぎる6000オール。嵐の予感。
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その後、1本場で18000は18300。
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2本場で、2900は3500。
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3本場で4000オールは4300オール。
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東1局で真ん中には77700、-7100という表示。見たことのない光景が広がる。
南2局
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泥沼2着争い。エンデ選手が立直平和赤、高目ドラの満貫で先制。
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うめちゃん選手のガッツのあるチーテン。とれる和了はとりに行かないと、取り残されるという気持ちが感じられる。
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こんな怖い6pも打つ。点数が余裕だったら、もしくは今期のポイントが好調だったら、無理をしない選択もあるのかも知れない。
あるいはドラが4pにつき、455pの5pを聴牌まで引っ張るケースが通常より少ない、みたいな読みもあるか。とにかく常に苦しそうな印象しかない。
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うめちゃん選手は最後まで自身の聴牌を貫いた。掴んだ4pを河に置いた。
エンデ選手が満貫の和了。四者の着順争いに終止符が打たれた。
レギュラーシーズン最終試合のB卓はこうして幕を閉じた。トップをとった穹憧るか選手は気持ちよくプレーオフを迎える事ができるだろう。
2着となったエンデ選手はチームの点数を大きく減らさずに済んで安心した、といったところか。
3着となった犬カルビ選手の所属するぽんてんは2位でレギュラーシーズンを終えた。ファイナル直通となったわけだが、本人は結果がどうなったかを確かめるために、控室に爆速で戻ったに違いない。
うめちゃん選手は間違いなく、今期最も辛い展開を引き続けた選手だった。幸いにも、逆襲のチャンスがプレーオフに残されている。今後の登板での、鬱憤を晴らすような爆発を期待したいと思う。
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試合後インタビューコメント
1着・穹憧るか選手(TEAM PANDAaaaZ)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
条件が特にない状況で楽でしたが最終節最終戦任せてもらった以上いい結果で終わりたいと思っていたので大勝できて良かったです。各チームから代表の力を使ったとのクレームが出てましたが不正はありません。文句のある人はヨプさんと諭吉をビンタしてください。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
自由に打っていたので特に印象に残る一打がありませんが東1局が終わった後も地蔵にならずに鳴き散らかしたりして暴れたので面白かったです
3着・犬カルビ選手(ぽんてんLv47)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
試合は東1局からぐへーってなる展開でしたが無事チームのファイナル進出が決まって安心しました。
ファイナルまでは少し時間があるので、ファイナルに相応しい精度の高い麻雀が打てるように練習を重ねて準備しておきます!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
南2局1本場でエンデさんの親リーチを受けた場面の押し引きです。
ポイント状況的に2着と3着ではまいまいに捲られる条件はあまり変わらず、しかし通常の3着と素点のない3着では条件に差が出る可能性があったので無理に2着を狙わずに引く判断となりました。
落ち着いて自分の状況を整理できていたことは良かった点だと思います。
結果的にはプレアデスがすぐ背後まで迫っていてどこかで大きな放銃をしていたら捲られていた可能性もあったので本当に紙一重というところでした。
また、東1局で代表が突き抜けて縦長の展開になったことも自分の目指すべき着地点が明確になったので結果的にプラスに作用してくれたと思います。
展開が難しくなるほどミスを起こしやすくなるので、分かりやすい展開になったことは幸運だったのだと思います。
(記・まさき)
第2試合C卓
最終決戦 それぞれが目指すもの
起家 縁所属 稚児選手
南家 Luna de Esperanza所属 奈落の王選手
西家 Pleiades所属 ジョコラー選手
北家 なんでも鳴けばいいというものではない所属 メカZ選手
頂上決戦とも呼び声が高い玄人歓喜の卓組。チームを背負うリーダーないしエースの登板と言っても差し支えないだろう。しかしレギュラー最終節ともあってチームの立場を考慮した立ち回りが求められる。軽く条件を確認しておこう。
縁は現在11位、ボーダーまでは100pt以上の差があり自力条件はほぼ非現実的である。トップ獲得は大前提でできるだけ素点を稼ぎ他卓のお祈り状態か。るなすぺは現在5位、プレーオフ進出が濃厚な位置のため一番フラットに打ちやすいか。Pleiadesは第1試合で上との差を縮めたため、この試合で大きいトップを獲得すれば他卓次第でファイナル直通条件が発生する。こちらもフラットに打てるがややトップに比重を置くだろう。最後に首位ななないはトビラスさえ食わなければ現実的にファイナル直通可能なポジション。ファイナルへの持ち越しポイントは少ないため、比較的リスクを抑える打ち方に徹するだろうか。
開局は稚児選手の落とせない親番から。
カン5mの役なしドラなし愚形につきダマテンを選択したところ、メカZ選手から3p4pの変則2面待ちでリーチが飛んでくる。これに少考した稚児選手は手替わりを待つ時間はないと判断しツモ切り追いかけリーチを敢行。
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ポジティブになれるとしたら下家の64m外しで5mは持ってなさそうということくらいか。
不利を承知で勝負に行かねばならないポジション、手替わりはそれなり、
皆さんならどうするだろうか。
山には2枚ずつ残っていたが、このめくり合いはメカZ選手の勝利。
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手痛い親落ちを喫した稚児選手は次局リーチ時点で山に6枚残りの平和・赤・高目一盃口のリーチを掛けるも流局。
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東3局も稚児選手は完璧と言える手順で七対子の白単騎リーチを掛けるも、仕掛けて聴牌した親のジョコラー選手に海底で捕まってしまう。
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その後小さく変動して迎えた南1局は稚児選手にとって絶対に落とせない親番。
その気合いが実ったか、4巡目にシャンポン待ちリーチをかけて一発ツモ!
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しかし次局2軒リーチを受けて仕掛けて粘るも聴牌は入らず。
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ここで来たのはジョコラー選手、南3局の親番で仕掛けて1300オールを和了すると、1本場は一気に加速した6000オール!
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最後は奈落の王選手が静かにツモって熱戦は幕を閉じた。
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トップを獲得したのはジョコラー選手。ここにきてジョコジョコタイムが発動、シンプルに立直で他家にプレッシャーを与えツモる戦術は王道にして強い。結果ファイナル直通は叶わなかったが、プレーオフシーズンに向けて十分なポイントを持ち帰った。
2着は奈落の王選手。持ち前の守備力が存分に発揮されたと言える半荘だったと記者は感じる。チームは原点付近、上とも1トップラス程度でひっくり返るのでファイナル行きはまだ現実的だ。
メカZ選手は局消化をテーマに安牌の残し方など普段とは違う選択をしたと振り返る。最終節、自チームとは直接は関係ないチーム相手の戦いを見せてもらった。
稚児選手はチャンスに恵まれず多くの選択が裏目に出てしまった印象。チーム状況を加味して不利な勝負をせざるを得ないので強者から見れば仕方のないラスに見えてしまうが、この辺は稚児選手も経験豊富につきよく理解しているだろう。
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試合後インタビューコメント
1着・ジョコラー選手(Pleiades)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
トップとれたうれしさとあと少しのところでファイナル直通を逃した悔しさがあって不思議な気持ちです!プレーオフは有利なポジションですが気を抜かずに行きます!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
結果には影響なかったですが細かいミスが何か所かあってプレーオフではそういうミスを減らしたいと思いました。
2着・奈落の王選手(Luna de Esperanza)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
チーム状況的に上も下も遠く、最終節でも普通に打ちますかーという感じで臨みました。
放銃を避けつつ2着で終わりましたが、展開的にまぁしゃーなしかなという感想です。 プレーオフもがんばるぞい!
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
地味ですが、南3-2、8巡目。 45p払い、23s払い、67m払いの3択で、45p払いを選択して結果的にジョコラーさんの親を終わらすことができた所。
3着・メカZ選手(なんでも鳴けばいいというものではない)
ー試合の感想と次の試合に向けて一言お願いします。
大きなラスを引かなければファイナル出場権が得られるpt状況だったので基本的に局を進めることを強く意識しました。
結果として無事首位でレギュラーシーズンを終えることが出来てよかったです。ただ歪めた打ち方をしたのでファイナルまでにオーソドックスに打てるようにしておきます。
ー試合のポイントになった1局、1打を教えてください。
東3局1本場の余剰牌赤5mと東3局3本場の余剰牌3mを残したところです。
共に一向聴で普段だったら切っているのですが好形率UPと最悪切り遅れて放銃でも局が進んでいいと考えていたのですが諸説あった気がします。特に1本場は多少打ってもいいとは言え赤5mで打つのは流石にまずいのでサッサと切るべきでした。
(記・keitaさん)
第1試合の結果
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第2試合の結果
![](https://assets.st-note.com/img/1707139266838-9wD1QqgGfc.png?width=1200)
本節の結果
![](https://assets.st-note.com/img/1707139281378-aPq2MPHW2T.png?width=1200)
本節を以て第2期Σリーグレギュラーシーズンの全日程が終了しました。
2位までのチームがファイナルへ進出、3位から10位のチームがプレーオフへ進出します。
見事1位で通過したのはななない。前期チャンピオンとしての貫禄を見せつけました。前人未到の2連覇へ挑みます。
2位はぽんてん。熾烈を極める2位争いを制しファイナルへ進出、初優勝に向けて勢いをつけました。
3位はPleiades。最終節で大スコアを叩き出し2位に肉薄するも届かず。プレーオフへ臨みます。
4位はまいまい。シーズン終盤から熾烈な2位争いを繰り広げましたが惜しくも敗れました。その悔しさをプレーオフにぶつけます。
5位はるなすぺ。安定して中団上位に位置し続け、プレーオフを好位置で迎えます。
6位はPANDAaaaZ。一時期は最下位を争うチームとなっていましたが、中盤過ぎからロングスパートを見せ、ほぼ原点まで追い上げました。
7位はLogicArt。こちらも終盤から怒涛の追い上げを見せ、一時は200ptもあった借金をほぼ返済しました。
8位は風林火にゃん。序盤から中盤にかけては好位置につけていましたが、中盤以降は安定して中団を維持。再浮上の機会を窺います。
9位はてんぱね。煮え切らない展開が続くも耐え忍んで中団をキープ。ここからの爆発が期待されます。
10位はAPB。激しいボーダー争いを制しプレーオフに進出、この勢いのまま次のボーダー争いを制しにいきます。
11位はえんぺん社。最終戦で条件に迫りましたが惜しくも届かず。レギュラーシーズンで無念の敗退となりました。
残念ながら12位となったのは縁。最後までボーダーを争いましたが最終節では悔しい結果となり、無念の敗退となりました。
開幕から約3か月、Σリーグをご視聴頂いた皆様、本記事を読んで頂きました皆様、本当にありがとうございました。
そしてリーグに参加された選手の皆様、お疲れさまでした。
リーグ戦は今後プレーオフ、ファイナルと続きますのでどうぞよろしくお願いいたします。
おわりに
今回の記事は以上になります。読んでくださってありがとうございました。Σリーグ広報部では本観戦記シリーズの他、選手名鑑シリーズも刊行していますのでよろしくお願いします。記事の感想やRT、いいね等頂けますと励みになりますので"#Σリーグ"のハッシュタグを付けての投稿をよろしくお願いいたします!また、Σリーグは公式YouTubeチャンネルを開設しています。公式配信として対局の模様をお届けするほか、公式応援配信"熱闘!Σリーグ"の配信等様々なコンテンツの配信を予定しておりますのでチャンネル登録をよろしくお願いいたします。
また、広報部メンバーはYouTube配信やnoteの投稿等の活動を行っておりますのでXのフォロー・Youtubeのチャンネル登録をどうぞよろしくお願いします。
穹憧るか
X:@Kyudo_Ruka
西向く侍
X:@Thsawhfawe
銀貨先生
X:@ginka1108
Keitaさん
X:@syohaikitei
まさき/Masaki
X:@Masaki1989
ゆうれいいか
X:@yuureiika_jan
Lusyaba
X:@Lusyadia
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