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これが俺のスタンドだ!「ドォォーン」

当然のことながら、楽器には立てかけるスタンドなどは付属していない。とりあえず壁に立てかけたりしてるのだが、どうも収まりが悪い。Stick Enterprises謹製、専用スタンドもあるのだが純正となると$130もする。たかがスタンドなのに。こういう場合は密林で捜索だ。普通のギター・ベース用のスタンドなら3千円くらいで買えるじゃん。と、まあいずれポチろうと考えていた。

所用があって横浜に出たが、横浜MOREにある某楽器店をちょっと覗いてみた。(買うつもりは全くないが)「やっぱりFenderとかは結構なお値段すんのねぇ」とか見ていたら、レジのところで発見「ギタースタンド800円」。マジか〜!懸念材料が二つある。一つ目はネックのところ、Stickは入るのだろうか?通常のギター・ベースであればネックは手首ほどの太さなのでネックを支える部分はその程度の幅があれば良いが、Stickは(ウチのは)10弦なので幅が8cmもある。まあ、最悪そこの部分だけ何かで作るか、と考えた。二つ目の懸念は、ボディを支えるところ。通常のギター・ベースはボディがあるのでスタンドはその底面を支える様にできている。しかしStickにはボディがない、太いネックだけの形態である。スタンドは楽器自体の重さで立っているので、自重がかからないとネックが寄りかかった重さで後ろに倒れてしまう。

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このボディを支える棒に板を渡して固定し、滑り止めのパーツをネジ止めした。ちょうどいい木材があったので作業時間約30分で完成!載っけてみると超安定するではないか。色が生木のままではちょっとアレなのでステインで着色したいが、夜になっちまったので塗装は翌日に持ち越し。ネジとか入れても1,000円くらいか。非常に満足である。

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ステインで塗装(着色)し、下の支えにはめ込んで完成。もともと柔らかいチューブが嵌め込んであるので、ちょうどいい押さえになっている。

これが俺のスタンド「Kurosawa Special」だ!ドォォ〜ン

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とてもあり合わせで作ったとは思えない出来(自画自賛)。

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