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必要なものを作ります、いろいろと。(2)

まだいくつか作る必要がある。このStick、ベース側とギター側(メロディ側)でピックアップが分かれていてステレオ出力として出すことができる。最近のモデルでは小さなスイッチでモノラル出力に切り替えもできるのだが、このStickにはない。付いているケーブルはいわゆるY字ケーブルで左右チャンネル2本に分けるものだ。練習用にヘッドホンで聴ける超小型のアンプ(直接ギターとかにぶっ刺すやつ)を購入したのだが、入力はモノラル。なので左右に分かれた出力をミックスしないといけない。うちにも古いMackieの8chミキサーがあるのだが、いちいちそれにつないでミックスして、というのも気楽じゃないので簡単にパッシブ型ミキサーを作ることにした。

部品は標準モノラルプラグ2本とジャック一個、ボリューム2個とつまみ2個。抵抗が2本あればいい。ケースは通常ならタカチとかその辺りの汎用ケースを使うのだが今回は3Dプリンタで作ることに。最近はコロナのこともあるのでアキバから足が遠のいているが、急ぎでなければ通販を利用することにしている。足代より送料の方が安いし。

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箱は20分くらいで設計、出力用にデータ作成。ただプリントには時間がかかる。ノイズ等の問題を考えると金属の箱の方がいいのだろうが、練習用に作るだけなので普通のPLAで作成する。

配線は至ってシンプル。パッシブなので電源要らず(その代わり音量は落ちる)なのでつなぐだけ。こんな空中配線するのは何年振りだ?まあ基板を作るほどでもないのでこれで行けるだろう。

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箱から直接プラグが出ているが、短いYケーブルの先がメスだったのでそのまま繋げるようにこんな形にした。

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全体としては、こんな形になる。VOXの超小型のアンプ。裏から標準プラグが飛び出てて、直接ギターなどに接続する。出力はヘッドホン。テストすると、問題なく左右がミックスできて、いい感じである。これで両手の練習にも身が入るってもんだ…よな?

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