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音にまつわる話

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「レコード」「オーディオ」「ライブ」「シネマ」「楽器」など、音に関する事をまとめています。
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記事一覧

💿追悼 J.D.Souther - ライブ当日は、悲しい夜 -

イーグルスの全盛時代、もう一人のイーグルスと呼ばれていた J.D.サウザー が、2024年9月17日に78歳で亡くなりました。 大人の音楽を沢山聴かせて頂き、ありがとう。 You're Only Lonly彼のことを知ったのは、1979年に大ヒットした You're Only Lonly から。 このレコードジャケットのデザイン、カッコ良かったですね。 1980年2月19日J.D.サウザーが来日したので厚生年金会館(現オリックス劇場)へライブを見にいきました。友人を誘う

💿MATUMBI & Bob Dylan - THE MAN IN ME -

時々、無性にレゲエを聴きたい時があります。 しかし、見出し画像の MATUMBI のことは、レゲエを聞いている方からすれば失礼なことだと思うのですが、何も知りません。 でも、THE MAN IN ME と言う曲が大好きで、買ったのが「THE BEST OF MATUMBI」と言う見出し画像のアルバム。 THE MAN IN MEいつ聴いても、良いですよね。 私の所有するスピーカーの38cmウーファーを揺らし、その後の甘いボーカル、、、なんとも言えない。 知っている方も

🔈JBL PARAGON - ネットワーク交換③(完成編) -

前回、前々回の続きです。 ネットワーク交換作業を終え、今は快適に鳴っているパラゴンですが、やはり、通電不良が気になり少し手を加えることに。 やることは、LX5 で処理された電気信号を N7000 にスムーズに送れるようにする、要は全ての端子交換、簡単です。 N7000裏蓋は既に開けていたので、届いた新しい端子に交換。 交換完了。 やはりアッテネーターも交換したいなぁ〜と、リベンジ。 とめているビスを外そうと、六角レンチを突っ込んで回すも微動だにせず。 あきらめまし

🔈JBL PARAGON - ネットワーク交換②(作業編) -

前回の続きです。 作業早速、作業にかかります。 先ずは、前(前々かも)オーナーが端子への接続を全てハンダ付けしているので、ハンダを撤去するところからです。 用意したのは、ハンダコテとはんだ吸取線、そしてはんだを吸った後の吸取線を切るニッパーと、切ったのを入れるための蚊取り線香皿。 しかし、ハンダコテを当てるも、表面がうっすら溶けるだけで作業は進みません。 諦めて、配線はニッパーで切ることに。 ちゃっちゃと終わりました。 しかし、交換したものの、右側スピーカーから

🔈JBL PARAGON - ネットワーク交換①(落札編) -

JBL のスピーカー、パラゴンの右側の音がこもり出し、音量も左と比べると10%も出ていない状態に。 移動そこで、幅が 263cm もあり、重さ 320kg もあるパラゴンの裏側に回らなければならず、壁から離すことに。 こんな時のためにカグスベールをカットし全ての足の下に敷いているので、重かろうが簡単にずらせます。 カグスベールが音に与える影響は・・・そんな細かいことは気にしません(笑) 普段は、画像下の段ボールで囲った状態。 カグスベールを隠したいのではなく、ルンバか

🎵飯田華那 - 津軽三味線 -

昨夜(2024.7.18)は、なわて音楽プロジェクトが主催する「なわてサロンコンサートvol.10」を聴きに、市民ホールへ行きました。 コンサートの内容は、同じ町内会に住む飯田華那さんの津軽三味線リサイタル。 華那さんが小学生の頃から「なわて子ども太鼓」で頑張っている姿を見てきましたが、いやー、立派になられました(親目線)。 この前はエストニアで演奏していたとライブ中に話していましたが、どんどん海外で演奏して欲しいと思います。 四條畷市から日本、そして海外へ大きく羽ば

💿FLEETWOOD MAC - デビューアルバムはブルース -

5月にカープの試合を見に、マツダスタジアムへ。 大阪から車で行くので、常に早く現地に着いてしまいます。 そんな時には、いつも広島駅前のTSUTAYA。 買ったのが、見出し画像の「BLUES & SOUL(創刊30周年 記念号)」です。 ちなみに、カープは負けました😢 私が球場へ足を運ぶと、ほぼ負けちゃいます。 試合の結果はともかく、雑誌は知らない事だらけで面白かった。 特に、その中の<特集 ブルース100年の歩み>の1960s〜で紹介されていたのが、下の画像右下(見出

💿アナログプレーヤー - 適当すぎる<針圧、オーバハング、回転数>調整 -

カートリッジを交換してから、レコードを快適に聴いていたのですが。。。 上のリンク先でも書きましたが、誤魔化したままレコードを回していました。 針圧調整カートリッジに付いていたマニュアルに適正針圧は 4.0g と書いているのですが、私の持っているプレーヤーの最大針圧は 3.0g までしか合わせることができません。 仕方なく針圧 3.0g で聴いていたのですが、今まで普通に聴いていたあるレコードをかけると針飛びがおこってしまいました。 針圧がそこまで関係あるとは思いませんが

🎥トノバン - 加藤和彦のドキュメンタリー映画 -

話題にはなっていますが(たぶん)、メジャーな映画ではないので上映している映画館も少なく、大阪駅にある大阪ステーションシティシネマまで観に行きました。 劇場へ入ると結構な人数。 さすがに年齢層は高かったです(笑) 映画はドキュメンタリー形式で、個々のインタビューがメインとなっていますので、当時を知らない人にとってはまったくつまらないと思います。 実際、隣の人は前半ずーっと寝ていました。 でも、還暦を超えていて、私のように10代前半の頃から音楽漬けだった人には楽しめる映画で

💿LOOKING INTO YOU - A Tribute to JACKSON BROWNE -

2014年3月28日発売の、ジャクソン・ブラウンとしては初のトリビュートアルバム。 良いアルバムですが、ダン・フォーゲルバーグのトリビュートアルバムが良かっただけに、ほんの少し裏切られた感が。 Disk① 1曲目はDon Henley で始まり、Disk② 11曲目のラストはJ.D. Souther で終わります。 これだけで期待しないほうが無理ですよね。 そして、見出し画像の裏側が下の画像です。 この画像を見てしますと、私の好きなアルバム For Everyman

🎥Bob Marley 「One Love」 - 流れてくる曲だけで満足 -

生きていれば79歳だったのか。 もっと多くの曲を作って、そして、歌って欲しかった。 2012年、近くの映画館で上映していないので、梅田まで行き「ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンド」を観てから12年も経ったのですね。 今回、「ONE LOVE」の試写会を申し込むも予想通り外れましたので、5月17日封切り数日後の月曜日夜遅く、近くのイオンシネマ四條畷へ。 先の映画と同様、ボブ・マーリーを観に来る方は独特ですね。 「ルーツ・オブ・レジェンド」の時はドレッドヘアの方もおら

💿ジャケ買い① - The KENNY DREW Trio -

昨年書いていた記事、能登半島地震でアップする機会を失っていました。 不思議なジャケットです。 倉庫の中でしょうか、2人の少年に奥は木製の何か?そしてゴミの落ちているマンホールのある土間。 レコードを選んでいると、くすんで地味なジャケットにひきつけられました。 私がひきつけられた理由も分かりませんし、そもそもこの写真がジャケットに採用されたことが不思議です。 それでも、「スイングジャーナル」誌選定ゴールド・ディスクとのことですので、そんなにひどいアルバムではないだろうと

📺NETFLIX「SEX EDUCATION」に感動 - 「LET IT BE」を最初に世に出したのは? -

セックス・エッデュケーション、訳すと性教育。 2019年に公開すると世界中で評判を呼び、どんなものかと見ることに。 LGBTQや障がいについて、多様性と言えばいいのかな、自然な感じでドラマの中にたくさん出てきます。 「お互いが意識することなく・・・」知らないうちに勉強していました。 実際のところ、シーズン3まではふざけた内容を面白く観ていただけで、友達に薦めることもないドラマでした。 しかし、2023年公開のシリーズ最後となるシーズン4で、こんな感動が来るとは思っていま

💿Dan Fogelberg - トリビュートアルバム -

2007年12月16日、前立腺がんにより56歳で亡くなったダン・フォーゲルバーグ。 そのダンのために、7年近い年月をかけて作られた2017年発売のトリビュートアルバムです。 知らないアーティストもいましたが、素敵な曲ばかり。 選曲は参加アーティストによるものです。 テクニックがどうのではなく、感覚だけで素人評価をしてみました。 最高は、星5つ★★★★★ 最低は、星1つ★☆☆☆☆ A Tribute to Dan Fogelberg01)Phoenix Garth Br