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Jotterから849へ

仕事で使っていたJotterのインクがなくなった。
schmidt easyFLOW 9000Mを使っていたのだが、半年ほどでインクがなくなった。
というわけで、予備のGELインクを使いながら次のインクを買わないとなぁと数週間過ごしていたのだが、実はその使っているJotter(XL プレミアム ブラックBT)の軸の塗装が完全に剥げていて、クリップとノック部分のみが黒いSS仕様になっている。
機構上は問題がなく快適に使えるんだけど、これを機会に同じParkerのベクターにスイッチすることにした。
仕事先で乱暴に扱うので、オークションで中古(もしくは新品)を探すことにした。
なるべく安いものをと探すわけだから、すぐに見つかるはずもなく、その間にGELインクも無くなってしまった。
見つかるまでの間、予備のcaranD'ache 849を使うことにした。(筆記具が好きだといくらでも予備がある)
予備の849は白のツヤツヤのもので、これもたしかオークションだかメルカリで購入したもので、意外と白いツヤツヤが気に入っていて滑りにくく気に入っている。
(もうひとつ持っている849は、itoyaモデルで黒の艶消しなんだけど、使っているうちに軸の一部がだんだんテカリ出すので、あまり使いたくない)
Jotterから849に臨時スイッチした感想は、「849いーじゃん」だった。
使いはじめは、軸が細いので扱いにくかったんだけど、半日もしないうちに軸の細さにも慣れてしまったし、なによりもノックが楽ちん。
Jotterに比べると軸が短くて、つまりノック部までの距離が短くて親指があんまり背伸びしなくてもノックができる。
それから、ノックの音が静かで、とっても静か(と書きたくなるくらい静か)。
Jotterの魅力はあの信頼感のおけるノック音にもあると思うんだけど、時にはそのコテコテな感じ(意味不明)が、ちょと恥ずかしくなる。
もちろんJotterは筆記具が好きなら一度は経験してみるべきボールペンで、てらいのないデザインとか、かっちりしたノックとその音、リフィルも素晴らしくて、僕個人としてはschmidtのeasyFLOWが好きだけど、オリジナルのQuincFLOWもかなり書き味がすばらしい。
Mなんかの太めのリフィルでテキストを書き殴ると気持ち良いです。
その時は青のインクでお願いね。

で、この1週間ほどでParker ベクターが見つかったので、早速落札。
届いたベクターは傷のない美品だったんだけど、やはりお手軽なモデルとして販売されているだけあって、作りはあまりよくない。
仕事先で乱暴に扱っても後悔しない程度のものと思っていたけれど、クリップもすぐに曲がりそうで乱暴に扱ったら壊れちゃう程度のものだったし、ノックの感触があまりよくない。
代打の849に慣れすぎたのかもしれないけれど、やっぱ849の方が良いなぁ。
と、そんな感じで、Jotterの後任はめでたく849に決まりました。
ただねぇ、いろんなボールペンを使いたい自分としては849を2本は持ちたくないんだよね。
どうしようかなぁ。

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