浄土真宗本願寺派のロシア連邦によるウクライナ侵攻に対する声明

2022年2月24日、ロシア連邦がウクライナへの軍事侵攻に踏み切りました。
 ウクライナの各都市では子どもを含めた多くの民間人が犠牲となり、加えて100万人を超える国民が難民として避難を余儀なくされていると報道されています。
 私たち浄土真宗本願寺派は、いかなる理由があろうとも、人命を軽視し、武力で一方的に現状を変更しようとする暴力的な行為に抗議し強く反対の意を表します。
 このたびのウクライナへの侵攻だけでなく、世界各地でテロや武力紛争が続いている現実があります。あらためて、あらゆる場での暴力の行使を非難するとともに、一刻も早く対話による平和的な解決がなされ、ウクライナに再び平和が訪れますよう願うものです。
 思想文化や制度による厳しい対立や相互の排除をのり越えて、自他共に心豊かに生きていけるよう、共に努力する先にこそ、恒久的な平和を実現する道が切り拓かれてくるものと確信いたします。

2022(令和4)年3月8日
浄土真宗本願寺派総長 石上 智康

先日、西本願寺様より宗派の住職に通達がありました。
こちらでもお知らせいたします。

正向寺 住職 櫻井光寿

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