見出し画像

お嬢様の竹をスンスンできる! タンタンの竹あかりを作ってきた!

以前から気になっていた、神戸市立王子動物園で開催されている「タンタン竹あかりワークショップ」タンタンお嬢様が食べている竹を採集する際に生じる、餌としては使えない部分の竹を材料としています。翁たちが採ったお嬢様の竹を使う……! ということで、ファン垂ぜんのワークショップなのです。

当初は申し込みがお子さまだけだったり、抽選倍率がすごすぎたりして、なかなか機会がなかったのですが、今回なんと空きがあることを発見! 勇気を出して申し込んでみました。

会場は動物園の中

ワークショップがあるのは日曜日。あいにくの雨でしたが、いそいそと王子動物園へ。場所はフラミンゴ池の奥(西側)にある講義室です。動物園内なので、入場には別途入園料が必要となります。(年間パスでも大丈夫)

「おこさまばかりで浮くのでは……」という私の心配をよそに、このときの参加者は私と同年代くらいと思われる女性ばかりでした。

竹は3種類

まずは竹を選びます。
基本は「青竹(1,000円)」ですが、数量限定の「タンタン🐼の刻印入り炙り竹(5,000円)」も用意されています。

青竹(左)とタンタンの刻印入り炙り竹(右)

さらに今回は、新たに登場したという割れにくい背割れ加工を入れた「剥き竹素材(10,000円)」もありました。こちらも数量限定でタンタンの刻印入り。背が開いているので、他のものより直径が大きめです。

加工の背割れを入れた、剥き竹素材
仕上がり見本、青竹(左)と剥き竹素材(右)

竹は現地でも選べますが、数量限定のものは、あらかじめ予約しておいた方が安心のようです。

別売電球は1個500円。電池を替えればずっと使えるので、すぐに使いたい場合は購入がマストでしょう。

別売電球。オレンジっぽい明かりで、ちょっとゆらぎます。

色落ちや割れを考えて選ぶ

竹はさわって選んでOKとのことなので、手に取ってお気に入りを見つけましょう。表面の割れや竹の厚さなど、見た目で選ぶか、扱いやすさで選ぶか。仕上がりにもかかわりますので、みんな真剣です。

ちなみに青竹は、見た目の色落ちが早いです。炙り竹は青竹に比べてちょっとシブい色ですが、色落ちがしにくい加工がしてあります。竹は自然素材のため、割れを防ぐことは厳しいですが、炙り竹は青竹より割れにくく、剥き竹素材はさらに割れにくいといった感じです。長く楽しみたい方は、加工した竹を選ぶのが良いでしょう。

「フフ、翁の竹は最高なのよ」

私はお嬢様の竹のニオイを嗅ぎたかったので、今回はフレッシュな青竹を選びました。ほのかですが良い香りです、スンスン〜🎶

図案は2種類

竹を選び終えたら、つぎは図案を選びます。
図案は2種類から選べます。見本にもあるタンタンマークのものと、ちょっと簡単なパンダの顔をちりばめたもの。どちらもここでしか作れないオリジナル!迷います。

図案2種類

タンタンマークは穴の数が多いです。パンダの顔はいくつかを自由にレイアウトできるので、穴開けに自信がない方、軽く作業を楽しみたいという方は、こちらを選んでも良いかもしれません。

こういう作業、楽しい!

まずは、図案のまわりをはさみでカット。

しわにならないように、慎重に貼り付けます

そして透明な幅広テープを使って、竹に貼り付けます。

電動ドリル。結構重いです

これができたら穴開け開始! 電動ドリルの扱いを教えてもらってスタートです。

穴の中の数字は、ドリルの先の大きさです

図案に書いてある数字は穴の大きさ。これに合わせて電動ドリルの先を選びます。

これは「3.5」のドリルの先

穴の数字が大きいほど、力がいってむずかしいので、最初は小さな穴からはじめるのが良いでしょう。位置の合わせ方や、力の加え方など、疑問に思ったことは講師に聞くのがキレイに仕上げるコツ。どんどん質問して快適に作業を進めましょう! 困った時はプロ! 私はめっちゃ聞きました。(だから遅かったのかも)

穴開けの力の入れ方にもコツが。講師にどんどん質問するのが、うつくしい仕上がりへの道……!

そして、多少図案と穴がずれても気にしない! オリジナリティが出て、あなただけのお嬢様になりますよ。

ケガをしないように、慎重に。慣れてきた頃が一番怖いのだそう

休憩をはさみながらも、みな真剣に穴を開けていきます。響くのはドリルの音だけ……。ツイッターのフォロワーさんが「無になれる」とおっしゃっていましたが、まさにそんな感じ。作業に集中する系のワークショップなので、人見知りさんでもいけるのでは……? と思いました。

1時間ほどで完成!

完成まで、早い方で1時間ほど。一番早かった方はリピーターだったようです。さすが、ドリルの扱いに慣れていらっしゃる……。私は一番最後でしたが、1時間30分ほどで完成しました。

「できたぁぁ〜!!」

最後に、固定していた透明テープをはいで完成! 用意されていたパンダさんと記念撮影しました〜! わ〜い!カワイイ〜! 机まわりをお掃除して、ワークショップ終了です。

テープをはがすと……キレイに穴があいてる! うれし〜!
出来上がりです! ドヤァ〜

暗闇で明かりを灯すとムーディ! ゆらぐ明かりに和みます。作ってよかった!

夜を待って点灯〜!

道具はすべて貸し出してくれるため、手ぶらで参加できます。ただ、結構竹くずが出ますので、洋服を汚したくない場合は、作業用のエプロン持参が安心です。

出来上がりにも細かい竹くずがついていますので、持ち帰りの際にはエコバッグを持参した方が良いかと思います。リュックなどに直接入れると、竹の粉がとりにくくなるかもしれません。

次回の開催は?

次回は2023年6月11日(日)開催。申し込みは株式会社竹千代さんのホームページから。申し込み多数の場合は抽選となるそうですが、回によって混雑する時間帯が違うため、「時間いつでもいいです」という方は、当選確率アップだそうですよ。気になってる方、ぜひに〜!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?