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ゴールの後〜3年ぶりのレース(10)

3年前のフルマラソン以来初めてのレースとなった東京レガシーハーフマラソン。
練習不足だったけれども何とか完走。ベストタイムには遠く及ばないけれど、覚悟していたほど遅くもなかった。

iPhoneが使えなくなった!

ゴール後も密を避けるために立ち止まるなとのアナウンスの中、多くの人はゆっくり歩きながらゴール前自撮りなどを楽しんでいる。
私もとiPhoneを取り出したが、なぜか「現在、iPhoneは使用できません。45分後にお試しください」と言う初めて見るメッセージが出ていて、使えない。
再起動してみたら、待ち時間が1時間になってしまった。その後、諦めて待っていたら無事復活。

後で調べて分かったことだが、これはパスコードを何度も間違えた結果出るメッセージらしい。持って走っている間に何度もパスコードを入力してしまい、その度にエラーが起こり、ついにはこの表示になったようだ。しかも「1時間」は最終通告だったようで、これを過ぎるともうアクセスできなくなるようだ。焦って余計なことをしていたらアウトだった。

渡されないので自分で取る

ゴールからだいぶ歩いた先で、完走メダル、ドリンク、タオルを貰う。
ドリンクはジェル、水、ポカリスエットの3種類。3つもくれる大会は初めてだ。
以前は手渡ししてくれたものだが、今は机の上から自分で取る。これも感染対策なのだろうと納得するしかないが、以前はメダルを首にかけてくれたり、タオルを肩にかけてくれたりしていたので、ちょっと寂しい。
後でテレビを見たら、早いタイムでゴールした選手はタオルをかけてもらっていた。
どう言うことよ?!

足が攣りそう、パンツが脱げそう

一旦外に出たら、サロンパススプレーを配っていたので、いただいて脚にかける。
また中に入って、今度は荷物の受け取り。1人ずつ決められた番号の受付に行って、受け取るので、とてもスムーズ。手荷物用のビニール袋を破って、バッグを取り出し、ドリンクなどを中に入れていたら、ここで着替えるなと言うアナウンスが繰り返される。着替えは更衣スペースに行かなければならない。さらに荷物の整理もするなと言うアナウンス。それくらい許してほしい。尤もそのアナウンスを聞いたときには、バッグの整理が終わったので、更衣スペースに移動。

更衣スペースは2階。階段で上がる。結構長い階段。「こちら脚が攣りやすくなっています」と言うアナウンスに笑いながらも後半少し攣りそうだった。サロンパスかけてなかったらヤバかった。

更衣スペースと言ってもめちゃくちゃオープン。女性用はどうなっているのだろう?
女性ランナーもたくさん通っていたけれど、ランニングタイツも予想以上に汗を吸っていたので素早く脱いで着替えることに。ただ元々タイトな上に濡れたタイツは気をつけないと一緒にパンツも脱げないようになる。

妻との再会・ビールとの再会

着替え終わるとさっぱりした。外に出たけどiPhoneが死んでいるので、観客席にいるはずの妻と連絡手段がない。
ランチの場所は決めていたので、直接そこに行くしかないかと思ったが、一か八か緊急連絡と言うアイコンを選択すると、妻の携帯番号が出てきた。ちゃんと緊急連絡を設定していて良かった。これでようやく連絡がついて合流。妻は妻で充電が切れそうだったと言っていた。色々不幸中の幸いが重なった。

決めていた店に着いて、まだ午前中だったけれど、ビールを飲む。約3週間禁酒していたので、久しぶりのビール。
2杯飲んで早々に帰路に。

帰りの電車はほぼ寝ていた。
持っていた切符を足元に落として、向かいの席の方に拾っていただいた。

他人のレースを見たり、ラーメンを食べたり

帰宅してからシャワーして、録画していた今日のレースのテレビ中継を見る。
私の知らないレースシーン。
レース中に見かけた村山謙太が日本人トップでゴールしたようだ。
視覚障害で男女とも世界記録。パラアスリートが参加できるハーフマラソンと言うものがそもそも少ないらしい。

テレビを見終えた頃、小腹が空いてきてインスタントラーメンを作る。普段なら夕食前の時間にラーメンなんか食べないが、今日はいいことにする。美味い。

4時前にラーメンを食べたので夕飯は少し遅めにしたけど、しっかり食べて、就寝。
筋肉痛もほとんどなく、ぐっすり眠った。

体温を測り続ける

レースは終わったが毎朝体温と体調をアプリに記録している。1週間ほど続けるようにと言うことになっている。やめたところでレース結果が消えるわけでもないだろうから、どれだけの人が協力しているのか分からないが、多くの参加者がいる以上、感染者が急増した場合の原因解析も必要だろうからとりあえず続ける。
ところでボランティアなどのスタッフも同じように記録しているんだろうか?都知事とか。

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