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「実績ゼロ」「初心者」と悩むあなたへ~この思考であなたは即座に「人に教えるポジション」をゲットできる

「初心者は、学びに徹しなさい」というのが本当に正しいか?

よく、
教材やセミナーで
「初心者は自己流の発信をするな」
「実績ゼロの初心者は、実績者から愚直に学び、マネをして力をつけなさい」
「守・破・離の教えの通り、最初は習い、守るに徹するべし」
と言われます。

確かに、
学ぶべきことを学ばず、理解すべきことを理解しないまま、
好き放題なことを書いていては、
単なる「日記」や「雑談」になってしまいます。

だから、
「学びに徹しなさい」という言葉はある意味正しいのかもしれません。

しかし、
本当にいつまでも、「学びに徹しなさい」「実績ゼロなんだから、実績者の真似をしなさい」
でいいのでしょうか?

私の答えを言いましょう。
「初心者」というレッテルを張られ、自分でもそのレッテルを着けて、
いつまでも逃げていてはならない。

まなび始めて、そこから何かを感じたなら、何かを思考したなら、
早い段階で、あなたの思考を人に教えるべきです。

これこそが、あなたの独自の「アウトプット・ライティング」であり、
読者にあなたの思考や思いを伝え、影響を与える起点になります


「初心者」とは何なのか?答えられますか?


Twitterで「私は初心者です」「実績まだゼロです」というプロフィールをよく見かけます。
逆に、「私は月30万円稼いでいます」というプロフィールもよく見かけます。

じゃあ、その人に私は聞きたい。
「初心者」とは、いったい何をもって言うのですか?
稼ぐ、稼がないで、初心者かどうかの価値は判断できるのですか?

実は
自分を「初心者」と言っている人ほど、自分のこれまでの取り組みや価値を棚卸できていない。




「初心者」というのは、例えば「ネットビジネスを習い始めたばかり」ということだけであって、
あなたは、人生で本当に初心者なのではありません。

子どものころから、学生時代、成人後、
すべてのあなたの努力や、身に着けてきたこと、
書き出してみよう。

書き出したら、意外な関係や、影響、つながりを、
線と矢印で結んでみよう。

わかりますか?

あなたは決して初心者じゃないのです。

これまでのあなたがあったから、
今日の取り組みにつながったんじゃないのですか?

そこには、あなたにしか思考できない、あなたにしか教えられない、専門性が
どんな状況であっても、あるのじゃありませんか?

確かにあなたは、ネットビジネスを先月まなび始めたばかりかもしれない。
でも、
ここにたどり着くまでに、あなたは
多くのことを考え、多くのことを吟味し、
決断して今があるのではありませんか?

そのプロセスだけでも、
もうすでに「初心者」じゃないことに気が付きませんか?

そこにあるのは
本当のあなたが、精魂込めて思考したものであり、
それはあなたが自信をもって教えられることではありませんか?


悲しすぎる「ネットビジネス」での歪んだ社会構造

「ネットビジネス」が世に出て、約20年余りですが、
簡単に稼げるというキャッチフレーズで、詐欺教材が横行し、
そのあと、
情報に高額を支払って自己投資した人と、そうでない人の間に
格差の構造が生まれてきました。

もちろん、この20年の間に、
内容のない詐欺的な発信者は淘汰されていったか、自分から消えていきました。

しかし、
これまでに出来上がってきた「情報ビジネス」ならではの文化は、
しつこくはびこってきました。

つまり
近代社会の歴史の中で
「資本を持てる者」と「労働者としてこき使われる者」の格差が生まれてきたのと同じように、
ネットビジネス時代が始まって
「情報を持っていて稼げる者」と「情報を持っていない、ノウハウを買いあさる者」の格差がはっきりしてきました。

そして、
「情報を持っている、稼げる者」は、自分の地位を守るために、この格差構造を維持しようとしています。

「稼げる者」としての地位を守るために、
初心者を見つけては、自分の勢力圏に囲い込み、
「あなたは初心者、私は先生」という構造が崩れないようにすることに躍起になっています。

しかしこんなことがいつまで通用するのか?
すでに稼げている人にも、底が見え隠れしている

近い未来、その底がはっきり見えて、バブル崩壊のように路頭に迷う人が続出することはもうわかっています。

ネットに横行する「初心者」の言葉の「牢獄」に気づきなさい


だからこんな言葉がネットや教材上に横行する。
「あなたは初心者だから、メンターを着けて学びなさい」
「行動を早くして20万円の自己投資できる人は、初心者から脱出できる。申し込みは24時間後まで。」
「まず何でもいいから、稼いで、そののちは稼いでいない初心者をターゲットにしなさい」

これを
「ターゲット教育」といいます。
自分を「初心者」だと思い込む人を見つけてターゲットにし、
その「初心者」という心のレッテルをしみこませていくプロセスです。

そして、
その「初心者」が30万円稼げたら、
その稼いだ自分のスクショをプロフィール画像に張り付けて
こんどは、その初心者自身が、新しい「初心者」を見つけてはターゲットにして、
現在の構造をぐるぐる循環させる側になる。

これで自分が本当に成し遂げたいことを、果たせるのでしょうか?
あなたは、30万円稼いだというスクショをとるために生きてきたのですか?
子どものころ、そう思っていたのですか?

私は
ブレインで「月100万円、この通り稼いでいます」というスクショを見ても、何にも感じません。
稼いで、どう変わったのか、人にどんな幸福をもたらしたのかということを具体的に書いているなら、何かを感じるかもしれませんが…

一方、
何年たっても稼げないなら
30万円稼げるようになるまで、何十年も「初心者」と名乗って、教師のポジションでの発信を控えなければならないのでしょうか?

ここまで読んで、もうお気づきかもしれませんが、
「初心者」という言葉は、

あなたを、「初心者というターゲット」にしておくための
言葉の牢獄なのです。

この「ことばの牢獄や洗脳」の中に、自分を閉じ込めておいてはなりません。


いいですか?
ネットビジネスやライティングを学んでいるあなたは、
もう、
学んでいる今、
「初心者」ではありません。

「初心者」という言葉の「牢獄」から抜け出すには

それでは、
この「言葉の牢獄」から抜け出すにはどうすればいいでしょうか?

答えはシンプルです。

「私はもう初心者じゃない」
ということを認識すること。

認識さえすれば、1秒以内にその呪文は解けます。
催眠術を解くようなものです。

そして
「ゼロ一突破できていないから、まだ初心者だ」
という呪文に気づくこと。

初心者ではない証は
「ゼロ一突破」や「稼ぎの実績」だけではありません。
あなたの発信した内容が、人の心に共感を呼んだなら、それは、稼ぎ以上の実績ではありませんか?

あなたの発信した文章が、人の人生に気づきをもたらして、その人の未来が幸福に変わったならば、
それは、ものすごい実績ではありませんか?

そろそろ「呪文」に気づいて、自分を解き放ちましょうよ。

「呪文」というものは、一部の性質を根拠や信ぴょう性をつけて強調して、あたかもそれがすべてだという風に洗脳することです。
でもこれは、
呪文に用いられた一部に過ぎないということを見抜くこと。

見抜けばその瞬間に呪文が解けます

考え方をひっくり返して、今から「教師」になれ

あなたは、ネットビジネスやライティングを学び始めたばかりだから、
「初心者」といわれた。

もしくは、
まだゼロ一突破できていないから、あるいはまだ月に5000円も稼げていないから
自分を「初心者」と言い続けている。

この
「初心者」という歪んだ「呪文」に根本的に気づき、
あなた自身の本当のポジションを認識する。

そこから始めましょう。

あなたはこれまで、
どんな夢を持ち、
それに向かってどんな取り組みをし、
どんな成功をし、どんな挫折をし、どんな気付きを得、どんな失敗をしてきましたか?

どんな人に出会い、どんな言葉に出会い、どんな書籍に出会い、どんな学びに出会いましたか?

どんなことを楽しみ、どんな時間を過ごしてきましたか?

書き出してみましょう。

いっぱい書きだしたら、〇で囲んだり、矢印で結んだりして
マップにしましょう。


例えば、今、ネットビジネスを学んだばかりかもしれませんが
多くのことで、
あなたにしかできないこと、あなただからできること、
そしてあなたにこそ人に教えるべきことが見えてくるはずです

そうすれば、
たとえ学び始めたばかりであっても、
その学びの中から、何を拾い上げ(着眼点)、自分の経験や思考の中の何を添え、
何を伝えるかが
設計図を描くように浮かんできます

こうして、
インプットしながら、アウトプットして
読者に「あなた」を教えていく習慣ができます

この習慣を実践しているあなたは、もう「初心者」ではなく、
もう「実績」があります。

まず、自分を棚卸し、
自分が気づいていなかった、自分にしかない強み(ストレングス)に気づき、
自分にこそできること、自分にこそこの人生でなすべきこと(ミッション)に気づき、
それを
自分にも、読者にも一目でわかる言葉にする

そこから始めましょう。

そしてそれに取り組んでいるまさに今が、
もうあなたは「初心者」ではなく
あなたにしか伝えられないことを人に教える(アウトプットする)
「教師」としてのポジションにあるんだ

このことをしっかり理解しましょう。

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