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CYaRon!First LOVELIVE! ~ Braveheart Coaster ~

2/22、23に開催された、「CYaRon!First LOVELIVE! ~ Braveheart Coaster ~」。私は2日目にライブビューイングで参加しました。

Aqoursから3ユニットに分かれ、それぞれ別の会場で初の単独ライブを行う、今回の「LOVELIVE! SUNSHINE!! UNIT LIVE ADVENTURE 2020」。GuiltyKissに続き、2番手にCYaRon!(シャロン)が登場です。
高海千歌役の伊波杏樹さん、渡辺曜役の斉藤朱夏さん、黒澤ルビィ役の降旗愛さんが、福岡の地でどんなステージを見せてくれるのか?衣装は?そして何と言ってもAqours曲は何を歌うのか??

当初は現地参加できるGuiltyKissのみにしようと思ってましたが、ライブを見て考えが変わりました。さすがに現地へ遠征には行けないので、残りの2ユニットもライブビューイングで参加することに。

ライブビューイングの楽しみかた

私がライブビューイングを初めて経験したのは、以前の記事にも書いたμ'sの5thライブ。
劇場は両日ともに満員。初めて見るμ'sのライブに興奮し、周りの雰囲気も良かったので非常にいい経験でした。何より、チケットが取れなかったライブにも参加できるようになった事にとても驚きました。
以降、いくつかのライブをライブビューイングで見ましたが、その場の雰囲気が盛り上がりを左右するんだなぁと感じています。席が全て埋まり、皆が興奮状態にあれば実際のライブに近い体験ができる。でも、席がガラガラで皆座って見ていると、現地の熱とは程遠い空気にもなる。ただそんな時でもじっくりライブを観ることができるし、立つのが嫌な人など、様々なスタイルにも寛容な側面があります。どんな人もライブを楽しめる。
実際、この日都内の大きな映画館はどこも完売。きっと熱い時間を味わえた事でしょう。

今回私は、家から近く、直前でもチケットが手に入る場所を選びました。
映画館は我が家から車で1時間弱のところ。都心から離れた郊外です。
途中のファミマでチケットを発券し、会場があるビルの駐車場へ。車で行っても駐車場に悩まなくていいのも便利です。
そして、初めて入る映画館へ。
中は何の変哲もない、ただのシネコンです。売店もあるし、トイレもやや広めで混まない。喫煙所があるのもありがたい。
シアターの前で受付のスタッフにチケットを見せ、記念品のポストカードを受け取って中に入ると、まだ現地の様子を映してはいませんでした。

客席は3分の2程埋まった状態。これからライブだというのに異様な静けさです。ライブ会場に比べて、キャパも天井の高さも違う映画館ですから当然ですね。
しかし、この近辺に住んでいるであろうラブライバー達で映画館は次第に埋まっていきます。普段は隣の人がどこから来たのか想像もつきませんが、映画館だと割とこの近辺の人達が集まってるんだなぁとわかる。変な一体感すら感じます。

席は最後列の真ん中。私の席以外すべて埋まっていました。映画館なので座席も広くてゆったり。この静けさだし、今日は立たずに落ち着いて座って見てみようかな、と決めました。
程なくして、スクリーンに会場が映し出されました。福岡県の西日本総合展示場。当然会場は超満員。サイドや後部にスタンドはありません。後ろの人はちゃんとステージを見れるのでしょうか?
会場のざわめきがマイクを通して映画館にも伝わります。こっちは相変わらず静かですが、徐々にライブへの期待が高まってきます。
BGMのボリュームが上がり、会場が暗転。いよいよ、ライブの幕開けです。

福岡のみんな!「頑張るばい!!」

新曲「Braveheart Coaster」のリミックストラックが煽り映像と共に高々と流れ、ステージ中央の「CYR(Chika,You,Rubyのシンボル)」の文字が二つに割れて、中からCYaRonの3人が登場!間髪入れずにオープニングナンバー「元気全開DAY!DAY!DAY!」からライブがスタート。衣装もこの曲のもの。お揃いの白いブラウスとチェックのスカート。
この曲はAqours 1stライブから何度となくパフォーマンスしてきた曲。キュートで元気いっぱいなCYaRonのアイコンです。やっぱりこの曲で始まらないと!ステージ狭しと3人が駆け回る!

ライブが始まると、映画館でも半分ぐらいの人が立って、いつも通りブレードを振って応援します。でも私の前何列かの人は座っていたので、十分スクリーンが見渡せる。私も座りながらブレードを振ります。これは楽でいい。

2曲目は「届かない星だとしても」。いきなりAqours曲!先日のフェスで印象的なパフォーマンスを見せてくれたあの曲のCYaRonバージョン!ハイテンポな曲で一気に畳みかけます!
ボルテージが高まったところで、ややテンポを落とした次の曲は「海岸通りで待ってるよ」。ちょっとコミカルでかわいい感じの曲。
ステージにはベンチやテーブルも置いてある。途中斉藤さんと降旗さんが椅子に座り、真ん中で伊波さんがあの「おこりんぼ大会」!この曲一番のお気に入りです。ステージも趣向が凝らしてあって楽しい!
次もAqours曲「Landing action Yeah!!」。GuiltyKissもパフォーマンスしたこの曲を、今度はCYaRonが。サビはみんなで手拍子。盛り上がる曲です。

4曲も立て続けにパフォーマンスしたところで、MCコーナー。会場である福岡にちなんで、「好いと〜と」「がんばるばい!」と博多弁まで飛び出してキャストもオーディエンスもハイテンション!
すると、おもむろに後ろを向く3人。振り返ってみると、なんとサングラスにメンバーカラーのハンドマイク。福岡県出身のタモリさんリスペクトな展開に会場が爆笑!「いったんCMで~す!」

MCが終わると、それまでのボルテージとは一転、バラードコーナーへ。
新曲のカップリング「CHANGELESS」。新しい道へと進むため、旅立っていった友を想う寂しい気持ちを歌った曲。
会場にはトロッコが登場。現地で見るのとは違い、順番にメンバーがアップで映し出されます。進むトロッコに乗って、3人が静かに歌い上げます。
続いて流れてきたのは「夜空はなんでも知ってるの?」
CYaRonのオンリーライブですから、当然演ってくれると思っていました。フェスでは意表を突かれて涙が溢れましたが、今回は予想していただけにそこまで気持ちの高ぶりはないものの、やっぱり目には涙が滲む。本当に大好きな曲です。
トロッコはステージに戻り、斉藤さん渾身のステップへ。ずっとライブで見たかった曲ですが、フェスと今日、違った側面で2回も見ることができて感無量です。 

幕間アニメは、千歌、曜がボケてルビィがツッコむという内容。遊園地にいたつもりが、何故か無人島で目を覚ます3人。せっかく福岡まで来たのに…行きたかった所を振り返りますが、とにかくここを脱出しないと!
と思った矢先、3人の目の前に洞窟が。中に進んでいくと、謎の石板を発見。みんなのみかんパワーを使って解読しようとすると、急に石板が光り出して…。

キャラの個性が光るソロコーナー

幕間アニメが終わると、ソロ曲コーナーがスタート。トップバッターは千歌の「One More Sunshine Story」。元気いっぱいな千歌の魅力溢れる楽しい曲。Bメロで急にメロウなリズムに変わったと思ったら、サビはさらに元気に!ブルーのかわいいワンピ風の衣装に大きな赤いリボン。伊波さんが千歌とひとつになったように歌って踊って、まるでミュージカルを見ているようです。

Aqours3rdライブでも、伊波さんがこの曲でソロコーナーのトップバッターを務めました。直前に「MIRACLE WAVE」で見事に側転からのバック転を披露したばかりだというのに、満面の笑顔で登場したのです。初めてのチャレンジに見事成功し、メンバー全員が泣きながら喜んだ後、何事もなかったように歌って踊る伊波さんの姿に驚きました。

曲が終わると、客席に大きなかわいい箱を乗せたトロッコが。ピアノとアコースティックギターのイントロが静かに流れ出し、飛び出してきたのはルビィ!「RED GEM WINK」。

ルビィの大人しいイメージよりも少し背伸びしたようなビビッドカラーのカラフルなワンピ。腰にはルビィが好きなピンクのクマさん。なんと、背負っている透明なリュックの中にもクマさんが。リュックにはたくさんの缶バッチが付けられ、なんと中に仕込まれたLEDがキラキラ光る!
かわいい衣装に身を纏った降旗さん。どこか懐かしいメロディに乗せて、恋に憧れる弱気な少女の気持ちをキュートに歌い上げます。

会場がピンク色に包まれたところで、白いホットパンツが眩しい、オーシャンブルーのワンポイントが入った衣装に身を包んだ、斉藤さんが元気に登場!曜のソロ曲「Beginners Sailing」。
圧倒的な疾走感のポップナンバー。会場の盛り上がりに合わせて、「がんばルビィ」や「ぶっぶ〜」など、メンバー全員の特長的な振りもミックスしながら、ステージ狭しと右に左に駆け抜ける!

ルビィと曜の2曲は、3rdライブでは2日目のパフォーマンスでした。私は初日しか行けなかったので、ライブで観るのは初。特にBeginners Sailingは聴きたかった1曲。いつも明るくて元気で、友達思いな曜のイメージそのままの歌詞とサウンド。聴くと気持ちが高まるこの曲を、イメージぴったりな衣装の斉藤さんが満点の笑顔でパフォーマンスします。

3人のソロコーナーが終わるとMC。GuiltyKiss同様、衣装をじっくり見せてくれました。ルビィの衣装にはなんと靴にまでLEDが仕掛けてあって、歩くたびに光るのです。可愛さ満点!ですが、控え目なルビィにとってはかなり伸びした衣装だなぁという印象です。

MCが終わると、ギターのイントロと「ワァオ!」の掛け声で始まるハイテンションなロックポップナンバー「Aqours☆HEROES」。初期のAqours曲で、ライブで見るのは初めて!CYaRonがチョイスしたAqours曲は、やはり元気で明るいポップナンバーのようで、グループのイメージにぴったり。
続いて、アニメ1期Blu-rayの全巻購入特典CDに収録されている「P.S.の向こう側」。ルビィのセンター曲です。友達との楽しかった日々を思い出しながら、寂しさ募る気持ちをポストカードへ込める。切ない歌詞でも、サウンドはハネたリズムのポップ。メッセージが書かれた大きめのポストカードを持ちながら、キュートなダンスでステージを駆け回ります。

ここで幕間アニメの続き。
結局石盤は壊れてしまい、無人島からどうやって脱出しようか悩む3人。イカダを作る?いやいや、それじゃ心細い。小型でもちゃんとした船がいい。ちょうどあそこにあるボートみたいな…って、あるじゃん!オールも3つ。3人は無事、無人島から脱出できたのでした。

Braveheart Coaster

いよいよライブはクライマックス!
ライブではお馴染みとなったキュートな海賊風衣装を身に纏い、大きなフラッグを携えて3人が登場!曲はもちろん「近未来ハッピーエンド」。新曲の衣装で登場するのでは?と予想していましたが、この衣装で来るとは!
続いて聞こえてきたのは、トロンボーンの音が際立つ元気なマーチ「太陽を追いかけろ!」。いつもは9人で順番に番号を叫ぶのですが、今日は3人。C! Y! R! のCYaRonバージョン!
まさかこの曲が聞けるとは!アニメ1期Blu-ray最終巻の特典曲。「"GO!!"だよ、新しい地図が欲しい」というサビの歌詞がとても好き。2ndライブのアンコールで聴いた時は、胸がいっぱいになりました。

曲が終わると、急に会場が暗転。映像に制服姿の3人が出てきました。
次にパフォーマンスする「Braveheart Coaster」の前に、実際にジェットコースターに乗ろう、という企画のようです。
会場に近い遊園地かな?と思ったら、浅草にある「花やしき」。町中にある、民家の間を縫うように走るジェットコースターは昔から有名です。

絶叫系の乗り物があまり得意ではない3人。メインのジェットコースターに乗る前に、いろんな乗り物に乗って楽しみます。途中一人ずつ抜け、別の場所でライブに向けての意気込みを語るインタビューもありました。
最後に意気込みを語るべく中座した伊波さん。残る二人は「カーニバル」という乗り物に乗ろうとしますが・・・何とお休み!動かぬ乗り物を前にして、呆然とする二人の姿に会場は大爆笑!

いよいよ、ジェットコースターに挑む3人。バラエティ番組でお馴染みのカメラが付いたヘルメットを被り、怖がりながらもコースターに乗り込みます。
ブザーが鳴って、コースターが静かに走り出す。坂をゆっくり登ってゆくと3人のテンションが徐々に上がっていき、頂上から急降下!
すると会場が明るくなり、イントロが流れ出した!ステージ中心のCYRシンボルが二つに割れ、大きなコースターに乗る3人の姿が!
「Braveheart Coaster」の幕開けです!

衣装も新曲のジャケットそのままの、3人のカラーがワンポイントであしらわれた、白いポロシャツと黒いスカート。髪も3人とも一か所で縛ってあって、イメージイラストそのまま!
曲は4分打ちのビートの中にも、王道ポップスとも言えるメロディとサウンド。ストレートなビートに新しい衣装で歌って踊る3人が映えて、スクリーンを見入ってしまいます。

3人がステージ上部に上ったところでステージが暗転。サイバーなイメージの映像がビジョンに映し出され、始まったのが新曲「コドクテレポート」。静かなイントロから、ミドルテンポの心地よいハネたリズム。ルビィを中心とした3人のフォーメーションダンスに合わせて、バックの映像が呼応する。かわいい曲調と180度違ったステージ演出は逆にインパクト大。盛り上がる曲から一転して静かな曲で締める演出がステキでした。

直後のMCでは新しい衣装もじっくり解説してくれました。斉藤さんはイメージイラストと同じく、裾をしばって自慢の腹筋をアピール。いつ見てもすごい!
楽しいMCが終わると、ラスト2曲と伊波さんが告げます。流れてきたのは「Jump up HIGH!!」CYaRonバージョン!GuiltyKissの時には席が狭くてできなかった、タオル回しもちゃんとできました。「楽しんだら〇(マル)だ!」
そしてラストナンバー。CYaRonもメンバーカラーのポンポンを持って「ユメ語るよりユメ歌おう」。スクリーンに歌詞が映り、映画館でも大合唱。立って応援している人も、座っている私も!

アンコールを待つ会場の様子も、映画館のスクリーンに映し出されます。みんな頑張ってブレードを繋げて「C」「Y」「R」を作っています。隣同士でブレードを繋げる人も。

アンコールの声に応え、メンバーが再登場。新衣装のスカートに、かわいくアレンジされたツアーTシャツを着ています。曲は「Pops heartで踊るんだもん」。1stライブでもアンコール1曲目だった曲です。今日は終始かわいいイメージの曲満載!
途中でトロッコが登場。オーディエンスに手を振るメンバーを乗せたトロッコはセンターステージへ。
ここでアレンジされたTシャツを披露する3人。なんと会場には早くもTシャツを3人と全く同じようにアレンジした人もいたようで、皆驚いていました。当然スクリーンにはその方は映りませんでしたが。

楽しかったライブも、いよいよラストナンバー。「サクラバイバイ」。
軽快なビートのロックポップナンバー。かわいくて楽しいサウンドですが、卒業してゆく友を見送る曲。ユニットの中で唯一3年生がいないCYaRon。歌詞の中には「おめでとう」という言葉がたくさん出てきます。
曲に合わせてトロッコは進み、遂にステージに帰ってきました。
「かわいさ」と「元気いっぱい」がたくさん詰まった、CYaRonの1stライブが幕を下ろしました。

GuiltyKissに続き、CYaRonも彼女らしさを存分に味わうことができる、かわいくて楽しいライブでした。映画館でずっと座って見ていましたが、ライブのワクワク感は十分に味わうことができました。体はラクでしたが、やっぱり立って全身で曲やパフォーマンスを味わった方が、充実感は味わえるようです。劇場の規模にもよるので難しいかもしれませんが、もうちょっと音のボリュームを上げもらってもいいかな?オールスタンディングのライブハウスでやってくれたらもっと楽しいかも!

2ユニットが1stライブを終え、残るはAZALEA。この日の分と合わせて、初日である3/7のチケットも確保済。会場は今日と同じ映画館です。
1週間のブランクがありますが、その間にAqours5周年の発表会もあります。2週連続でイベントが続き、楽しみはまだまだ終わらない!とワクワクしていたのですが・・・。

AZALEA 1stライブが中止に。

この記事を書いている最中の2/26、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、政府から大規模イベントの中止を要請する声明が発表されました。
それを受ける形で、3/1の1stライブリバイバルビューイングと5周年発表会、そして3/7、8に予定されていたAZALEA 1stライブの中止が主催者から発表されました。
イベントは「延期」ではなく「中止」。5周年を記念する企画は後日発表となるそうです。

楽しみなイベントが中止となり、ネット上でも残念な声が上がりましたが、今回ばかりは仕方ありません。感染経路が特定できず、誰にでも感染する可能性がある現状では、何千人と集まるイベントを開催するのは危険です。
準備してきたスタッフやキャストを思うとやりきれませんが、今は国民総出でウィルス感染拡大を食い止めなければならない時期なのです。

とは言え、発表当日は残念な気持ちがずっと続きました。頭ではわかっていても、気持ちは追いつきません。最近は連日新型コロナウィルスのニュースばかりで、街の雰囲気も暗い印象です。
ただ、今は耐える時。ここで感染を食い止められなければ、5月のPERFECT WORLDも中止になりかねません。気持ちを強く持って、感染防止対策も忘れずに、静かに耐えましょう。

どうやら、3/1には1stライブのリバイバル放映がYoutubeであるようですよ!
家の中にいても、少しでも楽しい気持ちを忘れないように!AZALEAの生中継もやってほしいですね!

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