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ネジバ語文法25: そのほかの従属節

 助動詞は格標識と共起し、さまざまな従属的意味を表す。このことから、格標識は接辞というより接語とした方が適切かもしれない。


1.1.  “When”

 “When” は「~することと」のように表す (1)。

(1)
Sa-varab gat-ke, qat xivo su~suk
VBLZ-child 1:PST-COM N3:NEG:PST fish TR~like
「子供のとき、私は魚を食べなかった」

意味を明確にしたければ、場所接語を用いる (2)。

(2)
a.
ku~kup kat=zen-ke
TR~eat 2:PST=BEFORE-COM
「お前が食べる前に」
b.
ku~kup kat=gon-ke
TR~eat 2:PST=AFTER-COM
「お前が食べたあと」
c.
ku~kup kat=xut-ke
TR~eat 2:PST=INSIDE-COM
「お前が食べているあいだ」

1.2.   Reason

 理由は「~することで」のように表す (3)。

(3)
Ziugo ku nat-on, gat fuk.
Z.ABS come 3:NEG:PST-ERG.NHUM 1:PST go
「十五が来なかったので、私は行った」

1.3.   Purpose

 目的は「~することに」のように表す (4)。

(4)
Narap gat-ki, gat vosiptok ki-fuk
learn 1:PST-DAT.NHUM 1:PST school GOAL-go
「学ぶために、私は学校に行く」

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