【LAD】Max Power

開幕当初、マンシーがここまで長期的な大不振に陥ることを誰が予想したでしょうか。

昨季最終盤で肘を負傷してPSで不在状態になっていたこともあり、その影響が心配はされていたものの、前半戦終了時点でOPS.639と彼の豪快な打棒が鳴りを潜めていました。

成績不振の理由

不振に陥った最大の要因としては、今まで大好物としていたファストボールへの対応でしょう。

マンシーはとにかくファストボールに強く、過去にはデグロムから特大アーチを放ったことがあります。↓

Every time Muncy fails at the plate just remember him sending deGrom’s fastball into orbit
pic.twitter.com/KNZ12CrLkB

— Mario Salinas (@salinasmario2) July 22, 2022

今季のファストボールへの対応は下記のデータを見れば一目瞭然かと思われます。

彼が毎年AVG.300前後打っているファストボールを、今季は.191と苦にしており、本塁打も9本と激減しています。

これがやはり一番大きな要因ではないかと思われます。

復活か？

しかし、8月に入ると彼は去年までの彼を取り戻したのか、9/7時点での直近30試合の成績は下記のようになっています。

AVG.268 9HR 22RBI OBP.349 SLG.571 OPS.920

この成績にも理由があり、それもデータが示しています。

Barrel %が7月と比べて約20%以上向上と、劇的に良化されたことは安心できる材料かと思われます。

事実、14日の試合では101マイルのファストボールを引っ張って本塁打にするなど、完全復活とは言い切れませんが、近づいていることは間違い無いでしょう。↓

On 0-2, Max Muncy turns around a 101 mph fastball above the zone for a dong into the fountain. pic.twitter.com/n6l2fJakKU

— Chad Moriyama (@ChadMoriyama) August 14, 2022

成長？

更に、長年苦しんでいるブレイキングボール(カーブ等の変化球)に対して8月は好成績を残しています。

AVG.321、3HRと苦手を少し克服しつつあるのは好材料で、これを続けられればAVGを安定して残せるようになると思います。(XBAとの対比的に厳しそうではあるけど)

最後に

マンシーが復調した8月は22勝5敗と絶好調だったので、やはりマンシーはこのチームの柱であることは間違い無いでしょう。

今年で3年契約が満了する予定でしたが、23日に1年の契約延長を発表。

このまま今年、来年とチームを引っ張って欲しいですね。

よければスキ！、フォローよろしくお願いします。

これ超カッコいい