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【LAD】新生ドジャース戦力分析(投手編)

滋賀

しがです。しがしが。
今回は新生ドジャースの投手陣の分析をしていこうと思います。

1・先発陣

昨年と違い大黒柱であったウォーカー・ビューラーが今季戦力として計算できない状態からのスタートとなります。

更に昨年ローテを守り切ったタイラー・アンダーソン(現LAA)と、色々あったトレバー・バウアー(現DeNA)もリリースしたことで先発陣の動きは去年とかなり変わることが予想されます。

また、トニー・ゴンソリンも足首の捻挫により開幕に間に合わないと報道されており、これらを踏まえると開幕ローテションは

フリオ・ウリアス　2022年成績　防御率2.16 17勝 7敗 175回 WAR3.2

ダスティン・メイ　2022年成績　防御率4.50 2勝 3敗 30回 WAR0.3

クレイトン・カーショウ　2022年成績　防御率2.28 12勝 3敗 126.1回 WAR3.8

ノア・シンダーガード　2022年成績　防御率3.94 10勝 10敗 134.2回 WAR1.8

ライアン・ペピオ　2022年成績　防御率3.47 3勝 0敗 36.1回 WAR0.4

の5人になると予想されます。

また、シーズン途中ではSTで得意のチェンジアップを武器に奪三振ショーを見せたプロスペクトのギャビン・ストーンや、STでの登板はなかったものの最速100マイルを超えるフォーシームを持つ期待のプロスペクト、ボビー・ミラーが昇格することが予想されます。

若い選手達が躍動するとチームも活気付くと思うので、彼らにはAAAで好成績を残して早い昇格を期待したいです。

2・リリーフ陣

個人的な見解ですがリリーフ陣は今年も盤石だと思います。

まず鋭いスライダーを武器に昨年64試合に登板して防御率1.14と圧倒したエバン・フィリップスを初めとし、イェンシー・アルモンテ、ケレイブ・ファーガソンら防御率1点台を記録した選手が複数人居ます。

昨年の6月に左膝前十字靭帯断裂の重症を負うまでクローザーを務めるなどしていたダニエル・ハドソンと、同じように昨季右肩の手術をするまで完璧なピッチングを続けていたJ.P.ファイアライゼンと、一昨年STLでクローザーとして活躍したアレックス・レイエスが今季途中から復帰となり、更にリリーフ陣は強固なものになります。

また、現在ドジャースはクローザーを固定していない状態で、シーズンに入ってもそれは同じだと思われます。

その日の調子だったりを見て起用し、流動的に運用していく感じではないでしょうか。

3・注目選手

そして僕が今年注目する2選手を紹介したいと思います。

1人目はジェイク・ピラスキー(Jake Pilarski)(読み方合ってるか不明)です。

STでの初登板で3者連続三振&101マイルを記録し、何者だ？と騒がれました。

彼は去年は独立リーグでプレーしていた選手で、当然マイナーでのプレー経験すらない24歳の投手です。

独立時代に自腹で「トレッド・アスレッチクス」というトレーニング施設に通い詰めたことで100マイルを超えるファストボールを手に入れるなど、その向上心等を含め今後が楽しみな投手です。(同じくドジャース担当の雨宿りさんから引用)

流石に開幕ロースターには残らず、マイナースタートとなりましたが彼の能力を考えると一気にマイナーを駆け上がり終盤にはMLBで見れるかも…しれませんので個人的には注目しております。

2人目はシェルビー・ミラーです。

彼は若かりし頃は将来を嘱望されたスターターで、実際スターターでASに選出された経験もある投手です。

しかし成績の低下とTJ手術によりスターターの選手生命を絶たれたような状態に陥り、近年はリリーフに専念するもパッとしない成績が続いていました。

しかし去年MLBで7イニングで14三振、AAAでは53イニングで69三振を奪うなど高い奪三振力を買われてドジャースと単年契約を結びました。

STでは現在防御率6.43と悪く見えますが、未だ無四球で、ここ4試合は連続で無失点に抑え続けています。

更には新たにスプリットを習得したことで投球の幅を広げているように見えます。

贅沢かもしれませんが去年のフィリップスのような覚醒に期待したいです。

まとめ

投手陣は流石に去年よりは劣ると思われますが、それでも屈指の層ではあると思われます。

野手編は雨宿りさんが執筆していただいてるので是非そちらもご覧いただくと嬉しいです。(文章力もデータの使い方も僕より段違いなので…)

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余談ですが、現在シーガーがSTでトンデモ成績残してて開幕してからもこの爆発が続くことと、ドジャースの世界一を心から願っております。


サムネ画像引用：http://baseballstrength.org/los-angeles-dodgers-nutrition-program/

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