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【LAD】TDLの敗者?違う、これは未来への投資だ

どうもラックスが放出されなかったことが最大の補強だと思っているCorey滋賀です。

遂にTDLを迎えましたがドジャースのラスト補強はなんとカブスからクリス・マーティン、ヤンキースからジョーイ・ギャロを獲得したのみ。

トレイ・ターナーとマックス・シャーザーを獲得した去年と比べると動きが少なく、悪く言えばフアン・ソト獲得に力を入れすぎて他選手を取り逃した、良く言えば現場から見ても手放したくない選手が多いとも言えます。

後者であると信じたい、いや間違いなく後者であると僕は力強く言いたいです。

はい、ということで今回は他の方々がTDLについて語る中、僕はプロスペクト自慢します

メジャーデビュー済み

1・Miguel Vargas(ミゲル・バルガス)

AVG.291 15HR 72RBI OBP.382 SLG.498 OPS.879
※AAAでの成績

まずは皆大好きミゲバルくんですね。

バルガスは現在22歳、ドジャース傘下5位のプロスペクトの内野手です。

昨季HighAとAAでOPS.906と好成績を残し、今季はAAAでスタート。

そこでも躓くことなく順調に成績を残し、その活躍からオールスター・フューチャーズゲームにも出場しました。

そして満を辞して8月2日にアクティブロースター入りを果たすと翌3日には初打席でタイムリーツーベースを放つなど、2安打2打点と早速ファンを喜ばせる活躍をしてくれました。

しかもドジャースタジアムで初打席での打球を放っていたらホームランになっていたというデータもあります。(ポジポジポジポジポジ)

しかし、順調そうに見えるバルガスにも大きな課題あります。

それは守備です。

バルガスはマイナーで主に3Bを中心に守っているのですが今季は69試合で15失策、守備率は.915とかなり酷い数字。

それもあってMLBデビュー2戦ともDHでの出場と、現場から見てもまだMLBレベルでの守備力を持ち合わせていないというのが伺えます。

しかし、守備につかせない限り上手くはならないのでどこかで腹を括って起用してみてもいいのかなと僕個人は思っています。

なにはともかくバルガスの今後の更なる活躍に期待しましょう。

2・Ryan Pepiot(ライアン・ペピオ)

15G 2.27ERA 8W 0L 75.1IP 93SO K/BB2.90
※AAAでの成績
4G 2.76ERA 1W 0L 16.1IP 19SO K/BB1.58
※MLBでの成績

ペピオは現在24歳、ドジャース傘下6位のプロスペクトの投手です。

ペピオは今季AAAで支配的な成績をしており、7月5日には5回6奪三振1失点の投球でMLB初勝利を上げた成長株です。

特筆すべき点は決め球のチェンジアップで、どちらともマイナーで最高クラスの評価をされています。

弱点としては制球力で、ここさえ改善されれば間違いなくローテ級の投手になれると思います。

そして現在AL新人王候補トップであろうフリオ・ロドリゲスが「今まで対戦した中で最高の投手」と絶賛しているなど、やや遅咲きながらとにかく今後が楽しみな投手の一人で間違い無いでしょう

3・James Outman(ジェームズ・アウトマン)

AVG.278 22HR 71RBI OBP.383 SLG.589 OPS.922
※AA/AAAでの合計の成績
AVG.462 1HR 3RBI OBP.563 SLG.846 OPS1.409
※MLBでの成績

アウトマンは現在25歳、ドジャース傘下16位のプロスペクトの外野手です

元々は走力と守備を高く評価されていた選手なのですが、今年は打撃も好調でAA/AAAで22HRと本塁打数でキャリアハイの数字を残しています。

そして7月30日にアクティブロースター入りを果たすと、翌31日には初打席で初ホームランを放ち、更に3安打という鮮烈なデビューを果たしました

「アウトマン」という野手としてはなんか不吉そうな名前ですがデビュー2試合で8打数7出塁というまさかのアウト(にならない)マンということで話題になっていました。

現在はマイナーオプションでAAAに居ますが、そこでいきなり483フィート(約147m)のホームランを放つなど、順調に成長曲線を描いているなというのが僕の感想です。

未デビュー勢

1・Diego Cartaya(ディエゴ・カルタヤ)

AVG.264 17HR 56RBI OBP.404 SLG.525 OPS.929
※A/HighAでの成績

カルタヤは現在20歳、ドジャース傘下1位、全体12位の正真正銘トッププロスペクトの捕手です。

強肩強打で、ロイヤルズのサルバドール・ペレスと比較されるほどの素質を持ち合わせています。

とにかくパワーはとてつもなく、5月には調整中だったパドレスのブレイク・スネルから500フィート(約152m)の特大ホームランを放ち明るい未来を感じさせてくれました。

弱点とされているのが走力で、平均をかなり下回るスプリントスピードらしいのですが、捕手にはそこまで必要な能力では無いので大した問題ではないでしょう。

将来の正捕手として大きな期待がかかっています。

2・Bobby Miller(ボビー・ミラー)

17G 5W 5L 4.87ERA 77.1IP 97SO K/BB3.34
※AAでの成績

ミラーは現在23歳、ドジャース傘下2位のプロスペクトの投手です。

最大の武器は最速100マイル越えのファストボールで、STでは大谷翔平からそのファストボールで見逃し三振を奪いました。

弱点は制球力で、K/BB自体は悪くないものの被打率は.229と高く、カウントが悪くなって甘いところに投げて痛打というのが打たれる時のパターンなのかもしれません。

そのせいかAAで4点台後半と伸び悩みは感じるものの素質は素晴らしいので、もしかしたらシーズン終盤にMLB初登板もあるかもしれません。

ミラーがエースとなり、カルタヤが正捕手となってバッテリーを組む姿を見たいと望むファンは多いのではないでしょうか。

まとめ

ということでプロスペクト自慢終了です。

現状今年のTDLでは敗者かもしれませんが、いつかは「あの時にこいつらを手放さなくてよかった」と思わせてくれるようなプロスペクト達に活躍を期待したいです。

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