見出し画像

シフカスタッフに作業環境の防寒対策について聞いてみた

寒い日々が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。去る1月20日が「大寒」でした。大寒は二十四節気のひとつで、この前後は1年の中でも寒さが厳しい時期だとされています。

オフィスではなく自宅で作業するリモートワークでは自分で環境を整える必要がありますが、シフカのスタッフはこの寒さの中でも快適に作業ができるようどんな工夫をしているのでしょうか?

さっそく防寒対策について聞いてみましょう!


・・・


オイルヒーター + 電気アンカ

最初に話を聞いたデザイナーは開口一番、「寒い時期とはいえ今年は例年ほど寒くない」と記事の根幹を揺るがすコメントをくれました。動揺しつつも続き聞くと、あまり寒くはないのでエアコンは基本的に使っておらず、オイルヒーターのみで過ごせているとのこと。よかった、ちゃんと防寒対策はされていました。

そのオイルヒーターは机の下に置いて足を温めるのがメインの使い方。基本的に付けっぱなしで、朝の始業から1時間ほどフルパワーで付けたあと、室温に応じて徐々に設定温度を下げていくそうです。少し電気代が気になるものの、部屋の空気が汚れないこともあってオイルヒーターを大いに気に入っているとのこと。

使っているデロンギのオイルヒーターはデザインが可愛いので気に入っているそうで、もう20年も一緒にいるのだとか。引っ越しも一緒に経験した相棒ですね。

今年より寒かった昨年は、オイルヒーターに加えて電気アンカを併用したそうです。どうしても床が冷えるので、足下に置いて使いました。更に膝掛けを使うことで発生する熱を逃さないようにします。

今年は昨年ほど寒さを感じないため電気あんかは使わず、代わりに厚底スリッパを履いているとのこと。厚底のお陰で床から足までの距離が確保できるので冷えないで過ごせるのですね。


エアコン + パネルヒーター + フィンガーレス手袋

次に話を聞いたイラストレーターは、防寒対策としてエアコンをメインで使っているそうです。エアコンで心配なのは空気の乾燥とのことで、対策としてデスク近くに洗濯物を干すようにしているとのこと。部屋に湿気が供給できますし洗濯物はバッチリ乾くWin-Winだと話してくれました。

ただ、広い部屋で作業しているのでエアコンだけだと力不足なときがあり、その時は足元でパネルヒーターを使っているとのこと。このヒーターを机の下に設置し足元だけを温める状態で使っています。

本当に寒いときは更に無印良品の湯たんぽを使うこともあるとか。今年は温かいので湯たんぽの出番はまだ無いそうです。

足元がポカポカでも室温が寒いときは手がかじかんでしまい、マウスやキーボードがうまく操作出来ないことがあります。そんな時には手袋をするそうです。普通の手袋だとマウスやキーボードが操作しづらいので、指先だけが外に出ている、いわゆるフィンガーレスのやつですね。これだけでも結構効果があるとのことでした。


白金カイロ + こたつソックス + 着る毛布

次に話を聞いたデザイナーは、手指の暖めとして白金カイロを使っているそうです。ライターやマッチの炎でカイロのプラチナ触媒を炙ると化学反応によっておだやかな熱が発生し、それが長時間持続するので手指の暖めにもってこいなのだとか。

昔ながらのシンプルなデザインがモノとしても魅力的。炎の発生源としてZippoを手に入れたというコメント主の気持ちもわかります。周りで聞いていた他のデザイナーも昔使っていたと懐かしそう。

この白金カイロ、長時間温かいのは魅力的なのですが燃料となるベンジンの量で暖かさの継続時間が決まるので、量が多いと24時間程度発熱が続きます。その間は途中で止められないので注意なのだそう。最初の頃は適量が分からず、仕事も食事も終わり寝る時間になってもまだカイロ一人でホカホカしていたそうです。

一方、足元対策としては「まるでこたつソックス」を履いているそうです。
本当のこたつとまではいかないものの、ちゃんと暖かくその効果を実感しているとのこと。良いお値段なりの価値はあったと感じているそうです。ただメンズのカラーバリエーションが少ないのが寂しい語ってくれました。

防寒対策としては上記に加えて「グルーニー」を着ているそうです。いわゆる「着る毛布」というやつですね。実際すごく暖かいそうで、防寒としては効果抜群といったところでしょうか。ただ脱ぐ必要性が無いこともあってずっと着っぱなしになるのが難点といえば難点。寒さにさらされないので体が寒さに弱くなりそうな気がするとのことで、思わぬ心配があるものですね。

防寒対策としてこの「グルーニー」を挙げたスタッフは他にも複数名おり、シフカ社内でも人気なようです。それにしても、白金カイロ・こたつソックス・着る毛布の組み合わせで電気を使ってない防寒対策はお見事。


手のかじかみ対策

防寒対策の話を聞く中で、話が盛り上がったのが「手がかじかむ問題」への対策でした。フィンガーレス手袋や白金カイロといったアイデアもご紹介しましたが、なんと「発熱するマウス」という情報が出てきました。発熱するマウスと聞いて、手が冷えたら飼っているハムスターを握るのかと思いきや、実際に文字通りの商品があるのですね。

実際に使ったことがあるスタッフがいれば詳しくご紹介したかったのですが、発熱マウスの存在を知っているものの使ったスタッフはいませんでした。残念。「46℃になる」と謳われているのがどの程度暖かいのか気になります。マウスのサイズや形状が自分の好きなタイプなら、試してみるのも良いかもしれません。

同様に発熱するマウスパッド、発熱する手袋という商品もあるのですが、こちらも使ったことがあるスタッフがいませんでした。使ったことがあるという方がいましたら感想を教えてください。

手が冷えたときには机上にあるMacを触っているというコメントも。確かにビデオ会議中などのMacは頑張っているのか、かなり発熱しています。暑い夏は問題となるマシンの発熱も、冬なら防寒対策の一助になる面があったのですね。マシン自体は冷やしたほうが良いので、かじかむほど手が冷えているときは積極的に触ってみようと思います。

ちなみに Intel Mac だと結構発熱しますが、最近のAppleシリコンのマシンはあまり発熱しないので防寒には使えないとのコメントもありました。


他にも工夫いろいろ

ここまでスタッフが工夫して組み合わせた防寒対策を見てきましたが、他のスタッフから出た対策もまとめてみます。

カップウォーマー

あるデザイナーは机の上で使うカップウォーマーを教えてくれました。上にマグカップを置くと発熱が始まり、カップ内の飲み物を保温してくれるというアイテムで、寒い時期には手放せないそうです。

温度は55・65・75℃が選べるので、最高の75℃設定で使っているとのこと。あくまで熱い状態をキープするもので、ぬるくなった飲み物を再加熱するほどの威力はありません。カップを載せると自動でオン、カップをどかすと自動でオフになるので使い勝手も良く、ずっと好きな温度で飲めるのがこんなに快適だとは思わなかったとのこと。

載せるカップは底が平らに近いものじゃないとダメで、当然ながら真空断熱機能のあるようなタンブラーも使えません。また重いものが上に乗ると自動でスイッチが入るので、近くに可燃物を積み上げないよう注意だそうです。机の上を整頓しておかないとダメですね。

ブランケット

別のスタッフは寒さ対策として、ワークマンのヒーター付きブランケットを使っているそうです。電熱ヒーター入りで暖まるという商品ですが、充電せずとも膝にかけているだけで十分暖かいという優れもの。よく腰巻にするなどして重宝しているとのこと。人気商品らしく品切れ続出なようです。

また、電気毛布を膝掛けに使っているというスタッフもいました。あわせて加湿器で湿度を上げて体感温度を高くしたり、先ほどもご紹介した着る毛布グルーニーを着たりすることで、日中はエアコンをつけずに済んでいるとのことです。光熱費の高騰は今後も続くと思われますので、省エネにつながる工夫は引き続き重要ですね。

筋肉で解決

省エネという面で言えば、ステッパーを踏み踏みしながらメールを確認すると言った声や、先日話題となったお店の防寒対策のようにスクワットで温まるという力づくの解決策も出ていました。頼もしい限りです。


・・・


今回はスタッフが工夫している防寒対策についてまとめてみました。

オフィスワークと異なり、リモートワークでは自分で防寒などの対策を取る必要があります。ときにはある程度の投資も必要になるのは避けられませんが、自分の好きなように環境を整えることが出来るのはメリットでもあります。

作業効率にも影響しますので、今後もより良い作業環境を目指して研究を怠らないようにしたいもの。皆さまの防寒対策もぜひコメント欄で教えてくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?