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懺悔

無意味に過ぎていく毎日を呪う日々。

拭えない倦怠感を抱えてただただ「地球壊れねーかなぁ」などと中二のように呟く事もなくなったわけでもない。

俺はもうダメだ。

微かな希望をみつけてもどうせうまくいくはずがないと、まるで未来を信じられない体質になってしまった。

マイナス思考が抜けきらないから、結果的にダメな結果にどこか安心するようになってしまった。

心に巣食う負の連鎖を断ち切らなければならない。

でももうどうにもならない。

これは病気だ。

手を伸ばして掴み取るという行為そのものをやめてしまった。

目を見開いて世界を見渡す視野を失くしてしまった。

明日が来る事に脅える若さも、今日が過ぎて行くことに震える未練もない。

ただ中途半端に息を吸って吐いてるだけに他ならない。

生きてるだけでいいのかな?

他人に対してなら迷わずそれでいいんだと言えるんだけど、自分に厳しいつもりはさらさらないが、納得してないんだ、存在に。

自分が死んでも世界は継続し、人々はなんら変わることなくくだらない日々を営んでいくであろう事実が許せないのはもちろん傲慢極まりないのだが、本心を言ってしまえばそうゆうことだ。

みんな死ねばいいのに。

・・なんて冗談に決まってる。

笑えない冗談は罪だと思う。

俺は懺悔を繰り返す。

冬の空は青く高く、ちっぽけな日常を真空パックして包んでるみたいだ。

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