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【型破り】レオンクレスト/フェニックスラダーはこう使おう!【巨壁】

おはこんばんチャロ〜!
ブレーダージークです。

今回は、8月10日に新登場したレオンクレストとフェニックスラダーの単体考察×2をお送りします。



え、なんで2つまとめたかって・・・?



なんか似てるから、比較しながらまとめようかなと思ったから」です!



先日、X(Twitter)のスペースでもお話した内容に加え、オススメ改造についても書いておりますので、良かったら最後までご覧下さい!!


※本記事は全文無料とさせていただきます。
世間は夏休み期間ということで、8月中に「エアロペガサス」と「3on3デッキ考察(有料記事の予定)」についてのnoteも更新するので、良かったらお待ちください!

※今回の記事は、夏休み期間なので(?)試験的にちょっとだけ論文っぽい感じで書いてます。専門用語は各自お調べ下さい!
中和剤的な意味でちょっとふざけてたりもしますが、読みやすいかどうかジャッジをお願いします!!


それでは今回のお品書きです!
ささ、ずいっとずいっと〜!


▼特徴

🦁レオンクレスト7-60GN


ラリオーナッ!!!

回る壁です。

初の7枚刃という「もう攻撃する気なくね?」という数の刃です。それも当然で、今回のレオンはディフェンスタイプであってアタックタイプではないので、円に近い方が攻撃のダメージを軽減しやすいのではないかということかと思っていました。

「ん?それなら8でも9でも、円に近くしたほうがよくない?」

という方に、個人的に立てた予想を1つ投げてみます。

"7"であるが故に他ベイの刃と周期が合いにくく、相手の攻撃が通りにくくなるんじゃないのという理由で採用されたのだと思います。

簡単に言えば、公倍数のような考え方です。

7なら1桁の素数の中で最大の数なので、デザインもしやすいし、性能面においても他ブレードとの噛み合いが悪くなるから、攻撃が通りにくくなる」ということかなと考えております。

ライオンなのに、噛み合わせが悪くていいのかは一旦考えないものとします🦁

(13枚刃とか、31枚刃とか、もっと言えば{(2^289589933)-1}枚刃 (※)とかは、現実的ではないですからね。「円で良くね?」になりそうです。)

個人的に、開発陣に聞いてみたい部分であります。

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(※)(2^289589933)-1 とは?
→現時点で最大のメルセンヌ素数で、2486万2048桁あります。ほぼ円やんけ。
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あ、肝心な情報をお伝えし忘れていました。

ディフェンスタイプとして、初の35g越えを達成しました👏㊗️🦁🎉🎂

待ってたよ。


🐦‍🔥フェニックスラダー9-70G


ショオォーーッ!!

回る逆台形です。

こちらは6枚刃で、またしても「攻撃する気なくね?」という刃になってます。もはや刃なのかも怪しいくらい側面は湾曲しています。
最大の特徴は、やはり側面から見たときの逆台形形状で、9-??のラチェットも同様に逆台形であることから、組み合わせた時のシナジーはかなりあります。

フェニックスウイングのイメージに引っ張られがちですが、こちらは34g台後半ということで重さは控えめとなっています。



▼性能

各新パーツの簡単な解説と所感です。

🦁レオンクレスト

とにかく壁。タイヤみたいな見た目で、実際よく転がります(え?)。
上がメタル、下がプラパーツということもあり、ベイブレードとしては上に重心が来ることになります。

さらに突っ込むと、レオンクレストはディフェンスタイプでありながらUX特有の外重心のため、持った時に「ナイトシールドよりも重いはずなのに、ずっしり感がないな」と感じると思います。
ディフェンスタイプの常識(内重心)とは異なるブレードと言えるでしょう。

🦁7-60

こちらも壁。
ですが、なんと1箇所だけ凸みたいに少しだけ飛び出ています。まさかの偏重心でした。
そして、ラチェットの中で最も遠心力がかかりやすい形状となっています。

🐦‍🔥フェニックスラダー

深紅のメタルコートと逆台形形状に目を奪われがちですが、側面は意外と凹凸があるため、アタックタイプ程ではないにせよ、割と弾いてくれそうな形状になっています。
従来のスタミナタイプとはコンセプトが異なるため、初見の際にはスタミナ改造よりもディフェンスやアタックタイプ寄りの改造にしてみるのもありかなと感じました。

🐦‍🔥9-70

バーストリスクが減る9に現状中間の70が登場しました。9-80よりも高すぎないため、そこそこの高さを出して上から押し付けたいし、スタミナも欲しい場合に重宝します。
フェニックスラダーを始め、ウィザードロッドやコバルトドラグーン、フェニックスウイング、ナイトランスなどには適性がありそうです。

🐦‍🔥G(グライド)

白い部分はPOM(ポリアセタール・ポリオキシメチレン)という樹脂で出来ています。

ちょっと専門的な用語を用いると、POMは

・耐摩耗性(※容積減少への耐性→すり減りにくい)
・自己潤滑性(※摩擦係数が極めて小さいこと)

に優れているという特徴があります。
低摩擦の方が持久が伸びるイメージがありますが、これはベイブレードX。相手が存在します。

そう。

当たった瞬間飛びます。

アカーン!!

そういうわけで、アタックタイプが活躍出来る環境だからこそ、POMには向かい風だなという印象です。

そして何より、オレンジ色部分の波打ってる境目のおかげで姿勢制御は出来ますが、裏を返せばスタミナを消耗します。せっかくPOMで確保したスタミナガァ………。

果たして、序盤のスタミナを確保する代わりにオーバーのリスクを背負うことになったGの就職先は見つかるのでしょうか。



▼デフォルトの改造について

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🦁
レオンクレスト+7-60の組み合わせは、従来のディフェンスタイプの特徴であった”内重心”とは異なるアプローチで防御を可能としています。

レオンクレストブレードはUXライン特有の”外重心”構造、7-60も外側に配置された7枚のブロック状の壁によって”外重心”寄りのラチェットになっています。
この金属部分とプラ部分のブレード、さらには7-60による「3層で構成される外重心の壁」によって、序盤からそこそこのスタミナを確保しつつ、アタックに対する耐性を獲得した、という改造になります。

ただ、外重心かつ上にメタルが乗ったブレード(高重心)が裏目になり、最後まで長く回り続けることは難しく、序盤にスタミナを削られ過ぎるとスピンフィニッシュを取られてしまうこともあるという点がデフォルト運用の最大の懸念事項になります。

試しにアタックタイプとぶつけてみて「耐えるけど割とスピン負けするな?」と感じた方は、これが理由かと思われます。

結果、対アタックタイプとしてレオンクレストを運用する場合は、ラチェットやビットについて再度考える必要があるかなという印象です。同時に、7-60を採用するブレードも一考の余地があると言えそうです。

現状、「UXには不向き、採用するならBXか?」という仮説を立てています。

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🐦‍🔥
フェニックスラダーも同様に、従来の「相手よりも長く回り続けるスタミナタイプ」ではなく、「序盤から相手を"能動的に"傾けさせて歳差運動を引き起こしスタミナを減らす」という、新しい切り口で"スタミナ"を実現しているブレードです。見方によってはスタミナタイプよりもアタックタイプとも言えそうです。

そのため、ウィザードロッドとは全く異なる考え方で改造を考える必要があり、同一視していると「ウィザードロッドより回らないじゃん」「ダメだね」という安易な結論に至ってしまいます。

ただし、ウィザードロッドよりもデメリットがあるのも事実で、

「相手に当たらないといけない(=自身のスタミナもかなり削れる)」ことと、

「傾けさせるので、ラチェットに被弾しやすくなる(=バーストリスクが増える)」

という2点は、フェニックスラダーを使う上で考慮しなければならないポイントになります。

特に1つ目のデメリットによって、対ウィザードロッド戦においては不利になることが多く、同程度のシュートパワーであっても、弾き飛ばしたり序盤に傾けさせない限りはまず勝ち目はありません。

背が高い70、滑りやすいGビットは、右回転同士のぶつかり合いにおいて特にバーストやオーバーのリスクを上げてしまいます。

やはりレオンクレストと同様に、"改造を再考"する必要があります。

(ラップではありませんYo。ヒェア。)

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▼改造例

ということで、色々試してみてデッキに入れても良さそうなおすすめ改造をまとめてみました。

🦁レオンクレスト

■レオンクレスト5-60H
■レオンクレスト5-60B
■レオンクレスト9-60D

ハッピーバーストデー!(HBD!)

割れとるやんけ。

冗談はさておき、レオンクレストを採用するならとりあえず試していただきたい改造です。
結構耐えるし、7-60をつけていた時に感じていた「あれ、ディフェンス特有のずっしり感がないな…?」を多少解消しています(※お気持ち程度に)。

バーストにトラウマを抱えている方はH、少しでもスタミナが欲しい場合はB、何個でも取り替えるぜという方はDがオススメです。

■レオンクレスト9-80D
■レオンクレスト7-60DB

背が高い改造…というだけではなく、レオンクレストのプラ部分に攻撃を当ててもらおうという改造です。
ベイブレードXは、メタル同士が当たることで弾いて飛ばせるのは自明ですが、プラ部分に当たると………?

_人人人 人人人_
> 飛びにくい! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄
※飛びはします。

トップヘビーすぎるので、スタミナは保証しませんが、DやDBと合わせて相手の攻撃をシャットアウトしやすいのが特徴です。

・・・ナイトランスみたいですね。


■レオンクレスト1-60U
■レオンクレスト1-60T

変わり種ではありますが、壁を押しつけに行くなら意外とアリな改造だと思っています。
偏重心っぽくすることで、メタルファイトベイブレードの「バサルトホロギウム」みたいな雰囲気を出せます。
とはいえ軽いので、完全再現とはいきませんが…。


🐦‍🔥フェニックスラダー


■フェニックスラダー9-60GB
■フェニックスラダー9-60H

個人的イチオシ改造その1と2。
どちらも太めのビットということもあり、Bよりも動き回りやすいです。
そのため、逃げ回ったり相手の攻撃を受けても衝撃を逃しやすかったりします。それでいてGよりも滑りにくいため、比較するとオーバー率は低いように感じました。
ラダー本体が赤色なこともあって、さながらマタドールのような回避も見られるかもしれません。(どのベイにも言えるけど、過信は禁物です('ω'乂) )

バースト耐性をつけたい場合はH、少しでも長く回したい場合はGBという択になります。

■フェニックスラダー9-60D

個人的イチオシ改造その3。
Bのようなスタミナを確保しつつ、吹っ飛び耐性を持つDビットと組み合わせることで、衝撃を相手に返すカウンター運用寄りの改造です。

ただしDは消耗品です。

Dそのものの耐久性はないので、5~6回でお取替えです。嗚呼、可哀想に…😢

■フェニックスラダー5-60GF
■フェニックスラダー5-60GP
■フェニックスラダー5-60A

個人的イチオシ改造その4と5と6!(怒涛)
フェニックスウイング登場時に「38g台のベイにはGFは難しいなぁ」というお話を何度かしていましたが、このフェニックスラダーは34g台後半なわけで・・・軽さを活かすならやはりギヤ系で暴れてもらおうというコンセプトです。ついでにAも添えて。

「逆台形が"攻めて来たら"面白くね?」

と思って組んだら、本当に面白かったので書いておきますね。
バースト耐性も獲得しているため、ラチェットの例はとりあえず重めの5-60としていますが、余ってあるなら1-60や3-60、7-60など割と何でも行けると感じました。
側面に凸があり、動き回れば下に弾くこともあったので、前述の通り思い切ってアタックに寄せるのもアリだと思います。

ん〜、なんか次出る🐳にコンセプト似てる気がするな🤔((ボソッ))

○G

特別編として、巷で噂になっているGの採用先を紹介しておきます。


あ く ま で 可 能 性 の お 話 で す 。

■コバルトドラグーン7-60G
■コバルトドラグーン9-60G
■コバルトドラグーン9-70G

新商品パーツを取ってきた、ドラグーンの送り特化改造です。
当然「飛ばされやすい」「バーストしやすい」というデメリットそのものは他の改造同様存在しますが、コバルトドラグーン登場時から度々議論になっていた「送り合いできるの問題」に一石を投じる改造だと思います。

僕自身は、ベイブレードXにおける送り合いはコバルトドラグーン発売当時のパーツの中では懐疑的な意見でしたが、Gの登場で「おっ、可能性ありそうだな?」と感じるほどでした。

※勝率はまた別のお話です。

☆☆☆ウィザードロッドGのお話☆☆☆

こうなると、当然ウィザードロッドにもGの採用を考える方もいらっしゃるかと思いますが、

・(採用率最多の)ウィザードロッドBとの同回転対決に弱い。

・Gがめっちゃ飛ぶ(※「性能」の項で挙げた理由です。)

というこの2点が足枷になり、わざわざ対コバルトドラグーンのために様々なデメリットを抱えて採用する理由が現状ありません。(左回転環境であればロッドでも…というくらいです)

そのため、ウィザードロッドBに対応出来るコバルトドラグーンGが輝くという、環境が後押ししている改造とも言えます。

素組みしたウィザードロッドBとのバトルでは、自分が組んだドラグーンGはほぼ五分五分といったところでした。

しかし、比較的ちゃんと組めたウィザードロッドBに当ててみたところ、3割程度の勝率に収まりました。
つまり、現時点で「勝てる改造」とは言いきれないものの、今までの改造と比較すると「勝つ可能性が上がったとは言えるのかな〜」と思います。

ちなみに…
対アタックに対しても、シュート時の受け方に気をつければ耐久可能なポテンシャルは秘めています。

スペースでもお話しましたし、色んな方もポストしてるので是非試してみてください!!





コバルトドラグーン、僕はアタック改造で使います(え)




▼終わりに

さて、今回のnoteはいかがだったでしょうか?

レオンクレストも、フェニックスラダーも、「タイプの特徴に当てはめられない型破りなベイだな」と感じたため、その点を「共通点」として同じnoteに書いてみました。冒頭の「なんか似てるかな」はこのことです。
もちろん、パッと見「壁だなぁ」と言う点も共通していますが(笑)

総じて、この2つのブレードや7-60、9-70、Gビットは、今後登場するパーツによって今以上に需要が出てくる可能性を秘めたパーツだと思っているので、持っておいて損は無いかなと感じました。

さて、次回は・・・・・


満を持してあのベイを紹介したいと思います🦄🪽


それではまた👋

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