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【最大径】ウィザードロッドは止まらない【超持久】

皆様、ご無沙汰しております。
ブレーダージークです!

例年通りではありますが、
4月に入り新卒研修やら後輩育成やら、現場・データ管理やらで東奔西走しております。
(『千本桜』のように「東奔西走なんのその〜🌸」なら、どんなに楽なことか…笑)


で、気づいたらもう5月。

GW期間も終わってる。

どうして?まだ5連休取ってないよ?

(※社内で専門職・管理職を担っているゆえ、連休は取れても有給ゴリ押して3日程度なのです…)

・・・それはさておき、皆さんの本業(?)、ベイブレードXでは新たな「UXライン」が登場して1ヶ月が経ちましたね。

・・・そう、フェニックスウイング・ヘルズサイズが席巻していた環境に、新たな起爆剤が投下されました。

そのひとつが、今回X(旧Twitter)のアンケートで1位をもぎ取ったウィザードロッドです。

⬆️ドランバスターも注目されてる事が伺えますね…!


🔨「え」


・・・なんですが、
UXラインが3機(※新パーツは9種類)登場したことで、データ集めでも東奔西走する日々が始まりました。

そう。

データ処理追いついてねぇぇぇぇぇぇぇ!!!

ということで、今回は要点をまとめたコンパクトな記事になっていると思います。(フラグ)

しかしながら、初心者・中級者の方向けに、大会での戦略はいくつか散りばめております。
いつも通り、何かしらの参考になれば幸いです。


あ、そうそう!!
いつの間にかポイントによるランキングも始まってますね!

・・・んまあ、前述の通り土日祝が軽く消し飛ぶ自分は蚊帳の外なので、このnoteを読んでくれた方が少しでもポイントが取りやすくなればいいかなぁ〜とか思っています。
あくまで分析がメインなので、入賞はお任せします!(笑)


▼特徴

手に取った時、思わず二度見しましたね。

「デケェ・・・・・」

と。
「フェニックスウイングの中心から出っ張り部分と同じくらいの径」と言ったらわかりやすいでしょうか。


フェニックスウイング「どいてくれませんかね」


しかもUXラインの特性上、内側は非金属パーツ、外側に金属パーツを搭載しているため、かかる遠心力もBXラインと比較してパワーアップしてます。
(どのくらい違うか計算してもいいのですが、費用対効果(言い換えれば「需要」)がなさそうなので削減します…!)

そして何より、丸い〇

側面を見ると細かい凹凸があるので、厳密に言えば円ではなく出っ張りがあったりするのでちょっと弾いたりもできます。でも、パッと見は非常にバランスのいい形状ですね。

重量は34.95~35.82g(※4月末まで、ジーク調べ)と、なかなか広い範囲でした。これは公差の範囲なのか…………?

さてここで質問です。
ウィザードロッドは重い方が強い派ですか?それとも軽い方が強い派ですか?

検証してみたのですが、とても興味深いデータが取れました!
文量が嵩むので、こちらについてはどこかの機会で言及していこうと思います👍🏻

▼性能

🪄︎︎ウィザードロッド

※言うたほどデカくありません。

ぶっちゃけこれに尽きるのですが、これは長所でも短所でもあります。

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長所:"UXライン(外重心)×円に近い形状×最大径"で遠心力を存分に活かせるブレードである。


短所:デカすぎるが故に、相手の攻撃は被弾しやすい。

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・長所

→メタルファイトベイブレードをやっていた方ならご存知かと思いますが…

マキシマムシリーズの

「最大径の」ヘルケルべクス

とか、
4Dシステムの

「外重心の」ファントムオリオン

のスタミナタイプを彷彿とさせます。
ファントムオリオンなんて、外側金属、内側非金属だから、まさにUXと同じ!!
メタベイの構造から着想を得ていそうですね。知らんけど。

どちらも外重心だったり、径が大きいといった特徴があります。

→つまり、コマにとって「長く回りたいなら"回転の慣性"を大きくするために①外側を重くするか、②単純にデカくすればいい」というのは自明であります。

ここら辺は「物理を勉強すればいいぞ」というゴリ押し(物理)をする訳ですが、このnoteはあくまでベイブレードからの視点のため詳細は割愛します。
そのかわりに………

小学生の皆さんは⬆️を自由研究にするといいかもしれませんよ!
ベイブレードを題材にするだけで、遊びながら夏休みの課題が終わるかもしれません。

ハッピー!ラッキー!こんにちはベイブレード!


短所

→「大きいから相手の攻撃を被弾しやすい」は何となくわかると思います。

"大きい的と小さい的、どっちが当てやすいか"

みたいな話です。
当然、でかい方が当てやすいですよね。

ダーツとか弓道とかやってる方は、なんとなくイメージできると思います。

被弾する確率が高いなら、「面受け」のお時間です。

面受けについては下記事で扱っているので、「なにそれ?」って方はご確認ください!




🪄︎︎5-70

→5〜系のラチェットを愛用している方には、5-60に次ぐ選択肢になる可能性が高いですね。
ただし、現状アタックタイプのベイが軒並み?-60を採用していることが多いため、バーストリスクを考慮すると、中々採用に踏み切れないと感じます。

上からのスマッシュ攻撃を決めたい場合はオススメです。


🪄︎︎DB(ディスクボール)

→正直、現状では「1人回しできるビット」という扱いをしている方がほとんどかと思われます。

というのも、
"微妙に背が高いビット"
"フリー回転しないリング"
この2点によってバーストリスクが高いことと、どうしてもB、HN以上のスタミナがないことが原因かなと感じています。

左回転のベイが出たら使用率が伸びそうなので、その時にでも………

▼改造例

①ウィザードロッド?-60B
→最大径の長所をこれでもかと発揮した現状スタミナ最強の改造で、B特有の適度に動き回る円軌道を描くため、ある程度の回避も可能です。
(ただし、アタックタイプのビットを付けたベイのアタックは被弾しやすいので、過信は禁物⚠️)

UXライン登場以降、ヘルズサイズ+Bに代わって1ベイで最も見かける改造です。
G2~S1におけるベスト4進出者のうち、3on3の採用率は脅威の8割越え(ジーク調べ)でした。
(※ラチェットはお好みで)

ヘルズサイズB包囲網ができていた通り、ウィザードロッドB包囲網は既に出来上がりつつあります。

②ウィザードロッド?-60HN
→運用自体は上記Bと変わりありませんが、Bよりも背が高いため、ミラー対決になると上からのスマッシュ攻撃で相手の姿勢を崩しやすくなる利点があります。
ただし、バトル終盤では、径が大きいブレード&接地面が点になるという理由で歳差運動(ぐわんぐわん)から復帰しにくく、そのままスピンフィニッシュを決められることもしばしば………。しっかりとブレの少ないベイに仕上げている場合は、安定した歳差運動によってBよりもスタミナロスが少なくなります
(※ただし、歳差運動の時間が長すぎるのでハラハラします。)

上記の挙動のままスピンフィニッシュを決めることもあるため、「現状どちらがいいかを一概に決めにくい」という点は分析しようとしてる私からすると迷惑なお話です(笑)

弱点があるとすれば、HN系に共通する「エクストリームダッシュの的になりやすい」ということくらいでしょうか?
故に、3on3ではBの次の選択肢として用いている方も一定数いるみたいです。(ジーク調べ)

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※ラチェット部分を"?"にしているのは、3でも4でも5でも9でも、それぞれ利点があるためです。
現在検証中のため、皆さんも色々試してみてください!
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③ウィザードロッド?-60H
→ウィザードロッドBに対して包囲網が敷かれているため、アタックタイプに対する耐性を付けつつスタミナをある程度確保するならHの採用は視野に入ります。(特に3on3とか!)
スタミナ面で言えばBやHNには劣るものの、"ビットがバランスタイプ"のため、Tと同程度のバースト耐性を獲得することが出来ます。

ちなみに、序盤の回転力&姿勢維持(安定感)だけで言えばBやHNを超えるため、序盤にウィザードロッドBやHNを弾き飛ばすなど、スタミナをごっそり削ることが出来ればスピン勝ちする可能性も秘めています。

シュートパワーが高い方はこちらをオススメ…かも?


④ウィザードロッド5-60R
⑤ウィザードロッド5-60T

→ビットこそアタックですが、この改造の真髄はアタック運用ではありません。

そう…

"(動き回ることで)アタックを回避しながら回り続ける"
をコンセプトにしています。


また、最大径であるが故の弱点で挙げた「アタックを被弾しやすい」を逆手にとって、逆に相手へのアタックに利用して小突く、なんて戦法もとれます。
弾くことはできるんですよ、このブレード。

ウィザードロッドでありながら、ウィザードロッド対策のアタックを手玉に取ることが出来ます。
(しかも、R、Tなので、バースト耐性も向上するおまけ付き〜! (´∀`∩)↑age↑)

特に、3on3に出てくるアタックだらけのデッキに対してはオススメですね。


▼ロッド包囲網のお話(※未解禁※)


️🔒Coming soon🔓


▼終わりに


コンパクトにしてこの量かよぉぉぉぉおぉぉ!!!


自分で書いててそう思いました。
「まとめるの下手かな?」と。

しかし、そうではありませんでした。
初心者・中級者向けにしてもこの量…正直、戦略に関してはまだまだ書きたいことは多いです。

が、あまり書きすぎると無量空処🤞をキメてしまうので、一旦このくらいにしておきますね。


次回の記事は、大きな⚔️です。

連投していますが、何故か長い文なので連続で読む必要はありません。

興味があれば是非こちらからどうぞ!!


それではまた!


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