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SiEEDって一体なにをしてるの?【SiEEDのタネ #6】

こんにちは。岡山大学SiEED学生スタッフの中山です。SiEEDが開講してから、早いもので1年が過ぎようとしています。春から2年生になるSiEEDが何をしているのか、あまりご存じでない方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、SiEEDについて知って頂くためにも、これまでに行った活動について、簡単に振り返ってみます。

授業の開講
  1学期は「アントレプレナーシップ入門」と「革新的起業と先端技術」、2学期は「アントレプレナーの戦略的思考」と「アントレプレナーの事業開発方法」を、教養課程の科目として開講しました。ますます複雑化し不確実になっていく現代社会。その中で、未知の出来事に遭遇した時、まさに、全世界で未曾有のウィルスに直面している今のような事態に、私たちはどう対応すればいいのか。本講座では、行動指針となる考え方や基礎概念を、革新的な起業家の視点で学んでいきました。特に、ユニークな経歴を持つゲスト講師との対談が印象的でした。学生の多くの質問に対して、1つ1つ真摯に答えてくださる姿に感銘を受けました。ゲスト講師の方から頂いた実際の回答はこちらからご覧頂けます。

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 自分の専門分野外のテクノロジーに関する知識、自分にはなかった美意識、生きてきた背景の違いによる想像すらしなかった新たな価値観との出会い。回を重ねるにつれ見える世界が変わっていくようで、私にとって特別な授業でした。運営している私たちだけでなく受講生も、刺激を受けたのではないでしょうか。
 受講してくださった皆さま、講師を務めてくださいました山下先生、本当にありがとうございました。

応用プログラムの実施
この1年間で行った授業以外のプログラムは、大きく3つにわけられます。先生方がアイデアを出してくださったプログラムと、学生が自ら提案し実行したもの、そして高大連携プログラムです。

 まず、先生企画のプログラムについてです。
「アートから学ぶ新たな視点と思考」では、岡山芸術交流2019の会場である旧内山下小学校を訪れ、実際に現代アートを鑑賞をしました。観賞後に、見えるもの・聞こえる音・匂いといった五感で感じるものを始め、アート作品を見てそこで何を感じたのか・何が起こっているのかなどをグループごとにディスカッションし、全体で共有しました。人によって感じ方が違うということを再認識する、良い機会になったと思います。特に、何を感じたかという質問では、まさしく十人十色の意見をお聞きすることができました。
アートから学ぶ新たな視点と思考-Facebook記事

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「Tech for Non-tech」は、”Code for Japan”(IT技術を活用した地域課題の解決をめざす非営利団体)による講座です。ITの仕組みや専門用語を、例えや比喩を使うこと(アナロジー思考)で直感的に理解しやすくするワークショップでした。ワークショップで体験したアナロジー思考は、それ自体難しい用語に聞こえるかもしれませんが、簡単にいうと例え話です。この思考方法を、自分を動物に例える自己紹介や、難解なIT用語をレゴを用いて表現するワークで実践しました。それだけではなく、データ分析に関する貴重なご講演も頂きました。データと情報の違いとは何か、アンケート調査をする上で大切なことは?講師との距離が近く、臆することなく質問できる素晴らしいプログラムでした。こちらは動画もありますので、ぜひご覧ください。
Tech for Non-tech Facebook記事
Tech for Non-tech Youtube

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「自分を知る」は、SiEED寄附講座の鈴木先生と学生スタッフの赤田さんのコラボ企画です。レゴを使った自己紹介を皮切りに、大切にしている価値観を明確にしたり、自分の内面に迫る質問に答えたりといったワークを、ペアやグループで取り組みました。そして、相手に対する気づきをお互いにフィードバックをすることによって、自分自身に関するたくさんの気づきを得られたと思います。「まず自分で考える→他者に質問してもらう→自分の内面に答えを探しにいく→新たな内的自己認識をする→他者からフィードバックを受ける→外的自己認識を得る」という流れで、一人で悶々と考え込むよりも自分についてより深く知ることができました。
自分を知る-Facebook記事

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 この段落の冒頭で、「先生企画」と述べましたが、チラシやアンケート、応募フォーム作りといったイベントに係る事前準備、当日の運営、実施レポートなどは学生スタッフが行っています。実際に運営側に回ってみると、様々な準備の必要性を痛感しました。特に最初の頃は準備不足で、ご参加頂いた皆さまにご迷惑をおかけしてしまうこともりました。そこで得た気付きや反省、教訓は、より良いものをつくるための糧となります。まず、やってみるという言葉の重みを実感しています。失敗できる環境、というのもSiEEDの魅力の一つです。

 学生企画のプログラムもご紹介しておきましょう。
「ビブリオバトル」では、参加者の方に好きな本を紹介して頂きました。この企画にはプレゼンテーション能力を向上させるという目的もあり、参加者同士でフィードバックしあう等、回を追うごとに進化していく様子が印象的でした。
第1回 ビブリオバトル Facebook記事
第2回 ビブリオバトル Facebook記事
第3回 ビブリオバトル Facebook記事

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「初学者向けプログラミング講座」では、micro:bitを用いて、プログラミングを基礎から学びます。2020年から小学校でプログラミング教育が取り入れられることが話題となっていますが、それを専門としない人にとってはプログラミングといっても何から手をつけたらよいかわからないものです。そういったニーズに応え、今後も開催予定ですのでぜひともご参加ください。人気の講座ですので、お早めにお申し込みを!
第1回 初学者向けプログラミング講座 Facebook記事
第2回 初学者向けプログラミング講座 Facebook記事

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「アフリカ食文化ワークショップ」では、その名の通りアフリカの食文化について留学生に紹介してもらい、意見交換しました。アフリカの学生さんが自国の文化を楽しそうに紹介してくださり、それを聴く参加者の皆さまも興味津々で目がキラキラしていて、こちらまで幸せでした。
アフリカ食文化ワークショップ Facebook記事

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「人を動かす伝え方」では、特別講師として(株)ストライプインターナショナルPR本部長である石渡佑矢さまをお招きしました。PRとは何かという基本的なことから、効果測定の方法といった具体的なことまでご講演を頂き、お話を頂戴した後、山下先生と学生スタッフを交えてのトークセッションも行いました。
人を動かす伝え方 Facebook記事
人を動かす伝え方 Youtube動画

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また、高大連携プログラムとして、オープンキャンパスでの体験授業、岡山龍谷高校や神戸商業高校でのSiEEDの出前授業、瀬戸高校での探求学習のサポートを行いました。高校生の皆さまとの交流はとても新鮮でした。今後益々、SiEEDの輪を拡げていければ嬉しいです。
オープンキャンパス Facebook記事
瀬戸高校訪問 Facebook記事
岡山龍谷高校出前授業 Facebook記事
神戸商業高校出前授業 Facebook記事

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列挙してみると、たくさんのイベントを行っていますね。当事者ながら驚きました。
 自分で一から企画を立て、計画を練って遂行する。そしてフィードバックを行うことで、次回さらに良いものを生み出せるようにPDCAサイクルを回す。知行合一という言葉があるように、知(知ること:知識)と行(行うこと:行動)は表裏一体であり、切り離すことができません。SiEEDスタッフは関わってくださった皆さまと一緒に、実践を通して真の知識を身につけていきます。
 ご協力くださった皆さま、支えてくださった教職員の方々、自分の持てるスキルを最大限に発揮した学生スタッフ、そして何よりも参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました。これからも、授業やイベントを始め、様々な活動を行って参ります。皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。

動画・ホームページ(HP)
  ところで、動画やHPは誰が作成しているかご存知でしょうか。実は、これらの制作も学生スタッフが行っています。初めは、録画した授業の映像をそのまま公開するだけでも精一杯でした。過去の動画を振り返ってみて抱いた正直な感想は、「これ、誰が最後まで見てくれんねん」。しかし、この1年で大きく進歩しました。短く見やすい動画を目指し、学生スタッフの動画編集技術は格段に向上しています。中でも、学生スタッフが制作したSiEEDのプロモーションビデオは必見です。HPも初めは簡素で、最低限の情報しか掲載できていませんでしたが、色彩豊かで視覚的にわかりやすくなり、動きがついたり、メルマガに登録できるようになったりと、より美しく機能的になりました。
 今後もどんどん動画・HPを進化させていきます。楽しみに見守っていただけると幸いです。
SiEED program PV
SiEED.info-ホームページ

Facebookの運用
 Facebookの運用も、基本的に学生スタッフが行っています。Facebookページの立ち上げを一から行うのは困難もありましたが、チームで一つのものを作り上げていくのはとても良い経験です。イベントの告知や開催後レポートはもちろん、最新情報を配信して参りますので、「いいね!」をよろしくお願いします!
SiEED-Facebook

最後に
 様々な人が関わり合うことで、予想だにしなかった新しいものが生まれていく。その現場を目の当たりにするという、本当に貴重な経験をすることができました。
 ひとりひとりが責任感を持ってそれぞれのタスクをこなす。その誠実さがあるからこそ、一人では到底できないようなこともSiEEDでは可能になるのだと思います。
 そして何よりも、皆さまのご支援とご協力のおかげで、SiEEDは無事1周年を迎えることができました。この場をお借りして感謝申し上げます。そして、今後ともSiEEDをよろしくお願い致します。
 最後までお読み頂き、ありがとうございました。この記事を読んでくださった皆さまに、お会いできるのを楽しみにしております。

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