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江水

3月8日のマチネに行ってきました。
エモすぎて居ても立っても居られないので、文章にまとめます。終演後30分で書き殴った半分お花畑の感想なので、たぶん考察ほど深くはありません。
⚠️ネタバレ注意


【1部のストーリー】
タイトルと刀をみる限り、安政の大獄と桜田門外の変が改変されるのかなって思ったけど、まさかの改変じゃなくて放棄だった。
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吉田松陰と井伊直弼が意気投合して手紙を送り合うところからスタートして、そのあと小竜が吉田松陰、南泉大包平が井伊直弼に付いて見張ってたりしたんだけど、南泉と井伊直弼がすごい微笑ましかった。南泉は、正しい歴史知らず、吉田と井伊が仲良くなることに対して疑問を抱いていなくて、だからこそ「おっちゃん」「猫丸」って呼び合うくらい仲良くなれたんだろうなぁ、、
まんばと肥前だけ別行動(怪しい動き)してたんだけど、伏線がすごかった、、肥前は放棄された世界に行ったことあるからあの場で出陣してたのかな
黒船に乗る時間遡行軍と戦って詰んでいる時に、極兼さんが来たのは痺れた、、ミュ本丸の兼さんは懐が広いな、
途中の水戸学の謎ラップが個人的にはすこだった
「どこの出身だ」「長州だ」「それは国じゃねぇ、国って言ったら日の本だ(うろ覚え)」みたいなセリフ、あぁ幕末だなぁって思った(語彙力)
歴史が少しずつズレていって、慶喜が14代将軍になったのはびっくりした。井伊と吉田が慶喜をサポートして大政奉還してたけど、もうこの時点で歴史は元通りにならないって某写の刀は気がついていたんだろうな
今回の編成、基本個人行動で6人全体で行動することがなかなかなかったんだけど、その中でもまんばが不穏すぎた
なぜか傘作ったり浮世絵作ったり草鞋作ったりしてたし、古参なんだか濁してたし、、
一番驚いたのが、江戸の人がええじゃないかって踊ってたら時間が止まった=時代が放棄されたこと。政府が歴史改変の阻止を諦めた時はその時代を無かったものにしてしまうのね、、時間止まってからは人間が化け物みたいに理性を失って味方と敵問わず唸りながら襲い合ってて恐怖を感じた。その中でも刀剣男士はこの放棄された時代から抜け出さなきゃいけないから人間を殺しつつ時間の扉を探す必要があって、ここが今回の1番の悲しいところだったかも。
肥前が、狂ってしまった元主人を殺すシーン、肥前は人殺しの刀って言われてるけど、殺した後一人で過呼吸気味になって、泣くっていう感情がわからず立ち尽くしていたとき、パライソの鶴丸が松井にやったことを思い出した、、そんな肥前に対して、土方を失った後の兼さんが後ろから抱き締めてて、こうやって刀剣男士はトラウマといい昔の記憶といい、複雑な気持ちを乗り越えていくんだろうなぁって感じた。肥前、いっぱい泣いてくれ、、
最後なぜかまんばがほかの刀剣男士を逃して放棄された時代に残って折れようとしてたんだけど、そこの殺陣のシーンが狂気じみてた。でももう少しでダメだってところで他の刀剣男士が来て、みんなでたたかって、「全員で元の時代に帰る」って使命を共有して、「刀剣乱舞」を歌い出したのは本当に泣けた。。最後の最後で一つになった。。
結局元の時代に戻って、桜田門外の変も起こるんだけど、そこで殺された井伊直弼を見て倒れる小竜がつらかった。多分数いる主人の一人なんだろうけど、誰だって元主人が殺されるのは見たくないよ、、吉田松陰のサポートしてたことも、なんとなく理由が分かった
殺された井伊直弼に南泉がお花をお供えしてて、誰かが殺されて正しい歴史なんてないなぁって思いました。

【1部のキャラクターについて】
①兼さん
極めた後だってことはパンフレット見て知ってたけど、「あの時代を見てきた刀」ってことを自分で言ってて、卓越したような感じだった。まぁなんとかなるだろぉ?っていう感じの兼さんだったけど、肥前を抱き締めるところの顔がものすごく優しかった、ミュ兼さんというか有澤兼さんはとても解釈一致だから、今度は天狼傳とむすはじを観たい。有澤兼さん、脚が長いし殺陣が大きいし所作が堂々としてて、さすがかっこよくて強い刀、土方歳三の刀だなって思いました。
個人的に気になったのが、浅葱色の羽織を着て吉田松陰に会ってたことかなぁ、なんだこいつ?って江戸の人は思わなかったのかな、、

②大包平
まず最初から大包平だった。声の大きさといい、すぐ喧嘩するところといい、謎に自信満々なところとか、、終始声が大きくてこちらも解釈一致だった。だけど、この中だったら一番真面目で真っ直ぐに任務について考えてて(たぶん刀剣男士歴が短いからかもしれないけど)、複雑な気持ちになった。
そのままの自信を持って色んな経験を積んでほしいな(誰

③小竜
長田さんが怪我で声だけの出演になって、代わりに兵藤さんが黒衣を着て演じていたんだけど、全く違和感なかった。まず、髪型は黒髪小竜で、長船の塊みたいな服着て、声と動きがマッチしてた。所作とかがすごい丁寧で、ひと目見て素敵だなって思った。兵藤さん、たぶんバックダンサーの方なんだけど、すごい殺陣と演技が上手かった。これからますます活躍してほしいな。長田さんが演じる小竜、見たかったけど、、

④肥前
立ち振る舞いが肥前だった。やっぱり殺すことに固執してたけど、ちゃんと元主人を尊敬してるのが伝わってきた。ゲーム肥前の再現度がめちゃくちゃ高くて、取り憑かれてるかのように戦っているのが印象的だったな。
兼さんにアフターケアしてもらって欲しいな

⑤南泉
可愛らしい南泉だった。ゴロゴロしてる時も喧嘩してる時も、ゲーム南泉より人懐っこい感じだった気がする。語尾の「にゃ?」はやっぱりかわいい。あと、毎回の刀ミュでいる「時代わからないけど一応任務どおり務める」ポジ、本当辛いわな、、「パライソに行こう!」って言ってた浦島を思い出した

⑥まんば
最初は、初任務頑張りますポジかと思ったけど、パライソの鶴丸並みになに考えてるかわからない古参ポジでビビった。隊長の役目は、隊員を無事に帰すことって言ってたけど、あなた自身が仲間を失った経験があったのね、、それって誰なのか気になったけど、今回初出陣したうちの誰かってことはないかな、、今回の出陣が2振りめってこともあり得そう。嫌だけど。加藤大悟くんの歌、やっぱりバチバチに上手い。まほステのヒースも生で見たけど、こんな低くて太い声出せるの知らなかった。。殺陣も大きくて強くて、息耐えそうでも戦い抜いてるところがすごい好きだった、、

【2部】
①全体曲①
長田さんが椅子に座って歌唱してて、すごい感動した、、優しい小竜さんだった。。

②南泉小竜デュエット
明るい曲がやっと来て心が救われた。南泉、アイドルスマイルきらっきらだった。小竜さんにもスポットがしっかり当たって、2人でよかったなって思った。

③兼さんソロ
カッコいいの塊。カッコいいに尽きる。ペンライトぶん回してたら多分目があった気がする。多分

④肥前大包平デュエット
ロック調ばちばちかっこいい系くるだろうなって思ったらその通りだった😇。お二人とも曲調似合うし、この二人のデュエット、すごい合う。あとペンライトの色、区別つかなすぎた。

⑤まんばソロ
多分ソロで来るだろうなって思ったけど、まさかのバラード調で泣いた。大悟くん、歌唱力と表現力が高すぎる。かなり身体全体を使って歌っていた感じだけど、もっと色んなミュージカル系の曲歌ってほしいなって思った。あんな表現できるようになりたい。

⑤歴史上人物ターン
今回の井伊直弼の役の人、本当に好きだな。井伊直弼って、なんかホイホイ開国して顧みず安政の大獄やって桜田門外の変で殺されたってイメージしかなかった(失礼)けど、この井伊直弼はものすごく人間的に好きだった。可愛いし、時代を必死に生きているのが伝わってきた。

⑥漢道
実はネタバレでこの歌歌うっていうのは前々から知ってたんだけど、刀ミュの中で2番めに好き(一番は爪と牙)な曲で、病んでる時によく聴いてた曲だから、目の前で生で聴けたのが夢みたいだった。第3形態曲だったのは初耳。ちょうど私の席が、まんばと兼さん(推しツートップ)の間のところだったんだけど、絶対に目があった気がする。

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