インプットとアウトプット。

「レッスンには通っているがLIVEはしたことがない。」

「まだまだ自分の力量ではLIVEなんて出来ない。」

「いつか人前で歌えるようになりたい。」


レッスンをしていると、こういった意見をよく見かけます。


まず、本当に上達したいのであれば、人前でのパフォーマンスは必須だと思います。

人前でのパフォーマンス経験がなく、プロになった人はまずいないでしょう。

ではなぜ、上達するのにパフォーマンスが必要なのか、逆に言うと、なぜレッスンだけでは上達していけないのか。

このあたりを今日は少し書いておきます。


細かくは本当に色々とあるのですが、一番大きなポイントは、自分の演奏に責任が生じる、ということです。

失敗できない、頓挫させられない、だから絶対に練習するようになりますし、形になるように仕上げようとします。(ネガティブの活用)

レッスンで講師の前で演奏しようと、家で練習してるときにはそこまでの責任はなく、そんな中で必死にモチベーションを保って、張り詰めた緊張感の中で演奏するということは、プロでもなかなかに至難の業かと思います。

また、家ではこれでいい、だいぶ出来る様になった、と思っても、いざパフォーマンスに向かうと全くそれらが役に立たなかったり、穴だらけだったり、そういったことにも気付けます。(自己客観視)

だからこそ、以前よりも明確に、次へのインプットへ向かえるワケです。

また、最初にあった「いつか人前で歌えるようになりたい」という意見がありますが、逆に言うと、それはいつですか、ということです。

おそらくその台詞を言っているうちは、講師や他の方からGoと言われても、やらない可能性が高いです。
人前で歌うことは、やろうと思えば別に明日でも出来ることなので、高い目標を掲げているように見せかけて、やるのを後回しにしているだけに過ぎません。(自己正当化、自己逃避の美化)


とはいえ、ゼロからLIVEをするには、確かに準備なども多く、大変なことが多いです。

これから始めたいと言う方のために、また別記事で、具体的にどうすれば良いのかを記載しようと思いますが、上記のようにアウトプットとインプットは必ずバランス良くあるべきなのです。

むしろ、それらが良いサイクルを作っていれば、必ず上達しますし、きっと先へ進みます。


インプット方面は当然ですが、アウトプットをどうしていくかも、しっかり考えていきましょう。


では今回はこのあたりで。

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