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猫の死亡原因

某所で炎上したので逃げてきました。

うち(以前の)には、猫と犬がいました。猫は2代、うち猫1匹と犬は虹の橋を渡しましたが、猫1匹はまだ健在です。亡くなった犬と猫の死因が同じだったので、ちょっと気になって調べてみました。

死因は、腎不全。猫の三大死亡原因の2位に入ってます。1位はがん。
がんで死ぬのは人間と同じですが、腎不全は人間の三大死亡原因にはいってません。それより多いのは、心疾患と脳血管疾患。要するに血液系の疾患でぽっくり行く人が多いのですが、猫がこれらの病気にかかって、ぽっくりいったって話はあまり聞きません。ないわけではないようですが。

では、腎不全にかかったら、どのような治療がされるのでしょう。うちの場合、以下のようでした。犬猫どちらも同じ治療でした。

- 病院で1泊2日お泊まりして点滴(動脈に直接)クレアチニンの検査(18万位)
- 自宅で毎日皮下点滴(いくらか忘れた。結構した)
- 腎臓病専用食に切り替える(ネットで安いところを探してまとめ買い)

の3セットでした。医師からは、動物は血管が細いので、人工透析は無理なんだよって言われました。しかし、ネットで検索してみると、ペットむけの人工透析は数少ないながら存在します。ただし、急性期の腎臓病には効果があるけど、慢性期には効果がないとのこと。透析依存になり、ずーと透析を受けないといけなくなり、意味をなさないそうです。

すると、次に考えられるのは、腎移植です。これはもっとない。国内ではまだテスト的に岩手大学で行われてるだけのようで、アメリカでも4つの病院でしか実施されてないようです。実際にはこのようになるようです。

- 費用は200万位(渡航費用や滞在費用は含まず)
- ドナーとなる猫を引き取ること(二つある腎臓をひとつあげるわけだから)

要するに、猫増えるわけです。

人間の心臓病の子供が、アメリカで移植を受けるのに数億とかかかるわけじゃないですか(心臓は一個しかないしね)それに比べるとかなり安い感じもあります。人間の腎移植が保険適用前で360万ほど、実際には保険の高額医療が適用されて10万ぐらい。アニコムとかかけてたらいくらになるんだろう。そもそもアニコムってアメリカの病院にも適用されるのかなぁ

でも、実際ここまでする人はほとんどいないんじゃないかな。ペットだから、自然に安らかに、苦しまず、(お金も必要以上にかけず)っていう選択肢が現実的にとられてるような気がしますが、相手が人間となる(特に子供の場合)必死になる。その辺の体温差ってなんだろう。って思います。

人間も歳とってくると、無駄な延命治療はしないでね。しないよ。って話は普通ですけどね。


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