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2009 旅 イスタンブールへ

8月27日(木)

アンカラからイスタンブールの列車が事故で26人が死傷。そのことを知ったのは、次の日のトルコの新聞を見たときでした。トルコ語なんて当然読めないけれども、写真と見出しだけで、そうらしいことは分かりました。

イスタンブールのホテルに着いたのは、23時を過ぎていました。ずいぶん遅いチェックインでしたが、しかし今日到着予定のお客さんでまだ来ていない人がいる、そうゆうことをホテルのマネージャーが言っていました。

アンカラ発の列車でイスタンブールへ向かうプランもあって、そうであったら少なからず影響を受けていたことを思うと、なんだか複雑な気持ちでした。

   ◇

アンカラを出発したのは朝早く午前7時、ハイウェイをひた走ります。2時間ごとにサービスエリアで休憩を取りながら、イスタンブールへ着いたのが12時半頃でした。トルコでもETCが導入されていて、KGSといいます。ゲートをくぐるとやがて前方に吊り橋のケーブルが見えてきました。アジアとヨーロッパをつなぐボスポラス大橋です。

初日にヨーロッパ側からアジア側へフェリーで渡り、アジア側を2000kmひた走り、こうしてまた、ヨーロッパ側に無事に戻って来れたことに、少しほっとしました。市内に入り、レンストランで昼食。定番中の定番レンズ豆のスープに、野菜の煮込み。

それから、軍事博物館を訪れました。世界有数の規模の軍事博物館で、入り口では空港と同じ持ち物検査とボディチェックがあり、中は現役軍人に案内されながらの見学になります。600年以上も続いたオスマン帝国の時代の品々が、
22の部屋に展示されています。中には、徳川幕府の家紋が入った日本刀などもありました。

そして向かったのはタイルのモスクモスク全面にタイルが張り巡らされており、本当に美しい。中はドームから差し込む光がタイルのブルーを反射し、さわやかな空間でした。出る時に、小さなコーランをお土産としてもらえました。

グランドバザールは、中東最大ともいわれる、大規模な市場。市場と言っても、食べ物の市場ではなく、貴金属やお土産物が無数に並んでいるところです。小さな路地を入り込むと、地図を見ていてもどこにいるのか分からなくなるくらい巨大な市場です。

ゆっくり歩いていると日本語で次々と声をかけ呼び込まれます。アクセサリーや絵皿、アンティーク調のランプ、カシミヤのストール、色とりどりで、見ているだけで楽しくなる。その中で僕が惹かれたのは、七色のグラデーションが美しいシルクの首巻き。価格交渉開始。1枚2000円と言ってきた。いや、1枚1000円で!というと、それは無理だ、じゃあ、1500円でどうだ!と。いやいや、じゃぁ、2枚買ったらもっと安くなるか?2枚で2000円!分かったよ、それでいい、と。結局1枚あたり1000円で手に入り、満足。

そして、お菓子屋さんにはると、トルコ(風)アイスのもとを発見!アイスのパウダーで、これに牛乳を入れてかき混ぜて冷蔵庫に入れると、トルコ(風)アイスが出来るというもの!これも大量購入で2個おまけをつけてもらった。まだまだ、見て回りたかったですが、19時に近づくと徐々にお店は閉まりだします。夕食へ向かいました。

夕食は市内のレストランにて、ベリーダンスショーを見ながら。ビール10TLはちょっと高かったな。

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