ルーパー

これは私の世界です。あなたにはフィクションです。

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最近の記事

無題

水死体と化す前に引き上げてくれた。 気泡も出さず、ゆっくりと暗い海の底に沈んでいった。 海の底は想像するような深く暗いものではなく、楽園があった。 冷たい水に包まれながらも人々の温かさに気づき、愛を感じた。 水からでると寒さを感じた。 冷たい頬に熱いとまで感じるほどの涙がながれた。 私、生きてる。

    • いいことだと知っているのに 少し変わっていて妙に寂しくなりました

      • そういうとこ、魅力的だと思う時と怖いと思うときがある

        • 悪夢

          疲れたから少し眠った 嫌な夢をみた 悲しくて誰かに頼ってしまいそうになった たかが夢なのに、ってやめた でもたかが夢なのに自分に与える影響も大きい 嫌な夢から覚めたとき、誰にも、どこにも向けることのできない悲しみだったり怒りってどうすればいいんだ

          私が泣くとつられてあなたも泣きました 心がとてもやさしいのですね あなたが抱いたことがないという感情をわたしはそのとき抱き、泣いていたのだから

          私が泣くとつられてあなたも泣きました 心がとてもやさしいのですね あなたが抱いたことがないという感情をわたしはそのとき抱き、泣いていたのだから

          昔から大丈夫って言葉に苦しめられてる。なのに、大丈夫としか言えない

          昔から大丈夫って言葉に苦しめられてる。なのに、大丈夫としか言えない

          感覚

          前の家に住んでいたとき、夜に窓を開ける すると鈴虫たちの声が聴こえる たまに通る車の音 通行人の会話 自転車と過ぎ去っていく鼻歌 部屋に入ってくる秋の夜風でカーテンが膨らみ澄んだ空気を大きく吸い込む 涼みながら大の字で寝転ぶ 一人の空間 大好きだった