イヤホン遍歴

どうも。またお会いしましたね。

今日はイヤホン遍歴を紹介しようと思いますよ。そもそも覚えてるかどうか微妙ですが・・・。

イヤホン遍歴を語る前に、前回の「DAP遍歴」の記事内で最初に持ったDAPをなんと書き忘れていたのでここで最初に紹介します。

VictorのXA-F112

この機械、LINE録音が可能だったんです。初めて持ったDAPでこれですので、持った時に相当盛り上がっていろんな音を(テレビから出る音を聞きたいのを我慢しつつ)録音していました。

それまでの録音の仕方がテレビのスピーカーにラジカセを直接近づけて録る70年代スタイル(当時はこれが最先端だと思ってました)だったので、「世の中にはこんなすっげえ機械があるんだ!」と持った当時は思ってました。

ちなみに買った当時は「CDをリッピングする」という行為を知りませんでしたので、ラジカセからLINE録音をしておりました(なんてアナログなんでしょうね)。

一つエピソードとしては、B'zのお歌が当時(もちろん今もですが)好きで、「さまよえる蒼い弾丸」をよく録音チャレンジしていたのですが、設定を変更しないと必ずラスサビ前の無音になる箇所で録音が止まってしまって「ああ!」と言いながら説明書を読んだのはとてもいい思い出です。

ということで今回の企画に戻ろうと思います。

「イヤホン遍歴」

最初買ったイヤホンは多分ビクターの耳掛け式イヤホン、HA-AL102、色は赤でした。

いまは全く見かけなくなってしまった(行動範囲が狭いからかもしれませんが・・・)耳掛け式イヤホンですが、当時はそれなりに売れていたらしくお店には在庫がたくさんあり、売っている会社もそれなりにあり、ある程度選べる状態の中で選んだ思い出が微かにあります。

色んな出先へこれをかけて、傍にはラジカセ→祖父の形見のテープレコーダー(90年代後半から00年代前半のお話です)。今思えばなんちゅう子供や、と思ってしまいますが当時はこれが、自分自身ができる最大限音楽を聴く環境でした。

その後、上述の初DAPを買ったあたりから、DAPと同じくイヤホンもソニーに傾倒していきます。

第一弾としてヘッドホンのMDR-XD100、耳掛け式イヤホンが壊れてしまってからはMDR-EX50LP、MDR-EX220LPと繋いで行きます。

ヘッドホンは、コード長がとても長い上に最大許容入力が1,500mWと、数字がでかけりゃいいと思っていた(今もです、お恥ずかしい)自分はお年玉を叩いて購入しました。そして当時実家にあったステレオ(めちゃデカでしたがその分めちゃいい音でした、これも確かソニーです)に繋いで結構音を大きくして聴いていました。爆音ではなく。「確かに音割れとかしないなー、このヘッドホンいいな」と思ってずっと使ってました。このヘッドホンは今も実家から持ってきてそれなりに大切にして置いてあります。

MDR-EX50LPとMDR-EX220LPはだんだん自分でお金を操れるようになってきて、自分で購入したものです。どちらも音がいいんですね。クリアでモニターっぽくて。この音の感じが好きで使ってました。

で、この頃は自分でお金を操れるようになったので(今思うと)トンデモイヤホンも買ってました。

例えば、KOSSのThe Plug。

イヤーチップが低反発っぽくてめちゃめちゃ長いんです。なので合う合わないがあるはずなのですが普通に買ってしまい。売り文句的には「低音がパワフル」とはあるものの個人的には合わず(あくまで個人的に、です)結局あまり使わず勉強机にディスプレイしていました。

そして、この時期にSHUREのSE215も買ってました。初モニターイヤホンです。

当時は新品で8980円とかで買えました。一時期関税かなんかで高くなったことがありましたが、その後値段は落ち着いたんですかね?

「すんごい綺麗な音がイヤホンから出るぞ、これはすごい」と思ってイヤホン側のMMCX端子がイカれるまで使い倒した記憶があります。4回くらいリケーブルしてイヤーピースは数え切れないほど変えました。思えばここが沼の始まりだったんだな、と思ってます。。。

そしてSHUREの SE215のMMCX端子がイカれてしまって落ち込んでいた中出会ったのが、前回の記事でサラッと触れたMDR-EX800STです。

ネットで色々検索していると、何やら「ソニーの業務用イヤホンがあるらしい」との情報を掴み、色々検索しているうちに気になりまくり。「ソニーのスタジオの現スピーカーに音を合わせているらしいぞ」と聞くうちに欲しくなり。MDR-CD900ST(のちにヨドバシのポイントが謎に貯まった際にポイントで購入)は持ち歩くのにちょっとまだでかいかな、でもEX800STならイヤホンだしどこにでも持っていけるやん!という考えのもと、次東京行く時には絶対買うぞ!となり(当時は実家に住んでおりましたが定期的に東京近郊に行く機会がありました)。東京に来た時に買いましたよええ。

音を特に聴かないで買っちゃうあたり自分らしいな、と今でも思いますが、実際の音を聞かなくても「これがソニースタジオの音なんや・・・!」と思って大切に使ってます。今でも現役。

このイヤホンはもう外に付けて行く用ではないんですが、いまだに電車内で使ったりします。音漏れしないようにだいぶ音を絞ってますが。

で、このイヤホンとCD900STに関しては評価をするだけ野暮、と思って敢えて何も言わないようにします。ただ、「この二つのイヤホン・ヘッドホンのおかげでモニターサウンドの虜になった」とは申しておきます。本来レコーディングをする音の確認、という目的の商品なので音源そのままを流してくれるんですが、そこがね、もう・・・

という感じでつい昨年まで毎日使用していたCD900ST・EX800STですが、今年ついにライバルが現れます(というより、新たにライバルを導入しました)。EX800STは(お持ちの方はご存知かと思うのですが)イヤホンとケーブルの接続端子が特殊でして、純正のスペアケーブルを買おうとするとそこらへんのちょっといいイヤホン1機は買える値段がします。最初は良かったのですが、3回目くらいになると「流石に出費が・・」となったため、色々リサーチしておりました。

その中、とあるイヤホンが某イヤホン専門店さんの中古市場に出てきます。

UE UE4

展示機落ちのUE4なのですが、音はまだまだ現役。ユニバーサルフィットのものなのですがフィット感がとても良く、遮音性も高い。ネットで買ったのですが、値段(16k)に見合ういいものを買ったな、と思ってました。

ところが、なんとこのUE4にも持ち主はライバルを登場させてしまいます・・・。

JH audio Roxanne 

これがまたすごくいいんですよ。初めて音を聞いた時、今まで聴いてた音が全てペラッペラだったんじゃないかと思うくらい、まるで生クリームをそのまま飲んでいるかのような音の波。ちょうど安くなっておりましたので、ちょっと背伸びしてでも買わなきゃいけない謎の使命感に駆られ、購入しました。正直、UE4なんか相手にならないくらいめちゃめちゃすごいです。低域がまろやか、中域生クリーム、高域シャキシャキ。未だにこのイヤホンで音楽を聴いてびっくりします。それくらいすごいイヤホンです。

ということで、今回も文の流れを一切考えずにダーっと書いた「イヤホン遍歴」、いかがでしたでしょうか。

最後に、音楽などの音を聴く際の現状の優先順位を記して終わろうと思います。

音楽:Roxanne→UE4→EX800ST→CD900ST

喋り:CD900ST→EX800ST→Roxanne

こんな感じです。

「他人の喋りを聞くことがあるのか?」は今は一旦置いておきましょう。

では、また。

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