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SICKDUDE PROGRAM 99.1回

どうも

SICKDUDEのブッダフローウルフです。

SICKDUDE PROGRAM 99.1回目の配信を行なっていきます。

ということで、イタイ数百人の人だけが熱心に聴いてくれてるSICKDUDEのPodcast、SICKDUDE PROGRAMが99回目で配信止まっています。
みんないつも本当にありがとうございます。

このnoteで久々にSICKDUDEに触れた人、実はあのPodcastを一人でやりだしてから99回もやってるんです。色んな人に出てもらってってのもありますけど、基本的に一人で話して99回。バカです。

それで、100回目まで期間が空いてる理由なんですけど単純に話す内容がない。というより、話せる内容もない。
あとは100回目ということで少しでも特別なことがしたい。一人で100分漫談するか、とか、あの人たちオファーしてみるか、ということをダラダラ考えている間に忙殺され後回しになり、ただ単に大阪と東京を無限に行き来する厨二病男がただそこにいるだけの状態です。でも僕自体は周りの人たちのおかげで仕事をとても楽しんでいて、多分今が一番尖っています。

おかげさまで(マジでおかげさまで)今のSICKDUDEは色んな仕事をやらせてもらっていて、昔みたいにBBOYの話とか、イベントの話ばっかりができなくなってきています。
さらにシンプルに守秘義務的な(そこまで重くないけど)、情報解禁のタイミングが色々あったりで昔みたいなノリでものごとを話すのも少し難しくなってきています。
でもこれはもともとSICKDUDEが目指していた場所に向かっていけているということでもあるので自分としてはポジティブに捉えているものの、このPodcastを始めたときにおもしろがられていたような内容を続けていくってことに性質的な無理が出てきているってのも本音です。「あー今回も前回もあんまおもんないなぁ」と思いながら配信していくのは結構つらい。

とはいえ(久々の"とはいえ"きたぁぁ)SICKDUDEとしてまだまだシーンに課題意識を持っていたり、行儀の悪い立ち回りをする人も沢山いるので、やっていかなきゃいけないことの本質自体は何も変わっていないです(マジ顔)。

それで、最近SICKDUDEのキャリアをまとめる機会があったのでこのnoteのことを思い出し、久々にTHE OFFICE by SICKDUDEでも書いてみるかってな具合です。最後に書いたの結構前っすね。成功も失敗も沢山あるけど明らかに前進してる俺マジでかっこいい。もうすぐホンマのオフィス借りれそうやで。みんなありがとな。

「ストリート」「カルチャー」はお前の罪悪感を殺す免罪符ではない

今回は何を話そうかなと考えて、上の見出しに書いたことについて少し触れようかなと思います。

これは本当にそのままなんですけど、最近仕事で色んな「大人」とコミュニケーションをとっていて、あまりにも「ストリート」「カルチャー」という言葉が頻出するようになっています。以前にも増して。

例えば、若者文化に触れたい企業の人が便宜的にその言葉を使うことには何も違和感がありません。その解像度をもっと上げてあげて、より具体的なアクションを提案することそのものが僕の仕事だし、さすがに5年もそれに向き合ってると多少はこちらの懐の深さも持ち合わせています。

気になるのは、いわゆるこちらサイドの人が思考停止的に、営業的にその言葉を使いまくること。
これは僕の想像かあるいは勘ぐりのたぐいかもしれませんが、シーンの中にいる本物の不良や個人的なこだわりが強い人への罪悪感でもあるのかな?と思っています。
そういう人に限って、シーンの外の人に何かを説明する時に「カルチャー」とか「ストリート」という言葉をかなり広い概念で使いたがる気がします。

まさに
"資本主義の豚が 社会やガキのためとかぬかすんだ 本物は黙ってそれをやるだけさ"
状態です。

教育にいいとか、友達ができるとか、言葉がいらないとか、そんなもん野球でもサッカーでもそうやろ。マジでな。

個人的にはもともと汚かったものに価値がついて綺麗になっていくことだけが自分たちの本質ではないと思っていて、もちろんそういう素晴らしいところもあるんやけど、なんというか汚かったものが綺麗になったその綺麗な部分からしか知らない人。
当たり前にそこから入ってくる人が多い中で、しっかりとそういった元々のところ、吐き気がするようなストリートカルチャーの側面を伝えれる人が少なくなってきているんじゃないかなぁと思っています。

これはシーンから不良やアウトローを排除しようとする流れと似ていて、僕としてはそんな動き自体言語道断です。
もちろん企業や色んな権益や利害関係が絡んでくると、ヤンチャな若者と絡むことにはリスクをはらむし、そこの心配は当たり前のことです。コンプライアンスは、法律や時代に沿った社会通念的なところがとても大事だからです。そこは活きのいい不良たちにも教えてあげたいことが沢山あります。えらそうやけど、本気で思っています。

一方で、それを排除したり、一方的に更生させようとする流れにもとても違和感を感じています。不良を一般人に矯正してなにがどうなんねん。

僕は不良を不良のまま、エネルギーや不満を昇華させる方法を教えてあげて、不良のまま正しい道を歩かせてあげることが大事なんとちゃうかなーなんて思っています。そうすることで、そんな人たちが今度は僕らが知らない何かすごいものをこちら側に教えくれるんじゃないかと信じています。
それをハッキリと言語化してより具体的なプランをつくるために、SICKDUDEもまだまだ先は長そうです。

みんなは「ストリート」とか「カルチャー」の言葉が意味するものはなんだと思いますか?

先輩もうすぐめくれますよ

っていうことでいよいよマジでやばい、BBOYのシーンのことではなくここからはダンスシーン全体のことで諸先輩がたがうっすら見て見ぬふりしてる問題に触れようとしたんですけど、いかんせんSICKDUDEは絶妙に売れてしまって忙しいのでもう出なきゃいけない。またこんど書くか話すかしますね。
そろそろ大阪一回帰りたい!

またな!

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