随筆 魅力とは何か

ドキュメンタリーを制作する上で、誰にインタビューし、何を訊き、何を掘り下げていくか。ということをする上で他人との協力は必要不可欠だ。
そしてそれを成すにはプレゼンテーションを行い魅力を伝えることだ。
どんな魅力がある事柄・人物であるかは「興味関心」が掻き立てられるか、という事でもある。
ここで問題なのが、プレゼンテーションで自分自身が「興味関心」を持ったことをどうすれば他人に伝える事が出来るかだ。
企画書の記述もそうだが「こう書けば伝わる」というものでもない。そもそも興味の方向性が違えば、どう説明しても関心は持てない人も居る。
そんな中で出来るだけ早く、詳しく共有するにはどのようにすれば良いのか、なかなか解ったものではない。
友人からゲームや漫画を薦められても乗り気にならないということはあるだろう。これが金の絡んだ事をする上で起こるのだと考えると、なかなか厳しいものがある。
コレは自己分析も必要なのではないだろうか。
なぜどこにどうして私は興味関心を持ったのか、この掘り下げをまず自分の中で行う事で、魅力は伝えられるようになるのかもしれない。
恋人など「私のどこが好きなの?」という疑問に明瞭に答える事がもしかしたら近いのかもしれない。
「恋人の魅力を答えられないなど、まったく情けないと思わないのか!」と言われても当然というものだ。
本来ならこれを基に企画書を書きたいところだが明日提出ということもあり、もう時間がない。
少々不完全燃焼な企画書になるのは不本意だが、ここまでが今の実力であると受け入れよう。

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