雀力(じゃんりょく)スカウター

僕は雀力(じゃんりょく)スカウターを持っています。
なんじゃそりゃ?と思う方もいるかもしれませんが、話は簡単です。僕は麻雀を見たり、話をしたりすることによってその人の雀力を測ることができるのです。
勿論正確な訳ではなく、僕の独断と偏見によるスカウターですが、前回の記事でも書いたように僕はその人の麻雀を見ると、何を考えながら打っているかある程度分かる能力を持っているのでかなり精度は高いだろうと自負しています。

上の上
上の中
上の下
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中の上
中の中
中の下
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下の上
下の中
下の下
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まだ麻雀始まっていない


この10段階にわかれていて、かなりの麻雀プロを網羅しています。
これを言うと、「人をランク付けするなんて失礼だ!」と思う人もいるかもしれませんが、僕は全くそうは思いません。
僕は麻雀は対人ゲームと捉えており、「誰と」戦うかが非常に重要なゲームだと思っています。
「相手は関係ない、自分の麻雀をするだけだ」と言う人もいますが、僕は「相手は関係ある。相手に合わせて一番勝ちやすい麻雀をするべきだ」という考えです。
そのために、相手の麻雀を見て、相手になりきって、その相手に対しどう戦うと一番いいのか?と自分の勝利のために調べているのです。

飲み会にて


飲み会で僕は麻雀スカウターを持っています、と言うととてもウケがいいです。飲み会ではしょうもない話がウケるのです。
そしてその時よく言われるセリフナンバーワンが「じゃあ俺はどこ?」です。
その時僕は大体「秘密です」と答えます。
僕は比較的失礼な方ですが、それでも「あなたは下の中です」と正直に言ってその人と殴り合いの喧嘩をする度胸はないからです。(基本的に、辛めのスカウターなので揉めやすいのです)
一方自分の評価は気にせず、他の人の評価を聞きたがる人も多いです。今までで一番食いついてきたのはゼウスと呼ばれる某方で、50人くらいのプロの雀力を発表させられました。
また、片山先生も気に入ってくれて、そのことを動画でも語ってくれました。ドラフト指名していただきありがとうございます。

「ちなみに渋川君はどこなの?」
たまにこう聞かれますが、僕はいつもこう答えます。

「特上です」

僕の辞書に謙遜という言葉は存在しません。
ここで「中の上ですね」と答えるような人はそもそもこんなことを言いませんし、自分より上の人をランク付けなんてできるわけがないのです。
強い麻雀打ちは僕に限らず、自分が一番だと思ってる人がほとんどです。
変に謙遜せず、「自分が一番強いんだ!」という意識を持って対局をして、「誰にも負けたくない!」という気持ちを持って日々鍛錬に励んでいくことが大事だと思っています。

最後に

さて、結局何が言いたいかというと、ぼくが人の評価をしてるのは自分が勝つためであって、その人を馬鹿にしたいとかではないので、そういう話を聞いても大目にみてください!ということです。
せっかくなので雀王戦Aリーグの選手の評価を毎日順番に書いていくという企画も一瞬考えましたが、僕にも炎上は怖いと言う気持ちはあるのでやめておくことにします。
その派生で、渋川的女流プロ可愛いランキングなら大丈夫か?とも一瞬思いましたが、むしろそっちの方が燃えそうなのでこれもお蔵入りすることとなりました。
ということでここは平和に、代表的な「上の上」の選手を僕がどう心にメモしてるか書いて終わりたいと思います。
それでは、また!
次回のノートは、早くも未定です。お楽しみに!


鈴木たろう 評価「上の上」
言わずと知れたゼウス。読みの深さは麻雀界随一。
時折とんでもないミスを見せるが、そのミスすらゼウスの計算かもしれないと思わせてくる恐ろしい人。
麻雀というゲームの捉え方が独特で、とにかく場を支配しようとする。ゼウスと同卓した人はゼウスを意識しすぎて実力が落ちる傾向にあるので、それを踏まえた上で戦いたい。


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