7月20日

気持ちを揺るがす事件が次々に起きて心が疲弊してしまった。

18日の京都のアニメ会社への無慈悲な放火事件。犠牲者は33人。胸が痛い。
どんなに恐ろしく苦しかったか想像するのも憚れるほど凄惨な事件だった。
アニメ好きの知り合いが多く、SNSのタイムラインではみんな心を痛めていた。
犯人には強い怒りを覚える。許せない。
自分自身はそんなに普段熱心にアニメを観ないけれど、身勝手な、理由にもなってないような理由で人命が奪われてしまったという事実に吐き気を催してしまう。生存した方たちには一刻も早く限りなく元の日常を取り戻してほしいと祈るばかりだが、刻まれてしまったトラウマを思うと口を噤んでしまうのがやるせない。悲しい。とても悲しい。

同列に語るべき案件ではないが、一方では人気お笑いタレントの引退報道。ファンというわけではなかったが、週単位で見かけることもやはり多かったのでこれもショック。後手後手の初期対応が明暗を分けた印象がある。反社会勢力というのさばらせてはならない存在こそ諸悪の根源であるのは疑いようの無い事実だが、こうも簡単に一人の人生が変わってしまうのを目の当たりにすると複雑な心境ではある。

一番悪いのは反社会勢力だし、隙を与えたタレント側にも問題があるのは充分理解しているつもりだが、会社側の抜本的な契約システムの見直しが行われない限り、今後同様のスキャンダルは定期的に出続けるいたちごっこになってしまうのでは?という疑念が残る。

こういったことが続くと、とにかく疲弊してしまう。SNSで何か発信する際、こういった件への主義主張を並べるのは苦手なので、沈黙を貫き、なるたけ楽しい事を書くポリシーだが、こうも次から次へと巻き起こると動揺してしまう。

恋人も自分同様にへこたれやすい性質なので、ここしばらくは波長が合わなかった。ふたりとも不安の中にあった。

無力感に打ち拉がれる。
何事も自分に由って感じたい。
ましてや不幸なんて。
誰も人を傷つけてはならないのに。
悲しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?