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自分の心に正直に 

 当社のスタッフは10名です。女性が多いこと、年代が若いこと、食や環境に関心が高いことが特徴です。
 そんなスタッフが、お客様向けに発行しているニュースレターにコラムを順番に書いています。
 先月の担当は真理さんでした。

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 しあわせ野菜畑で働き始めてからちょうど1年。赤ちゃんを授かることができました。結婚して3年、子供になかなか恵まれなかったのと、子供を自分と同じアトピーや喘息にしたくないなぁとの思いから「食」と「ストレス」を見直そうと、「しあわせ野菜畑で働かせてくれませんか?」と大角さんにお願いしました。

 それまでは体が辛くなった時に、つい薬に頼ってしまっていたのですが、こちらにお世話になってから野菜がとにかく美味しいのでとっても簡単に、食べ物で体をコントロールできるようになりました。

 ストレスに弱く、何がストレスになっているのかも分からなくなっていましたが、耳をパタっと閉じて、自分の心に正直になってひとつひとつ変えていったことで、今の自分が今までで一番自分らしく、毎日が楽しいです。

 子供が生まれたら専業主婦になりますが、しあわせ野菜畑の野菜と自分の小さな畑で採れた野菜にお世話になりながら、ごはん作りと子育てを思いっきり楽しんでいきたいです。

 大角さん、スタッフのみなさん、そして、いつもしあわせ野菜畑のお野菜を食べて下さるお客様、楽しく働かせていただき、私を変えて下さり、心から感謝しています。ありがとうございます。

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【記事の出典元について】

しあわせ野菜畑の代表の大角は、静岡県高等学校の農業教員でしたが、47歳の時に退職し2008年に農業を始めました。 教員生活は大変楽しく充実していましたが、農業経営者として自分自身が農業の可能性に賭けてみようと考えました。
起業して7年目の2014年4月から1年間、地元の静岡新聞に農業経営者の声「こだま」を毎月2回書かせていただく機会がありました。
「こだま」は農業者が交代で書くことになっており2015年3月で終了しましたが、その後、毎月1回農業欄のコラムとして「野菜が好きになる話」を書かせていただくこととなり、現在も続いています。
野菜宅配セットをお送りしているお客様にお届けしているニュースレター「しあわせ野菜新聞」、それからNoteの文章は、静岡新聞の農業欄「野菜が好きになる話」が元原稿になっています。

今回の記事は2014年に書いた「こだま」の原稿です。
当時とは、現状が変わっている部分も多いのですが、自分自身の原点としてそのまま記載しました。

今後、第2版として、「その後」の文章や写真を加えたりしたいと思いますが、まずは「農業で起業したころの想い」としてお読みください。

「自分の心に正直に  」
第1版 2024年9月17日 (8月18日から変更)
 
(出典元)静岡新聞2014年9月第3日曜日、農業欄「こだま」より

#しあわせ野菜畑
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