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空心菜の”芯が空(から)”に理由あり

4月にプラグトレー(小さなポット)に種をまき5月に定植しました。
東南アジアが原産の空心菜は蒸し暑いのが大好きで、最初は成長がゆっくりなのですが、7月になると、どんどん大きくなります。

夏に無農薬で葉物野菜を育てるのは、とても難しいのですが、空心菜は少しくらい虫に食べられても、それを上回るパワーで成長していきます。

芯か中空なのは浮き輪のためです。

 空心菜の名前の由来は、写真のように茎が中空(空洞)だからです。
原産地では、川や池などの湿地帯で茎を浮き輪にして増えて行きます。
空芯菜って元々はホテイアオイのような浮草(水生植物)だったんですね。
原産地では雨季に水と一緒に流れ込む栄養素を吸って急成長をします。ビタミンC、カロテン、鉄分やカリウムなどのミネラルが豊富で、疲労回復に効果があります。
 空芯菜の美味しい食べ方は油いためです。オーガニック・ニンニクと一緒にお届けしますので、たくさん食べて夏を乗り切ってください。
 
( 付け足し )

カモシカは空心菜が好き

 

 しあわせ野菜畑の農場は生物多様性に富み、いろいろな動物がやってきます。その中でカモシカは空心菜がお気に入りです。
 初めて空心菜を育てた時に、いつまでたっても大きくならないのでなぜだろうと思っていたら、カモシカが食べていました。
それからは、電気柵で空芯菜をカモシカから守っています。

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「空心菜の”芯が空(から)”に理由あり」
第1版 2024年7月4日発信
 
オーガニック農園 株式会社 しあわせ野菜畑
代表 大角昌巳


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