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なぜ高いガスコンロは良いのか?(お掃除編)

前々回と前回は調理機能についてまとめてきましたが、今回は各社のお掃除の「楽さ」について特徴をご紹介します。

実は、高価なガスコンロ程、お掃除がしやすくなってきます。中間価格帯から下は、各社ほとんど変わる事はありません。なので、やっかいな掃除を簡単にとの事であれば、少し価格を上げる事をお勧めします。

ガスコンロのお掃除って凄く大変ですし、昔に比べると楽になったとはいえまだまだ大変な箇所ですよね。少しでも楽に掃除を終わらせたい。そんな声を各社それぞれ反映させています。

各社多くの特徴がありますが、今回は特におすすめポイントに絞って紹介していきたいと思います。

1,リンナイ:デリシア

・イージークリーン

ガラストップの裏にアルミパネルを装着させる事により熱を分散・放熱させて、トッププレート表面の温度上昇を抑えます。なぜ、それがお掃除のしやすさに繋がるかと言うと・・・。

表面温度が下がる事で、鍋から吹きこぼれても一瞬で水分が蒸発しにくくなるので、焦げ付きにくくなります。そうすると調理後に簡単に拭けばお掃除が終わりになるのです。

私の自宅もデリシアですが、ほんとうに焦げ付きません。

・ゴトクの形状

ゴトクの掃除をしたものの元に戻す時に、はまるところまでガチャガチャとゴトクを回しす事が多いかと思います。

リンナイのゴトクは簡単にはめられるよう設計されているのです。なにが違うかというと、ゴトク6本の足(?)のうち4本長く、2本が短いのです。

なので、短い2本の足が目印となり一発ではめる事が出来ます。

・スモークオフ

こちらはリンナイでけの機能です。専用バーナがグリルの奥にあり食材から出る煙や匂いを焼き切ります。

特にサンマを焼いた時に違いがはっきりと分かります。部屋中がサンマ臭くなりません。

2,ハーマン:プログレ

・親水アクアコート

ガラストップの上に親水アクアコートがあることで、水を垂らしておくと汚れが浮き上がり、スッキリと落としやすくなる親水性コーティングをしています。 

※親水性とは・・・撥水性の対義語で、水となじみやすい性質のこと。水と仲良しなので、水で汚れが落とす事が出来るのです。

・ベベルカット

これはガスコンロの縁の部分の加工の事です。ハーマンのこれ、凄く綺麗なんです。キッチンのトップと隙間なくピタッとしてるので、大きいゴミはもちろん細かいゴミが入りにくくなります。

キッチンのトップで野菜のみじん切りしてもゴミが入っていく事がないので、最後のお掃除も拭くだけ。

個人的な感想が入ってしまいますが、これは是非、実物を触って頂きたいです。ここまで綺麗に加工出来るのは、素晴らしい職人技だと思います。

・バーナーリングカバー(一体化)ゴトク

他のメーカーはバーナーリングのカバーが外れず、コンロトップとバーナーリングのカバーの間に細かいゴミが入ってしまい爪楊枝で掃除したくなります。

ハーマンはバーナーリングをゴトクと一体化することで簡単に綺麗に掃除することが出来ます。

3,パロマ:アバンセ

なんと言っても2口だからこすっきりしていて拭きやすいというところが一番の利点です。3口コンロと比べて部材が少ないので、楽々拭けます。

また広々としてるので調理の際に気になったらすぐに拭くことが出来ますね。

4,その他共通する部分

・グリル掃除

グリルの庫内にある物や扉など外せる物か多いです。特に知らない人が多いのがグリルのサイドのプレート。これは簡単に外せるので、つけ置き洗いが簡単に出来ます。

洗えるという事は、匂いも残らないので、次の食材も気にすることなく調理出来ます。

・ちり受け

ガスコンロの奥にあるこの部分にちり受けがあります。各社、形状は異なりますが、こちらも簡単に外せるのでつけ置き洗いも可能です。

これで高価なガスコンロの機能紹介は終わりです。高価なガスコンロは懸念される事が多いのですが、今までの記事で少しでも興味をもって頂けると嬉しいです。

高価なガスコンロまでは・・・と言う方も中間価格帯でも付いてる機能もありますので、自身の生活に合うガスコンロを選んで貰えたらと思います。

大げさではなく、本当に調理機器を変えるだけで生活が変わります。だまされたと思って、考えてみて頂けると嬉しいです。

次回は、お勧めIHを紹介致します。

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