第6回 シアサタンあとカルタ📚

「考えると感じるの違いってもしかして…」
この日のテーマは前回に引き続き「考えると感じる」
ゆめちゃん、けんちゃん、チェリーの3人からスタート。

▼けんちゃん
デリを歌う実験で、何年も歌ってたら何十カ国語も生メタできるようになった。
日本語のデリは早く歌えるようになった。
でもそれはヒッポで言う自然習得とはちょっと違くて。
日本語以外は平らに脳に染み込ませられたけど、日本語は他の言語よりも染み込んでないはずなのに歌えるようになった。
16ヶ国語は感覚的な、自然で感じるままに歌えていたのに、日本語はストーリーが先に入ってくるからか、母国語だからこそ記憶野から覚えてしまう。
ファミリーで「日本語のメタ活って作詞作曲してしまう」と言うメンバーがいて、確かになあって。
メタ活でちょっとわからなくなると、ストーリーが頭に入ってるから作れちゃう。

❓例えばYL生とか、日本語レベルで言語習得している人は他の言語でもそうなるのかな?
→なると思う。記臆野をつついて出すのは作っちゃってるんじゃないのかな?自然と出てくるのが生メタで、自然習得。

「レイレイはWIPに行ってみて、そんな経験あった?」
▼れいれい
WIPでコスタリカに行く際、準備としてあまりメタ活してなかったけど、帰国してスペイン語をメタ活すると、話し言葉がホストファミリーの言葉に寄る。
それはファミリーで、みんなに「れいれいのスペイン語、(私たちが知ってる音と比べて)音が違う」って言われて気づいた。
例えば、その子の「お背中見せたいワケラトゥージャソノーコ」は「Ah,es una camiseta igual qeu la tuya,Sonoko.」なの。
※その子スペイン語のお土産の場面
音が区切れる場所が分かったから、そこにアクセントがいく。
もう区切れてしか聞こえないから、聞こえた通りメタ活するとそうなる。

▼チェリー
みんなは大波で、れいれいは小波になってるんだろうね。
そのギャップがあるから違うように聞こえるだけで。
波の形見たら、ほとんど同じ形な気がする。

▼ゆめちゃん
帰国生の隣でメタ活するとハキハキ、はっきり聞こえる。
でも自分はなかなか同じように言えなかったり。字余りになっちゃう(笑)

「ゆうきはそんな経験あったりする?」
▼ゆうき
YL行ってないけど、ヒッポで自分の意見を言える場が増えて前に出るようになった。
小5でロシア交流に。ファミリーがオンラインになってからメタ活より近状報告することが増えたけど、
メタ活の時に久しぶりにロシア語の出だしを聞いたら、スルスル出てきてびっくりした!
ヒッポイヤイヤ期もあったけど、染み込んでたロシア語は消えてなかった。
ロシアに行った時に、「いろいろわかるといいな」って気持ちでメタ活してたけど、なんだちゃんと波入ってるじゃん!ってびっくりした。
最近は、イタリア語のコンバインの場面をファミリーで誰も歌えないからこそ、やってみようと思った。
最初は音についていくのが大変だったけど、だんだん大波で歌えるようになってきて、でもCD無しだと歌えなくて、、、
生メタができるようになるまでのプロセスを感じられたし、音に浸るってやっぱり大事。
周りの環境も大事で、みんなで歌えるようになったのが嬉しくて、楽しかった!
周りが歌えていると、音を保管してくれているような気がする。

⭐️意識=考える、無意識=感じる、そこに知識が介入しているかいないかが違いのポイント!
知識が入ると余計な知識が邪魔になることがあるけど、知識がないと浸るだけだから自然習得しやすい?

▼フォマージュ
前回のシアサタンで話した大脳基底核に近づくと、無意識のメタ活に近づいている気がする。
【大脳基底核って?】
※簡単に言うと、運動調節・認知機能・感情・動機づけや学習などさまざまな機能を司る場所。
(フォマージュの得意な音楽的観点からいくと??)
音楽的観点からいくと、、、うーん、でも、トラカレ講座を聞いてて、人間がいろんな場所に冒険していくことで言葉が分かれていったのかな。
気候や文化に合わせて、言葉が発展していったんじゃないかと思ってる。
”環境”って今日のホットワードだね!
考えると感じるに環境も関わってくるんじゃないかって、「目が見えない人はどう世界が見えているのか?」って本を読んで思った。
・通学路を歩いていて何を覚えてる?→匂いやお店
 目が見えない人→風の動き・人の気配・地面の感覚
風や天気、見えないけれど、どこにどれくらいの人がいて、その人が焦ってたとかが音でわかるし、道のりも立体的に覚えているって言う話が取り巻く環境に繋がってそう。
みんなのメタ活を浴びることで、感覚が磨かれていくのかなって最近思ってた。

▼ゆうき
大学では社会学を学んでる。
いろんな視点から社会学を学ぶんだけど、人格心理学(人のアイデンティはどう作られるのか)って言う授業があって。
例えば、血液型性格診断は、実は自分が知っているA型の人たちの特徴を、記憶がピックアップして性格の印象を作り上げている。
だから科学的根拠は無い。
そこから環境がものを言うってことを考えた。
ゆうきは二卵性の双子。同じ家庭で育っても、家庭外での環境や体験が違えば考え方も変わる。
親にも双子としてではなく(よくある似たような名前だったり、同じ服を着せられたりはなかった)、それぞれの人として育てられたから物事の見方が違う。
ゆうきは大学からヒッポにハマった!双子の相方は所属ファミリーにしか興味ない感じ。
仲良いし、情報共有はめちゃめちゃする。
いい意味で交わらない(感情とか好き嫌いとか)。ゆうきが元気な時、相方は元気なかったり。お互いがダウンしないように交わらないのかな?

▼れいれい
双子羨ましい!兄弟で比べられるの嫌なんだよなあ。
5つ上のお兄ちゃんがいるけど、小さい時って比べられ易くて、、、
双子って比べられたら燃えるのかな?ライバル心とかある?

▼ゆうき
比べることはない。お互いリスペクトしてる。わたし達2人揃えば最強じゃん!って。

▼れいれい
双子はお互いが補い合う感じ。高め合ってて、2人で1人。
兄弟はどちらかが支える感じがする。
てか、フォマージュの話をうんうんって聞いてるだけで頭よくなった気になる

「「「「わかるーーーーー!!!」」」

▼フォマージュ
双子を深掘りしたら面白そうだね。
違うけど補ってry、バランスをとってる感じ。
双子のテレパシーってあるらしいよ。

⭐️土台が同じでも、それぞれの環境の中で感じることは違うってことがわかった。

▼ゆめちゃん
ファミリーで2歳の子の絵を見せてもらったの。
グルグルをいろんな色で描いていて、「それ何?」って聞いたら「風船」って言ってた。
でも、きっと考えないで描いてて、最後に聞かれて「これは風船だ」って考えたのかもしれない。
(岡本太郎風だねえ)
書きながら、内側から大事なところはちゃんとつけているのかな。
とりあえず描いて、できたものを見てイメージを膨らませていくって内側から作っていくってことかな。

▼フォマージュ
無意識にやっていたものが最後に形になって出てくる=メタ活に似てるね。
感性ののままに歌う、出してみてこれはこうかな?って試行錯誤するのって、まさに赤ちゃんのようにだね。
その2歳の子のエピソードで実験できそうじゃない?来月やってみよう!

ことばの発展も、人間の人格形成も、どんなことにも「環境」って必ず影響している。
気候、地形、人間関係など、、、不思議だなあってぼんやり思った。
日常で今日みたいなことを考えることってなかなか無いけど、こうやっていろんな人と話すから出会えるんだよねえ〜

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