見出し画像

バースデーブルーの生き方

■自己紹介

初めまして。文筆業をしているしあと申します。

普段はバッドエンドなのかハッピーエンドなのか分からない、しかし限りなくバッドエンドな小説をカクヨム様にて書かせて頂いております。

noteは初投稿というのもあり見苦しい点が多々あると思いますが、良ければ片手に飲み物でも用意して気楽に読んでもらえたらなと思っています。よろしくお願いします。

◼バースデーブルーについて

早速ですがタイトルにもあります、バースデーブルーというものをご存知でしょうか。                                

所謂マリッジブルーであったり、マタニティブルーと言われるようなマイナスな感情が誕生日前後に現れる、といったものです。

なんとも悲しいことですが、誕生日に自殺した人はなんでもない日に比べて1.5倍多いだとか、交通事故率が20〜40%上昇するとかそういった統計が出ており、意外や意外、案外無視出来ないようなものになっています。

さて、取り敢えずの統計学的にみたバースデーブルーについての理解は少しは深まったと思うので、本題に移りたいと思います。

今回私がnoteを書かせて頂く理由は1つ。

バースデーブルーの私の誕生日が残り10日に迫った今の心境を訴えるため

でございます。

これによって何かしたい、とか言う訳ではなく、1年に1度訪れる心境なのでメモ的な意味合いも込めて記しておこう、という算段でもあります。よろしくお願いします。

◼バースデーブルーの認識

初めてこの感覚を認識したのは中学1年生の時でした。受験戦争を乗り越え無事、私立の男子校に通っていた私が入学して半年、ちょうどこのくらいの時期の頃でした。

私のクラスの担任は所謂体育会系熱血漢と言った感じの人で、全てを熱く本気でやる、といった冗談抜きで某熱くなれよさんにも匹敵するような方でした。

そんな方が朝のホームルームで突然

「来週はしあの誕生日だ、各自贈り物を用意すること!」

と言い放ちました。当時は誕生日は嬉しいものだと認識していた私でしたが、その瞬間から誕生日ってなんだろうか、祝われるのが義務なのだろうか、祝うのが義務なのだろうかと思考をループさせ始めました。

他の人の誕生日でも担任は同じ発言をするのですが、私は人の誕生日を祝うのが好きで何ら違和感を感じなかった訳で、この時の私の思考は相当行き過ぎた所まで行っていたのだなと今思えば分かるのですが、当時の私にわかるはずもなく、結局自分の中での答えは他人への無干渉という、突飛で安易なものでした。

◼バースデーブルーへの理解

そんなこんなで生きていた私でしたが、ふと何となく

「誕生日嫌い」

と検索して見ると意外と同じ大見出しを掲げてるサイトが多数あり、その多数を全て読んだ私が気づいたことが2つありました。

◼バースデーブルーという単語と意味の把握

◼全員が少しずつ違うベクトルのブルーになっている

ということ。

バースデーブルーの意味については上記に記した通りのこと。ショックを受けたのは後者の方で、例えば

「誕生日その物が嫌い」と「誕生日自体は嫌いじゃない」

であったり

「祝われるのが好きではない」と「祝うのも祝われるのも好きじゃない」

と言った感じで、私の場合

◼祝うのはすきだが祝われるのは嫌い

◼誕生日自体は嫌いではない

◼祝って欲しい人はいる

◼誕生日は知られたくない

と言った具合で、めんどくさいと言えば事実なのですが、それで悩んでいるのも事実なのでなんとも言えないというのが真実なのでした。

◼バースデーブルーの生き方

人生半分も折り返してない若造がこれを書くのはどうなのかと憚りましたが、少しずつ違っても大元のバースデーブルーの方は意外と多いというのを理解したので少し書こうかなと思います。

まずは私のように好きか嫌いかで白黒つけるのが最優先かと思います。これによって自分がどう生きるのが楽かを重きにおいて自分をどこまで晒すかを決めていきます。

決まったら実行します。誕生日祝われるの嫌いなんだよね、と直に公言するのも手だし、誕生日を偽るという方法もあります。実際私はかなり偽ってます。(当たり前ですが書類上ではダメですよ)

人生100年、100回ブルーになるなんて身が持ちませんから、自分だけでも自身に一年間お疲れ様と言えるような軽さを持ってはいかがでしょうか。

◼最後に

まず初めにここまで読んで頂き、誠にありがとうございました。

こういった類のものはめったに書かないので読みにくかった点が多々あると思いますが少しでも理解の手助けやお役に立てたなら光栄です。

最後に2つお伝えしたいことがあります。 

自分自身を嫌いにならない事

他者との関係を絶たない事

以上です。

再度ですが、長文駄文にお付き合い頂き誠にありがとうございました。皆様のこれからの心地良い余世を祈りまして締めさせていただきます。

2019年10月30日 湊蒔彩














この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?