シアの艦これAC話 第4回:9月21日の追加改装「扶桑改二」についての説明

実装があまりにも遅すぎた。


・[更新履歴]

・2023/09/26:次回記事(5~6月振り返り感想編)と
       前回記事(泊地修理編)へのリンクを追加。
       ついでに「●前置き」と「●後書き」も少し修正。

    そうか 26ノットか…。


●今回のポイント

  1. 改二の強化は順当。しかし比較対象の伊勢型改二が強すぎる。

  2. 持参装備も正直時代遅れ。でも瑞雲12型がついに図鑑登録できる

  3. 今は焦って改二を狙わなくてOK。そのうち山城改二も来るはず。


●前置き

 浴衣mode期間突入で今月中のイベント海域無しは濃厚になった。
ならば新規実装艦(or改二)が途中で来るとふんでいたが、
まさかの扶桑改二である。
装備で散々匂わせていた阿賀野型改二では無かった。

今回は9月21日実装である「扶桑改二」の性能説明を行うこととする。
記事の投稿日である9月20日時点ではまだ実装されていなかったため、
あくまでこの記事はブラウザ版を基にした予想であることを先に述べる。


★扶桑改二の性能について

※性能に関しては[ブラウザ版wiki]の該当ページを参考にしている。

●改装による変更点。

 扶桑改からの主要な変更点は以下の三つである。

  •  火力最大値が「79」⇒「99」に増加。

  •  装備スロットごとの搭載数配分が大幅に変化。

  •  艦自体に対潜値が追加される(爆雷は投げられない)。

それぞれの強化点(もとい伊勢型改二との差)を以下から解説していく。


・火力最大値が「79」⇒「99」に増加。

 単純に改から最大火力が+20される。(アーケードだとLv99の時)
艦単体で比較すると 伊勢改二より+11、日向改二だと+13上回っている。

ただし、向こうは5スロットなので実際の火力差はかなり怪しい。
伊勢改二に関しては「熟練艦載機整備員」を1つ装備されるだけで
火力差1まで詰められる上、「41cm三連装砲改二」といった
改二主砲シリーズの火力ボーナス差も考慮すると
むしろ負けている可能性すらある。

一応扶桑型改二は伊勢型改二と違い、
主砲を3スロット以上装備できるという優位点がある。
しかし、それをすると装備が「主砲×3スロ+徹甲弾1スロ」となり、
今度は装備の自由枠が無くなってしまう。つまり水上機が積めない
それならば(速力が同じ場合)ウォースパイトを使えばよくなってしまう。

活路を見いだすとすれば夜戦での対地戦闘だろうか。
伊勢型改二と違い対地ロケラン(WG42系列)が装備できるため、
「主砲、徹甲弾、三式弾、対地ロケラン」とすることで
夜戦での対地火力は伊勢型改二を上回ることができる。
それでも大和型には最終火力で負けてしまうのだが、
もしイベント海域で特効補正を貰えたならば一考の価値アリだろう。


・装備スロットごとの搭載数配分が大幅に変化。

 元々改のスロットが全て10機搭載「10, 10, 10, 10」であったが
改二になると配分が「4, 4, 9, 23」と大幅に変わる。
基本的に航空戦艦の装備構成は「主砲、主砲、徹甲弾、水上機」
なるため、後半のスロットに搭載数が偏っているのは素直にありがたい。
潜水艦へ対潜攻撃をする際も恩恵が大きいだろう。

なお、23機で昼戦火力キャップの火力220を超えるには、
「損傷無し、攻撃時輪形陣T字有利爆装11機体使用」の条件下で
母港画面の表示火力が「159」必要となる。これが結構厳しい。
よりにもよって扶桑型瑞雲改二系統に補正が無いのである。

例えば「試製41cm三連装砲×2、九一式徹甲弾、瑞雲改二(六三四空/熟練)」
と装備した場合、Lv99時の火力が「153」となり、火力が「6」足りない。
足りない分は上位の装備なり複数エントリー(重ね)で補う必要がある。

ちなみに、もし爆装10(通常の瑞雲改二)だと「179」も火力が必要となる。
こうなると、前3スロットを全て「46cm三連装砲」にしないと到達不可能。
水上爆撃機の火力計算式内にある「÷20」が憎い。


・艦自体に対潜値が追加される。

 私がブラウザ版をやっていた当時(2014~2016年頃)には無かった要素。
どうやら「2018年06月13日」に強化されていたらしい。初めて知った。

Lv99で対潜値が「28」となる。爆雷が投げられるわけではないが、
航空攻撃で潜水艦を攻撃する際に火力を足せるのはありがたい。

対潜攻撃の正確な式は不明だが、ブラウザ版基準だと
艦自体の対潜値は平方根にされるようだ。そのため対潜値は少なくとも
5.29」あると考えていいだろう。結構大きい。
ちなみに日向改二のLv99時対潜値は「85」であり、
平方根にすると約「9.22」となる。思ったより差があるものだ。


★扶桑改二の持参装備について。

・試製41cm三連装砲

 昔はよく使った装備の一つ。「41cm改二」系統の主砲が出てからは
使わなくなった。つまり使う場面はあまり無いと思われる
あるとすれば、上記改二主砲を持っていない環境(新規プレイヤーとか)か
「持参装備or恒常入手可能装備だけ」でクリアする縛りをやる時ぐらいか。

・41cm連装砲

 昔すら使ったかどうか怪しい装備。初期は「46cm三連装砲」一択だし、
フィットシステム実装後は上記の試製版があるので結局使わない
AC版には改修システムも無いので、嬉しいのは新規プレイヤー
「星2以下装備だけ」でクリアする縛りをやる人ぐらいだろう。

・12cm30連装噴進砲

 強めの通常機銃。その昔夕張の2重対空カットインで使われていたはず。
今は特殊機銃が主流なのでまず使われない。
ただしAC版では現在量産不可能なので、気になる人は捨てないように注意。
手に入れたら忘れずに装備ロックをかけよう

・瑞雲12型

 今回一番の目玉。ただし上位互換装備があるので性能目的ではない。
これは「2018年11~12月」のランキング報酬(20位以内)を最後に
一切入手手段が無かったのである。装備コンプリートの大きな壁であった。
それが5年近い歳月をかけてようやく手に入るのだから感慨深い。

…ただ、その間に「熟練聴音員+後期型艦首魚雷(6門)」という
更なる壁が生まれていた。(2022年5~6月20位内報酬&再配布絶望的)
やはり瑞雲12型の本実装は遅すぎたと言わざるを得ない。



●後書き

扶桑改二については正直実装が遅すぎたと言える。
ブラウザ版通り渾作戦イベント辺り(できればイベント前)に来ていれば
もう少し出番が増えていたはずだ。

局所的には活躍の場面が有りうるものの、
やはり伊勢型改二の圧倒的性能がちらついてしまう。
ただ、もし扶桑型改二の速力27ノットなら評価はかなり上がるので
実装後の性能に期待である。
期待していたが、扶桑改二実装後のwiki曰く26ノットだったようだ。

なお、私は山城改二実装まで掘りを控える予定である。
もう片方が実装されるのは目に見えているため、
せっかくなら大型建造で同時に狙いたい。


●シアの艦これアーケード話 第4回:完

・2023/09/26追記:私の艦これアーケード記事で
         初の「スキ」を観測。素直に嬉しい。



△次回「5~6月振り返り感想編」へのリンク。

 次回の記事はこちらからどうぞ↓


▽前回「泊地修理編」へのリンク。

 前回の記事はこちらからどうぞ↓