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S30 麻痺撒き展開構築 最高レート19xx 最終レート1864

はじめに

 はじめましての方ははじめまして。sia(シア)という者です。今回はS30に使用していた構築の記事になります。S30はあまり対戦できませんでしたが、今回も構築記事は投稿したいと思います。

構築経緯

 今期は最初からゼクロムを使っていたのですが、竜の舞を積めた際多くのポケモンに勝てるということに気付いたので今期はゼクロムを軸に決めました。
 ゼクロムと相性が良いポケモンを色々と調べる中で前期結果を残されたメーデー様のルギアが初手に置くことが安定していて且つゼクロムとの相性が良いという理由で採用しました。
 次に相棒のラッキーを採用することは決めていましたが、この時点ではまだ型は確定していませんでした。
 このままではルギアが通らない際に不安定と判断して対面選出と起点作りの両方が可能なイバンの実ミミッキュを採用しました。
 5匹目にゼクロムのコピーをされたときの対策が欲しかったため電磁波と相性が良いエルフーンを採用しました。
 この段階で電磁波持ちが2体、宿木の種を覚えたエルフーンを採用していたためラッキーに身代わりを採用すれば多くのポケモンを嵌められるのではと考えてラッキーの型を身代わり持ちにしました。
 最後の枠はナットレイやランドロスが厄介だと感じていたためテッカグヤを最初は採用していたのですが、あまり使いこなせずサンダーGに変更しました(あまり活躍できないまま終わってしまいました)
※すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、メーデー様の構築とポケモンはほとんど同じです。型は少し変更しているポケモンもいますが、私流に改悪されている構築ですね。あまり参考にならないかもしれませんが、おもしろいポケモンが多く採用されていると思います。

コンセプト

1.電磁波で起点を作りゼクロムで積むorエルフーンやラッキーの身代わりで嵌める
2.ルギアとミミッキュ等で対面的な動きで相手を倒す

個体解説

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ゼクロム
・性格:意地っ張り
・特性:テラボルテージ
・持ち物:食べ残し
・努力値:H12 A212 B4 D92 S188

HD:H16n+1且つC252カイオーガのダイアイス15/16耐え
S:S+1で最速130族抜き

・雷撃/スケイルショット/身代わり/竜の舞

 今回の構築の主役です。元々は身代わりの枠をダブルウイング、努力値をASにして使っていましたが、ナットレイが以前より数を増やしていてゼクロムを通すことが難しくなったためこの型を採用しました。裏の電磁波やエルフーンのアンコールと相性も良く相手のDMを枯らせる点も強かったです。
 スケイルショットはドラゴンクロー等と選択です。終盤当たらないor2発で止まることが理由で負けてしまったこともあったのですが、相手の気合の襷や身代わりを貫通できることを評価して採用を続けました。
 竜の舞を1度積めば多くの場面で勝てるため身代わりで麻痺を狙う→竜の舞で運勝ちを狙えることも強かったです。

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ルギア
・性格:臆病
・特性:マルチスケイル
・持ち物:ラムの実
・努力値:H172 B4 C184 D4 S140

H:マルチスケイル込みでA特化ザシアンのワイルドボルトやバドレックスのアストラルビット~49%
C:サンダーの珠ジェットを確定耐えるカバラグが、オボン込みでエアロブラスト+ジェット×2超高乱数で倒せる
S:最速95族抜き

電磁波/自己再生/大地の力/エアロブラスト

 この構築の2匹目の禁止伝説ポケモンです。バドレックス(黒)やザシアンの攻撃をマルチスケイル込みでルギアのHPの半分以下に抑えられるため、電磁波→相手より速く自己再生(マルチスケイル復活)の動きで麻痺待ちできます。対面性能がとても高く相手を無償突破することもありました(その際はマルチスケイルが残っているため相手の2匹目のポケモンにも麻痺を入れられます)。
 またラムの実を持っているためカバルドンやラグラージの突破も狙えます。
 相手視点は瞑想が怖いためかラッキー等の苦手なポケモンが投げられることも少なかったです。

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ラッキー
・性格:図太い
・特性:自然回復
・持ち物:進化の輝石
・努力値:H204 B252 D52

H16n−1

・タマゴ産み/身代わり/甘える/地球投げ

 私の相棒枠です。今回は電磁波と相性が良い身代わりを採用しました。Sラインは伸ばすことも考えましたが、物理耐久をこれ以上下げられない、Dの分をSに回しても恩恵が少ないということからSには振っていません。
 甘えるはタマゴ産みと同じくらい重要な技だと考えています。ザシアン交代に身代わりor甘えるを合わせた際、このラッキーでザシアンに勝てることも多かったです。
※実際このラッキーでザシアン+物理ポケモンの2体という状況でも何度も降参を貰いました。
今期もしっかりと活躍してくれました。

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ミミッキュ
・性格:陽気
・特性:化けの皮
・持ち物:イバンの実
・努力値:H4 A252 S252
・電磁波/堪える/呪い/ゴーストダイブ

 初手の起点作り役であり相手のポケモンを1匹倒す対面選出用のポケモンでもあります。選出して仕事をしなかったことがないのでかなり信用していました。回復技があるポケモンにも呪いを入れてからゼクロムに繋ぎ、身代わりを置くだけで竜の舞の隙が自然と作れるので強かったです。

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エルフーン
・性格:臆病
・特性:悪戯心
・持ち物:大きな根っこ
・努力値:H12 B252 C76 D20 S148

HD:H4n+1且つ身代わりがC無振りサンダーのボルトチェンジ耐え
S:最速102族抜き

・宿木の種/身代わり/アンコール/ムーンフォース

 予想していた以上に活躍したポケモンです。ザシアンの巨獣斬やムゲンダイナの火炎放射などをアンコールしてからゼクロムの竜の舞に繋ぐことも出来ます。またアンコールはDMに弱い反面、悪戯心身代わりでDMを枯らすことが出来るためその点も強かったです。
 宿り木の種と身代わりの相性がいいことはもちろんですが、大きな根っこというアイテムも強かったです。もともと食べ残しをゼクロムに採用していたため代わりに持たせていたのですが、禁止伝説ポケモンはHPが高いことから身代わり連打の選択がかなり安定しました。

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サンダーG
・性格:陽気
・特性:負けん気
・持ち物:命の玉
・努力値:A252 D4 S252
・ブレイブバード/インファイト/ブレイズキック/地獄突き

 環境に多くない方のサンダーです。ランドロスとナットレイに強いと考えて採用しました。しかし、ランドロスの威嚇に強いだけでランドロスには勝てなかったので、おそらく他のポケモンの方が強いです。相手のサンダーに弱いですが、ゼクロムの起点にすれば解決するためその点は気になりませんでした。

振り返り

 普段よりも対面的な動きが出来る構築を採用していました。この構築は電磁波の麻痺の試行回数が稼ぎやすいため、本来勝てないような構築にも想像以上に勝つことが出来ました。麻痺の強みをしっかりと押し付けられることが出来たので今後もこのような構築を使ってみたいです。

最後に

 今期は時間があまり取れなかったなかで対戦をしていましたが、3桁に残れたので以前よりも成長していると感じました。対面的な選出をする機会もあったため対戦時間が短かったことも多少関係があると思います。
 S31では対戦数をさらに稼げるように時間を作ることを頑張ります。
質問などがあれば、Twitterの@sia45995105までお願いします。


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