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お待たせしました。井上まさじさんマガジン😊始めます!

 今年2022年5月に、札幌のギャラリーミヤシタがクローズして、4か月が経ちました。1984年からオープンということなので、札幌で独自の現代アートの展覧会を開催し、今年で、38年目でした。

 ギャラリーミヤシタは、地元北海道で真摯にアートと向き合い制作してきた作家さん達の大切な場でした。(もちろん道外の作家さんの展覧会も沢山ありました!!)私も毎年個展をして今年で17回目でした。

2020年にオーナーの宮下さんの病気がみつかり、闘病生活に入られて、私と他スタッフ2名でギャラリーをお手伝いすることになり、ミヤシタさんと一緒に画廊を支えていた作家で夫の井上さんとご一緒に「さあ、がんばろう!」という矢先、その年の11月にあっという間に宮下さんは、逝ってしまわれました。そんな経緯で、今年のギャラリーのクローズまで、ギャラリーミヤシタに携わってきました。

ギャラリーミヤシタがクローズして、「井上さんはお元気なのか?」と気になる方も多いのではないでしょうか!?なぜなら、井上さんの作品は、北海道立近代美術館や名古屋市美術館で展示されている他、全国各地のギャラリーや海外でも展示されていたりする知る人ぞ知る!?人気作家さん(ご本人はそうは思われていないです、、、。)ですが、ギャラリーミヤシタでしか滅多にお会いできない、謎の生態(???井上さん、ごめんなさい!)でしたので。。。。。(この説明は、いいのな????)

自分も作家として、井上さんと関わるようなって、考え方や制作について、大変勉強になり、これは皆様にもお伝えしなくては!と思ったりして井上さんの承諾も元、コンスタンツに井上まさじさんの近況をお伝えしたいと思っています。

そうおもって早3か月も過ぎました。


井上さんのアトリエに月に一回伺っています。

遡りまして、、、

2022年6月。

5月の展覧会が終わって、ギャラリーの片づけも終わって束の間。。。。井上さんは、淡々と日々の制作を続けられていました。

年間を通じて平行して作業を進められていますが、こちらは、最初の段階。

↓パネルにジェッソを塗り下地作り。

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↓同じく。

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こちらは、ここ何年か前から始められた、ボール紙を切って張る下地作りです。

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「ギャラリーミヤシタが終わって、展示の予定は未定だけど、俺も変わらずやっているから!」と帰り際に、私をさりげなく励ます井上さんでした。

他の作家さんへの言葉でもあったと思います。

優しさは、美しいものに繋がっていると私も信じています。

続けて明日は7月です。

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